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知的障がい者は、ダーツが出来るのか?

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陸上・水泳・卓球。

パラリンピックの競技の中で、知的障がい者が出場できる競技はこの3種目のみです。この競技の共通点を考えると、やはり個人種目のほうが選ばれやすいような気もしますよね。

では、果たして知的障がい者は、ダーツが出来るのか?そして知的障がい者のできる新たな種目としてふさわしいのか。

普通に考えれば「危険そう…」と感じるのが大半の意見です。子供にダーツを普及する時ですらそのような意見は多いので、知的障がい者ともなると尚更でしょう。なので、この考察は昨年から慎重に続けており、日本体育大学の皆様の協力のもと、いろいろと策を練っている次第です。

そして12日(日)に日本体育大学で行われた「障がいのある人とない人も共に楽しめるスポーツ・レクリエーション交流会」にもお邪魔してきました。このイベントは平成27年度から開催しているみたいですが、前回に引き続き、今回もソフトダーツを5種目の中の1つとして取り入れてくれまして。運営は日本体育大学が行ってくれるので、まちだーつはマシンの貸出と簡単なお手伝程度。

なので、じっくりと知的障がい者がダーツをするところを見学できたのですが、結論から言うと、障害の種類や重さにもよりますが、余裕で投げられますね。なかでも自閉症の人はフォレストガンプのように普通の人を超えられるのではないかとも感じるレベルで。

もちろん的まで届かない人も方もいましたが、それは健常者でもよくある事。パニックになって誰かに向かって投げてしまうような最悪の状況は2回の開催を通しても全くなかったです。悔しくて泣いている子はいましたけどね。(^^)

日本という国はオリンピック至上主義

日本はオリンピック種目に選ばれてやっとスポーツと認められる部分があったりしますよね。他の国では違っても、日本で活動する以上、ダーツを生涯スポーツとして広める為には、オリンピックを通過点として目指し続けるべきだと私は考えています。

ちなみに2012年のロンドンオリンピックの時にダーツが新種目になりかけたのになぜ立ち消えたのか。先日、NEW DARTS LIFEの編集長から裏話までじっくり聞かせてもらいました。簡単に言えば、酒とギャンブル。もちろんロンドンは興行としてのダーツが浸透しているので、日本のプロ野球のように、今更オリンピックを目指さなくても良いのかもしれません。

ただ、我々は日本人ですからね。それで諦めてしまうのか? 2020年の東京オリンピックでは誰か必死に動いたのか?残念ながらそんな話しは一切耳に入ってきませんでした。そのへんの窓口がJSFDなのかJDAなのかは存じ上げませんが、そこに頼りっきりになるのではなく、その窓口に関係者から問い合わせが行くくらい、まちだーつとして全力で動いてみたかったですね。

ちなみにパラリンピック側なら何かしらのアクションが起こせるかも?ということで、日本知的障害者スポーツ連盟の理事をしている知人経由で、1 月に行われた選考会でプッシュはしてもらったんですよ。まああえなく玉砕でしたけどね(笑) ただその試みによっていろいろな意見も聞けたので、今後の糧にしていければと思います。

とまあ、今回は重いタイトルでしたが、いつでも、どこでも、誰でも投げれるダーツを目指して、まちだーつはこれからもさまざまな活動をしていきますので、今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

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