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7月21日ワールドマッチプレー第5日、二回戦(2/2)

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2016.07.21 Thu.

解説者いわく「スティーブ・ビートンはNot Beaten!」

http://www.pdc.tv/news/articl…

BetVictorワールドマッチプレー
7月20日(水)
<二回戦結果>
マービン・キング        11-8 ブレンダン・ドラン
マイケル・スミス        7-11 スティーブ・ビートン
フィル・テーラー        11-5 メンサー・スルホビック
ギャリー・アンダーソン      11-5 テリー・ジェンキンス

7月21日(木)
<準々決勝組合せ>
ピーター・ライト    vs エイドリアン・ルイス
マイケル・バンガーウェン vs デーブ・チズナル

7月22日(金)
<準々決勝組合せ>
マービン・キング      vs フィル・テーラー
ギャリー・アンダーソン vs スティーブ・ビートン

7月23日(土)
準決勝

7月24日(日)
決勝

フォーマット
一回戦:ベストオブ19レッグ
二回戦:ベストオブ25レッグ
準々決勝:ベストオブ31レッグ
準決勝: ベストオブ33レッグ
決勝:  ベストオブ35レッグ

スティーブ・ビートンとマービン・キングがBetVictorワールドマッチプレーでの復活を続けている。彼等はブラックプールで水曜夕刻に開催された二回戦で勝利し、フィル・テーラー、ギャリー・アンダーソンと共に準々決勝へ進出した。

世界ランキング26位のビートンは5年以上ぶりのメジャー大会での準々決勝進出を果たした。2010年のグランドスラムオブダーツで準決勝へ進出して依頼だ。彼は第7シードのマイケル・スミスを素晴らしいダーツで11-7で下した。

ビートンがオープニングの2レッグを連取してから、スミスは素晴らしい156をチェックアウトしたが、その相手も160をチェックアウトし軽快に3-1とリードした。

スミスもここから2レッグを連取しイーブンとし、129をチェックアウトしてリードをもぎ取るが、再びこの52歳の襲撃が始まり5レッグを連取、8-4とリードした。

スミスも反撃を見せて8-7としたが、ビートンは180得点からこの若手のイーブンとするチャンスをもぎ取り、2レッグを連取してベスト8進出を決めた。

「素晴らしい勝利だった」とビートン。「長い間テレビ中継の準々決勝など出たことがないけど、他のツアーイベントでは安定していた。ダーツが大好きでこのゲームを本当にエンジョイしている。」

「このペースがリズムを大切にする自分にあっている。僕は流れに従うが、まさにイェルとの一回戦に良く似ていた。僕を有利に置き、最後にそれがものをいう流れだ。マイケルも8-4から大反撃を見せたし、いいゲームだった。」

「僕は戦えるうちはプレーを続ける。今は戦える。プレーを続けられる限り長くできるかどうかは余り悩まない。」

ビートンは金曜の準々決勝で世界チャンピオンのギャリー・アンダーソンと対戦する。このスコットランド人もテリー・ジェンキンスに11-5で勝利しベスト8へ進出したが、彼のブラックプールでのベスト8は8年間のうちにたった2回だ。

ジェンキンスはオープニングレッグを取り、アンダーソンが11ダーツでイーブンとしさらに3-1とリードした。この2度の決勝進出者は反撃し5-4と詰め寄ったがこのスコットランド人は5レッグを爆発させて負けることのないリードを確保し、最後は11ダーツで勝利した。

「テリーは一流の身のこなしと明晰な頭脳を持ち合わせている。」とアンダーソン。「彼は何年も僕にとって尊敬の対象だ。だから彼に勝てて嬉しい。」

「スコアリングはまだ余り良くなく180得点が余りできていないけど、上がりがいい。これには満足している。」

「スティーブ・ビートンはつかまえどころがなく、こんなステージでの戦法を良く知り尽くしている。彼はすばらしい奴でこういう所で奮起するし、いいゲームで厳しいゲームになると思う。」

一方、キングは2015年のUKオープン以来、ほぼ18ヶ月ぶりのメジャー大会準々決勝進出を果たした。彼は一回戦でジェームス・ウェードを倒したように強力なパフォーマンスでブレンダン・ドランを11-8で倒した。

復活したドランは一回戦でレイモンド・バーナベルトを倒していたが、序盤にキングが16ダブルフィニッシュ、110チェックアウトで2-0とリードするとドランも反撃4-2とリードを奪い返す。さらにスコアは5-4とドランのリードとなったが、ここからノーフォークのエースは3レッグを連取し、2レッグリードにひっくり返した。

ドランは8-8オールのイーブンに戻したもののキングが16ダブルを決め、さらに北アイルランドのエースが2レッグ続けてダブルミスするとキングはそのチャンスをものにして勝利した。

「きょうの試合はベストとは言えないけど、この勝利は大きな勝利だ。」とキング。「僕は彼にプレッシャーを与え続けた。彼がチャンスをくれたのでそれをものにした。彼は復活するだろうし本当にタフな相手だ。」

「ここで準々決勝へ進出するのは7年ぶりだ。だからとても嬉しいけど準々決勝にはもっと良くしておかないとね。」

キングはベスト8で15度のワールドマッチプレーチャンピオンのフィル・テーラーと対戦する。このストークの伝説はメンサー・スルホビックを11-5で洗い流していた。

このオーストリア人は序盤3-0ダウンからその差を1レッグに戻したが、テーラーはここから4レッグで爆発し7-2リードとする。テーラー116チェックアウトに応えるように、このオーストリア人も103、104チェックアウトで取り戻したものの、この55歳はアベレージ101で勝利を決めてしまった。

「夢見心地だ。」とテーラー。「彼はいいプレーヤーで自信が増せば倒すのに相当難しい相手になるだろう。彼には未知の才能があり堅いクッキーのようだけど、徐々に脱皮しようとしている。」

「僕はいくつかミスショットがあった一方、彼はいくつか凄いフィニッシュがあり、常に僕にプレッシャーを掛けてきた。」

「マービン・キングとの対戦には調子を上げておく必要があり、僕のフィニッシュを良くしなければならない。まだいい感じでは投げれていないし、いい感触もないけど、マービンの季節のようだから金曜日はちゃんとプレーしないとね。」

準々決勝は木曜夕刻から開始され組合せトップの2ゲームが行われる。同日は現チャンピオンのマイケル・バンガーウェンがデーブ・チズナルと、2013年の準優勝者、エイドリアン・ルイスが第5シードのピーター・ライトと対戦する。

バンガーウェンが日曜にタイトルを防衛する賭け率はスポンサーのBetVictorでは5/6となっており、アンダーソンのそれは3/1に小さくなり、テーラーは4/1で16度目のワールドマッチプレーのタイトルを追いかけている。

ルイスとライトは14/1のまま、デーブ・チズナルの初めてのメジャータイトル獲得の率は25/1、ビートンとキングは66/1でダークホースだ。

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