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新しい立体成型フライト「TEROシステム」

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2018.10.20 Sat.

よくAmazon見てるとCUESOULという会社のダーツ用品が売られていることを見たことがある方も多いと思います。
たぶん中国の会社らしいのですが、この会社からLフライトやFitフライトのような立体成型フライトが発売されていましたので、試してみました。

専用のシャフトが必要なので、使う時はセットで揃えることになります。

シャフトはL・M・Sの3サイズが用意されています。
今回はMとSを購入しました。
文中ではMサイズについて調べていきます。

一見するとFitフライト・シャフトに類似してますが、一番の特徴はシャフトに装着されているスプリングです。

最後にアップしているムービーを見て頂ければ一目瞭然ですが、フライトが前後に動くんですね。
従来のフライトシステムには無かった新機能です。

同時に、スプリングが緩やかにフライトを圧迫しているので、何かとガタつきがちなスピンタイプのフライトにも拘わらず、割とカチッとしたホールド感があります。

では、基本スペックを見ましょう。
独特なシステムなので、フライトとシャフトを別々に調べても意味が無いですから、セットで測定します。

比較対象として、手元にあったFitスタンダード&Fitシャフト4番も測定します。

まずはTEROシステムの長さ。
71.55mm。

次にFitの長さ。
71.49mm。

まあ、ちょうど同じくらいのシャフトを選んでいるので、
これは当たり前です。(笑)

問題は重さです。
TEROシステムの重さ。
1.72g。

Fitの重さ。
1.85g。

わずかにTEROシステムの方が軽い。

気になるのはフライトの耐久性。

フライトを万力で固定し、70g程の重りをフライトにぶら下げた時のたわみ具合を比較しました。

TEROシステムは僅かに下がる程度ですね。

Fitも同じような感じですが、手で触った感触ではfitの方が硬く感じます。

ついでにFit Airだと、どれ位たわむかも撮りました。

もうグニャっとなってますから、AK4は結構硬いことがお分かり頂けるかと思います。

最後にムービー。

後方から力が加わることで、フライトが前方に移動するんですね。で、スプリングの反発で元に戻る。
スピン具合はFitほどクルクル廻るのではなく、どちらかというとSilentに近い感触。

双方が相まって、グルーピングに一定の効果はありそうですね。次投バレルが接触した際など、衝撃が吸収されてフライト破損が低減される効果も期待できそう。

現在販売されているフライトはスタンダードのみで、白黒赤黄4色の無地とパターンデザインの8種類というラインアップです。
これは、もっとバリエーションが欲しいですな。

お値段はフライトが1セット1020~1050円、シャフトが1030~1050円。
ちょっとお高めですが、気になる方はお試しあれ。

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