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burn.モデルの系譜

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2016.12.26 Mon.

大会会場でのみ入手できるプレミアムバレル

前々回のコラムで「burn.トーナメント」の会場でしか買えないバレルについてほんの少しだけ触れましたが、今回はソレについてご紹介していきます。

Soul(s)渋谷のハウストーナメントに端を発したburn.は、2005年に「burn. JAPAN TOUR」として、全国の猛者が覇を競う大規模なトーナメントになりました。
そして、その大会会場で100セット限定の記念バレルが販売されたのです。(晩年は会場以外でも買えましたけどw)

当初はDMCのデザイナーである野村佳史氏とTripleightのデザイナーであるKTM.氏が、それぞれに野村モデル・KTM.モデルを別個に制作していましたが、2009年以降は以前のコラムに書いたように二人で一つのバレルを「UNITE」として制作するようになったのです。

で、本題に入る前にちょっと寄り道。
写真は2004年のburn.Invitational「DoubleImpact」で販売されたTripleightの虎徹です。
そもそも虎徹とは戦国時代に造られた名刀の銘なワケで、洒落心で刀掛けの模型と一緒にバレルを販売したとのコト。
まとまった数の刀掛け模型を入手するため、何十回とガチャを回し続けたという裏話があったそうです。(笑)

2005・2007・2008年モデル

因みに2006年は大会自体が無かったためバレルもありません。
メーカー銘は両社の共同制作ということで「dmc/888」となってます。

上から
2005 野村モデル
2005 KTM.モデル
2007 KTM.モデル
2007 野村モデル
2008 KTM.モデル
2008 野村モデル

写真を見てお気づきの方も多いかと思いますが、各年の野村モデルは、後にDMCのレギュラーモデルの原型となっています。

2008年モデルは両方ともAcute仕様ですね。
これ以降のburn.モデルはUNITE14まで、すべてAcuteとなります。

2009~2014年モデル

ここからはUNITEシリーズの時期となりますので、各年1モデルです。

上から
UNITE09
UNITE10
UNITE11
UNITE12
UNITE13
UNITE14
です。

UNITEシリーズは会場限定バレルがゴールドモデルで、その後に一般販売したバレルはシルバーモデルです。

また、burn.が前年に終了した2014年はメーカー銘がDMC単独になり、DMC Classic会場での販売でした。ですからUNITE14のゴールドモデルは厳密に言うとburn.モデルでは無いんですね。

ソフトダーツの第一次隆盛期の中で輝きを放った超新星。自分の中でburn.モデルは、そんな位置付けです。
 
「限定モデル」の5文字の誘惑に弱い私としては、またburn.を復活させて、会場限定モデルを出して頂きたいと切に願う次第です。(笑)

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