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プロフェッショナルとは?

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いつかスガシカオさんの曲に合わせて、生涯ダーツについて語る日が来るのではないかとイメトレをしてみたんですが、この質問、かなり難しいですね(笑)

私自身、器用貧乏なんでプロモーションに関わることはBフラ程度に大体できるのですが、プロだとギリで言えるのは、10年間ほど第一線でやっていたデザインくらいで。それも今は引退していますけど、現役の頃は賞なんかも頂きました。

そこで、ダーツのプロと、デザインのプロの共通点を探してみたんですよね。で、一番に出てきたのは…

アマは、応用に飛びつく。
プロは、基本に忠実。

これですね(笑)受け身も出来ないのに、大技をしようとして怪我するパターンです。ダーツもしっかりシングルを狙えない人が、なぜトリプルを狙うのか。デザインもそう。シンプルでいいのに、いろいろなフォントや色を使いたがる。

その中でもロゴのデザインなんてのは、特に誤魔化せないですからね。企業ロゴならそれだけでどんな経営をしているかも何となく判断してしまいます。

ちなみに最近、少しだけマイナーチェンジしたターゲット社のロゴ。これ単純にファイヤー系のデザインではなく、ダーツのポイント部分(ティップ部分)だって気がついてました?(゚ω゚)

そして白銀比でしょうね。用紙サイズのA判の比率で、日本では黄金比よりも、この白銀比や正方形の方が、人気があると言われています。で、下のTARGETの文字を含めると正方形になりますよね。

前まではそのTARGETの文字詰め部分が雑だったんですが、今回そこも綺麗になり、世界を代表するバレルメーカーに相応しいロゴになったと思います。

そして黄金比。世の中にはこの黄金比を取り入れたデザインが沢山あります。実際に私たちの脳みそは、黄金比を利用している物体やイメージを好むとされており、それはほとんど無意識の反応らしいです。

例えば写真なんかも、この黄金比を気にして撮ると、構図がバッチリ決まります。なので『趣味:カメラ』と言っている方はちょっと気にして撮影してみると、少しだけいつもより「いいね」が増えるかもですね。(^^)

結局のところ、この黄金比やら白銀比やらを気にすることなく、自然と出来ている人。もちろんそれ以外にも沢山の経験で引き出しを多く持っている人。これがデザイナーのプロなのではないかと思います。ダーツで言うなら、私みたいに4スタンスの勉強をしなくても、自然と経験の中でそのタイプの身体の使い方が出来ている人達なのかなと。

つまり、プロフェッショナルとは「求められている事に対し、常に80点以上を取れる人」なのかもしれません。

1回勝負なら偶然アマチュアが凄い事をする可能性もありますが、常に80点取れる人は、やはり基礎が出来ているプロだと思います。

逆に、常に100点を求められている感じがして、重圧に負けそうになっているトッププロもいますよね。きっと真面目なんでしょうけど、ロボットじゃないんだから、そこまで頑張らなくてもいいのではないでしょうか。たまーに100点とれば万々歳。

そんな苦しい時は、もっと肩の力を抜いて、初心を思い出し、楽しむ事も大切ですよ。(^^)

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