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ダーツ×アート Designer&Painter 千瑛-chie-

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2018.11.02 Fri.

何故「ダーツ×アート」なのか

ロゴマークの下に作者クレジットが挿入されているのをご存知だろうか 「Designed by chie」

ダーツ×アート…なかなかピンと来ない方もいるかもしれません。

しかしながら、少し立ち止まってみると私達ダーツプレイヤーは多くの作品に出会っています。

例えばダーツの心臓とも言える「バレル」
これは、プレイヤーやバレルデザイナーの「アート作品」とも言えるでしょう。

もっとわかりやすく言えば「フライト」
デザインフライトはまさにアートと言っても過言ではありません。

もちろん、プレイヤーなら1つは持っているであろう「カード」などのグッズもオリジナリティ溢れる絵柄などで私達に選択肢を与えてくれます。

そんなダーツとアートについてコラムにするのは、私達WCDにとって大きな意味を持ちます。

皆さん、私達WCDのロゴマークを覚えているでしょうか?

ダーツボードと握手をする手
これは「ダーツで人と人が繋がる」をイメージしたひとつの作品です。

まさに私達の目指しているものを象徴してくれています。

オリジナリティを楽しむ

ダーツを楽しむ中で、色々なアイテムを自分の好みにカスタマイズする楽しみ方も有ると思います。

そんな時に一つの選択肢として自分だけのデザインをしたアイテムが欲しくなるのは当たり前欲求なのかも知れません、

今回はご覧になっているWCDのロゴマークなどを手がけて頂いた【デザイナー兼ペインター】の『千瑛-chie-』さんを、テーマに沿ったインタビューを通して、皆さんにご紹介致します。

千瑛-chie- × アートとの出会い

スマホケースなどの作品も魅力的である

物心ついた頃から、欲しい物で売っていない物は大抵自分で制作して来ました。

洋服や浴衣はサイズがなかなか無く、ミシンと手縫いで作り、リメイクなどもたくさんしました。

他にもオリジナルデザインでのアパレル商品やスマホケースやアクセサリーなどの小物もたくさん作って来ました。

私の根本的思想には「ない物は創ればいい」という言葉があります。

ある日、新居のお手洗いにポスターを貼りたくて、雑貨屋さんを何軒か回りました。

でも気に入った物がありませんでした。

そこで「自分で描けばいい!」と思い、
ノートに落書きしたことから、ペインターとしての人生が始まりました。

これまで様々な媒体のアートと関わって来たと思います。

学生時代は、舞台の演者、照明、音響から始まり、
バンド活動でのボーカルやドラム、作詞活動。

そこから派生し、詩や絵本や短編小説の執筆活動。

写真とも関わり、撮る側から始め、モデル活動をした経験もあります。

こうした学生時代の様々なアートと関わった経験が、今現在に繋がっています。

千瑛-chie- × 作品の作り方

共感覚を駆使し、自身の色彩感覚を頼りに描いていく

私にとって作品を制作する行為は、本能のひとつだと感じます。

「人間の三大欲求」という言葉をよく聞きますが、私の場合は「四大欲求」です。

自然と絵を描きたくなったり、デザインや執筆などをしたくなります。

画材は作品によって変えます。

出したい色合いや、タッチ、作風によって使い分けます。

シンプルな鉛筆画だとしても、最低濃さの違う鉛筆5本と、硬さの違う消しゴム3つは使い分けます。

描きたい物はご依頼での指定が無い場合は、自由に描いています。

作品を制作する中で、よくインスピレーションを受けるものは、音です。

私は共感覚という知覚を持っているので、音が色になって感じます。

また、視覚情報は味覚に、文字には色を、人の感情には色と形などを感じます。

例えば、池袋の風は緑色で雨音は螺旋状の紫色に、私の脳ではそう捉えます。

土地が変われば風の色なども変わります。

自分自身の色彩感覚を大事にしながら毎回の制作を行っています。

また出来上がった作品の説明を最低限に留めておくことを徹底しています。

私は作品に魂を込めて、文字通り命懸けで描きます。

ですが、私がその作品にどんな感情やメッセージ性を込めたかを言葉で説明してしまうのは、見る側の楽しみを潰してしまう事になると思っています。

例え私が悲しみを込めて描いたとしても、見る人が違えばそれは喜びの絵になるかもしれません。

その反応こそが私の楽しみでもあり、アートというものの醍醐味だと思っています。

ですので、なるべく作品を説明する際は、使用画材や色使いの説明だけにしています。

千瑛-chie- × ダーツとアート

ダーツとアートはジャンルは違いますが、通ずるものはあります。

「集中」「夢中」「無心」
です。

これは私がダーツを投げている際と制作している際の共通点です。

ダーツは力んでしまうと思うように飛んでくれません。頭でフォームやグリップなどを考えながら投げると余計に入らなくなります。

私の場合、アートも同じです。
色使いや、構図、ディテールなどを考えすぎると全く描けなくなります。

自分がどういうダーツの飛ばし方をしたいかをイメージするように、アートも完成をイメージします。

あくまで「イメージ」ですので、それが正解かは分かりませんし、途中で軌道修正などがあります。

ダーツもアートもまずはイメージを作るという点は共通していると思います。

千瑛-chie- × 今後の活動

オリジナルのポストカードなども既に一般販売されている

現在デザイナーとしてはダーツ関連のデザイン(個人様、企業様どちらも)や、

ダーツ以外にも企業様からご依頼頂いた商品のデザインをしています。

ペインターとしては今年オリジナル絵画がポストカードとして販売開始されました。

今後は現状維持に留まらず、様々なジャンルで活動出来たらと思っています。

具体的に販売予定の物で言うと、LINEスタンプや、紙媒体の作品が中心です。

挑戦したいのは、絵本です。

幼少期から現在も絵本が大好きなので。
執筆と挿絵、全て自分で制作出来たらと考えています。

アナログとデジタルの両方を使えるというのは私の武器になると思っています。

ですが、作品に対して
「納得」はしても
「満足」する事はありません。

「満足」してしまったら私は制作をする必要がなくなってしまうと思います。

ですので、今後も勉強しながら力を伸ばして、「納得」出来る作品を制作したいと思っています。

デザイナーとしてもペインターとしても、お客様から信頼され、お仕事を任されるように精進致します。

皆様、今後も宜しくお願い致します。

デザイン=作品

私達が彼女を紹介する際は

「ダーツを楽しむ仲間でもあり、ユニホームなどのデザインを大まかなイメージで伝えても頼んだ人が笑顔になる様なデザインを紡ぎ出してくれる人」
と伝えています。

実際にプロツアー参戦者のユニフォームやダーツ関連のグッズの中にもデザインを使用したものがあるなど、実はもう既に作品を目にしていた…という方も、もしかしたらいるかもしれませんね。

デザインのご依頼に関して

これまでにもユニフォームデザイン、ロゴマーク、選手のスタイルなど様々な作品を手がけている

プロツアーもPERFECTの最終戦が近づいたり
JAPANも新たなシーズンがスタートしているなど盛り上がりを見せています!

アマチュア、プロ関係なく
ダーツプレイヤーの看板でもあるユニフォームにあなたのメッセージを込めたオリジナルの「作品」を背負ってみませんか?

『千瑛-chie-』さんは東京 池袋のダーツスタジアム池袋に併設されているS DARTSでも働かれています。

デザインの依頼や質問はFacebookの「千瑛-chie-オリジナルグッズ屋さん」でのメッセージを利用して頂きますようお願い致します。

「千瑛-chie-オリジナルグッズ屋さん」
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WCD公式Twitter
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