６月１日 ガーウィン・プライスはウェールズ代表に誇り
ラグビーでも強豪国のウェールズ
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ガーウィン・プライスが今週末のBetwayワールドカップオブダーツでウェールズ代表としてデビューし、ダーツでの最高レベルのトーナメントに存在感を継続させる。
プライスはプロとしてここ２年来素晴らしい急展開を見せ、PDC賞金ランキングに基づく代表選出でジャーミー・ルイスをかわした。彼は左利きのマーク・ウェブスターと共にフランクフルトで開催される３２各国のイベントに参加する。
プライスは最近のプレーヤーズチャンピオンシップでも２勝し世界ランキングは２５位に上昇、現在までのところ今年の一番のパーフォーマンスプレーヤーの一人であり、ダーツで同国代表となる目標を達成させた。
「ここ１２ヶ月間、これが僕の主要な目標だったと思う。」とプライスはPDC.TVに語った。「明らかに僕はどのテレビ放映のイベントにも出たかった。去年はジャーミーとマークに追いつこうと懸命だったが、有り難いことにジャーミーを追い越すことができ、目標は達成できた。」
「正直、僕の調子は最近良かったり悪かったりだ。プレーヤーズチャンピオンシップには２勝できたけど、２，３のステージイベントではそんなに良くなかった。」
「できればフロアでの調子の良さを続けてより磨きをかけたいけど、フロアの調子をステージで持ち続けることも難しい。」
Betwayワールドカップオブダーツではプライスは初めてプロとしてペアのイベントに参加するが、このマーカムのプレーヤーは既に連続５回のワールドカップの経験のあるウェブスターの経験を生かしたいと思っている。
「すごく違うものだ」とこの３１歳は語る。「個人プレーならば怒りをぶつけるのは自分自身だけだ。しかし今度は自分のためだけでなく、マークとウェールズ全体のためにプレーすることになる。更なるプレッシャーが掛かってくる。」
「どういう展開になるのか、どんな感触なのか全く判らない。でも僕は上手くできると信じている。選出のトップだったマークと話した。彼は一番難しいところは初戦を征することだといった。それはペアの戦いだ。」
「トーナメントになってしまえば、シングルスマッチとなるが、初戦はタフなものだ。」
「僕達はフィンランドと戦うので自分なら４本投げるくらいのスロープレーヤーとの戦いと覚えておいた方がいい。そのリズムに慣れることがちょっと難しい。一回戦は勝ち抜けると思うので、必要があれば改善はその後だ。」
「マークは経験豊富で同国一だしウェールズのキャプテンで、僕は彼とならうまくできると思っている。」
「僕はウェールズ代表のシャツを着て直ぐに飛び出して行きたい。何が起こるか。彼はいいダーツをしてくれると思うしいいアドバイスをくれている。」
「彼はウェールズ北部の遠くに住んでいるのでまだ一緒に練習はしていない。ドイツに着いたらそれから一緒に練習するつもりだ。」
ウェールズの初めてとなる優勝はスポンサーのBetwayでの賭け率によると２５/１となっているが、プライスはアイススポーツハレでこの賭け率をびっくりさせてやろうと思っている。
僕達もフィル・テーラーやマイケル・バンガーウェンやギャリー・アンダーソンのように毎週毎週試合をしており、彼等を負かすこともできる。その上ペアのトーナメントは違ったものだ。」と彼は付け加えた。
「マークと僕はいいプレーをしてきているので組合せがいいかどうか見ていたら、準決勝までは行けそうな感触だし、イングランドと対戦することとなると思う。でもそれまでもタフな対戦が続くだろう。
「もし挑戦することができるようなら、準決勝ではイングランドにプレッシャーを掛けてどうなるかを見てみたい。」
プライスはこれまで全ウェールズのラグビー代表、ラグビーリーグ代表の経験があり、今週末は３つめのウェールズ代表として出場となった。
「僕はウェールズ代表として１７歳から１７歳以下の育成チーム、１８歳以下、１９歳以下、２１歳以下でそれぞれプレーしたことがあった。」と明かした。
「僕が唯一出来ていなかったのはフルでの国際大会でなかったことで、それが心残りだ。でも若い時グランドスラムで幾度か優勝し、それにはとても名誉を感じていた。」
「僕の若い時の主要目標は、６カ国対抗戦に出てミレニアムスタジアムでイングランドとラグビー対戦することだった。今はダーツでちょっと異なり、下種な表現だけど、ワールドカップに出場するなんて夢のようだ。
「ラグビーリーグでウェールズ代表だった時はアマチュアでしかなかったので、今はダーツでそれができるのは素晴らしい。」
Betwayワールドカップオブダーツは６月２日～５日の日程でフランクフルトのアイススポーツハレにて開催される。
