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ユースの現状(スティールの場合)

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2016.05.17 Tue.

SMAG.が始まって一週間が経ちました。

こんにちは。

SMAG.が始まって一週間が経って、さまざまな方に見ていただいているんだなと実感しております。

まずは、見ていただいている皆様はどなたかのシェアを経由されている方が多いと思います。
シェアしていただいた方はもちろん、何らかの興味を持って見ていただいている皆様にはありがたい気持ちでいっぱいです。

これから、できるだけ多くのスティールの世界をお伝えできればと思っています。

そして、ぜひ上部のSMAG.バナーを押していただき、いろんな方の記事をご覧になっていただければと思います。

特にPDC OFFICIALのほうでは、PDC.TVの訳文だけでなく、PDCプレイヤー紹介などまだまだ有用な記事が過去記事としてたくさん埋もれています。
ご覧になっていない方も多いようなので、ぜひともご覧になっていただき、PDCの魅力へ入る一歩目を感じてください。

スティールには2つのユース大会がある

今日はスティールのユース大会のことをお話ししようと思います。

現在、スティールでは2つのユース大会が行われています。
一つは7月にJSFDで行われているJAPAN OPEN
もう一つは2月にTDOで行われているTokyo Darts Openです。
時期的にもちょうど裏側にあり、非常にいい形で回っています。
そして、前者はラウンドロビンからの5レグ以上の決勝トーナメント、後者はすべて3レグのシングルイリミネーション形式ということもあり、きちんと形式が分かれているので面白いです。

JAPAN OPENのユースは2010年11月に第1回が行われ、Tokyo Darts Openは2011年2月に第1回が行われています。
この2大会を年度内に連覇したのは現在2名のみ。宇佐美諒選手(2012年度)と熊代舞楽選手(2014年度)です。

最近のTokyo Darts Open 2015において、ユースシングルスの登録選手は24名でした。
そのうち18名がクラブ所属の選手、そうでない選手は6名でした。なお、当日は1名デフォルトしましたので、23名で争われました。

つまり、現状のスティールのユース選手は20名程度とお考えください。
ソフトではもう少し選手がいると思います。恥ずかしながら今のところ私に情報がないので、いろいろ足を運んで調べようと思います。

昨年、ようやくユースにも世界の扉が開かれた

昨年、先述の熊代舞楽選手が初めて日本のユース選手としてワールドマスターズに出場したのはご存知でしょうか。
彼は2014年のWDF(世界ダーツ連盟)のBOYSランキングのアジア・パシフィック部門で1位になり、ワールドマスターズの権利を得たことで出場を決断しました。

同行した選手は一流選手ばかりで、大内麻由美選手と大城明香利選手がベスト8に進出してTVマッチしたことは記憶にあるでしょう。
JSFDがこのことしか発表しなかったこともあり「プロ選手でない」ユース選手の挑戦はほとんど知らない方が多いようです。

多くの方の多くの葛藤と、多くの方のご協力があって実現したこのことに関して、まずは記憶にとどめていただければと思います。

できるだけ多くの選手にチャレンジしてほしい

そして、2016年からJAPAN OPENを勝利した選手にはワールドマスターズの権利が発生することをJSFDに確認できています。
権利だけなので費用は自費になりますが、日本のトッププレーヤーとともに大きな経験をして帰ってこれることは間違いないです。
そして、ワールドマスターズの前日にはBDOのワールドユースチャンピオンシップ予選も行われます。
(ただし、決勝当日に18歳になっていないことが条件になります)

スティールは計算もあり、スコアラーもやり、世界に出るためにはチョーカーもやらなきゃいけないので大変かもしれません。
それを乗り越えて世界に挑戦するユース選手が出てくることを期待しています。

次回は、ユースをどうやって広げるべきか、考えていきます。
それではまた。

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