７月７日東京ダーツマスターズ最終日
日本代表、PDCトッププレーヤー、両方とも感動を有難う！！
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世界チャンピオンのギャリー･アンダーソンが木曜のZipang Casino東京ダーツマスターズ決勝でマイケル・バンガーウェンを８－６で下して優勝、ワールドシリーズでドバイ、オークランドに続く勝利を重ねた。
この勝利は今年４度目のワールドシリーズでアンダーソンにとって３つ目のものとなり、他の一つは２週間前に上海でバンガーウェンが勝ったものであり、東京、代々木オリンピックホールでの決勝は、はからずもこの２名の対戦となった。
アンダーソンとバンガーウェンは熱狂的な日本の観客に大接戦を展開し、このスコットランド人が１６１チェックアウトを見せるなど第１１レッグまで両者とも１００を超えるアベレージの熱戦となった。
キーポイントの最初のブレークは第１１レッグで、アンダーソンが２０ダブルを仕留めバンガーウェンをリード、このスコットランド人は自分の先攻レッグもキープし７－５とリードした。
バンガーウェンもワールドシリーズタイトルの２連勝を狙っており、スコアを６－７としてから最終レッグにもつれ込むための２本の１６ダブルトライを痛恨のミス、一方アンダーソンは１０８を（１７ｘ３、１７、２０ｘ２）でチェックアウト、勝利した。
アンダーソンはこの夜の準々決勝をレイモンド・バーナベルトと対戦、もの凄く素晴らしいダーツにより８－３で勝利、ダブルトライはほぼ６０％、アベレージ１０３で終始リードを保った。
その後彼は準決勝で先月のオークランドでの決勝の再現となるエイドリアン・ルイスと対戦し８－５で勝利した。
世界チャンピオンのアンダーソンはオープニングの２レッグを失ったものの、続く６レッグを連取しルイスとの差をぐっと遠ざけた。
ルイスも試合を戻すために反撃したものの、アンダーソンはアベレージ１０４．７１で強すぎるところを見せ付け決着した。
この勝利はアンダーソンにとって来るべきブラックプールでのBetVictorワールドマッチプレーにも、世界を凌駕する好調さの継続を伝えるものだ。
「ここで優勝できたことは大変なことだ。」とこのスコットランド人。「今年は日本人プレーヤーにすごい感心させられた。どんどん良くなってきている。」
「この勝利で自信を持つことができたし、リラックスとブラックプールの準備に自宅へ帰れるのを楽しみにしている。もの凄く素晴らしいトーナメントになると思う。」
バンガーウェンは準々決勝でデーブ・チズナルから厳しいテストを受けたが、ほぼ１０２のアベレージでこの強力な挑戦を退けた。
チズナルは８回のダブルトライで６本を決め６－４とリードしたが、バンガーウェンはここから高得点力を見せつけて４レッグを連取しこのイングランド人を大接戦で突き放した。
バンガーウェンは続いての準決勝で上海ダーツマスターズ決勝の再現となるジェームス・ウェードと対戦、上海の時と同じく８－３で悠々と勝利して決勝へ進出した。
この世界No.１はダブル率が６０％超、２つの１８０得点で第１レッグから順調にリードした。しかし決勝では同様な強いダーツをしたにも関わらず、同じ結果とすることができなかった。
「僕は２度彼の先攻をブレークするチャンスがあったけど、今晩のギャリーは強くていいプレーをされてしまった。」と世界No.１．「ギャリーの最後の１０８チェックアウトはとても特別だった。でも僕もワールドマッチプレーの準備はこれからちゃんとやる。ここまで長いツアーだったからね。」
この夜の他の準々決勝では、ルイスがピーター・ライトに接戦の８－６で勝利した。
この両者は試合中を通じてのブレーク合戦となったが、６－５からルイスが１３２をインブルでチェックアウトするとゲームの流れは彼に傾き出し、彼は「あれが大きなポイントだった。僕がもし２５を打ってたらちっともよくなかった。もし１９トリプルだったらもっと上手く行ってただろうし、その中間を行って上手く行った。」
現チャンピオンのフィル・テーラーも準々決勝で敗退、彼もウェードも東京のステージで素晴らしいダーツを披露した。この左利きは途中一度もリードすることなかったが、最終レッグで勝利のダブルを決めて劇的な８－７での勝利を飾った。両者とも１００超えのアベレージだった。
PDCワールドシリーズオブダーツは来月も継続しオーストラリアでの２トーナメントを連続する。ひとつはLadbrokesシドニーダーツマスターズで８月１８日～２０日にスターカジノで開催、続いてTABtouchパースダーツマスターズが８月２５日～２７日にPCECで開催される。
Zipang Casino日本ダーツマスターズ
７月７日（木）
＜準々決勝結果＞
ギャリー・アンダーソン ８－３ レイモンド・バーナベルト
エイドリアン・ルイス ８－６ ピーター・ライト
マイケル・バンガーウェン ８－６ デーブ・チズナル
ジェームス・ウェード ８－７ フィル・テーラー
＜準決勝結果＞
ギャリー・アンダーソン ８－５ エイドリアン・ルイス
マイケル・バンガーウェン ８－３ ジェームス・ウェード
＜決勝結果＞
ギャリー・アンダーソン ８－６ マイケル・バンガーウェン
