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9月11日 独走がとまらないMVG、永吉も頑張れー!

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2016.09.12 Mon.

ヨーロピアンダーツトロフィー最終日

旧ルール工業地帯の炭鉱都市、緑多い住宅都市に変貌

http://www.pdc.tv/news/articl…

HappyBetヨーロピアンダーツトロフィー
9月11日(日)
<三回戦結果>
ジェームス・ウェード       6-3  アンディ・ジェンキンス
マイケル・スミス         6-4  ロバート・ソーントン
イアン・ホワイト         3-6  メンサー・スルホビック
ピーター・ライト          6-5  ジョー・カレン
キム・ハイブレクト        6-5  テリー・ジェンキンス
デーブ・チズナル         3-6  ガーウィン・プライス
ベニト・バン・デ・パス      5-6  イェル・クラーセン
マイケル・バンガーウェン    6-3  サイモン・ウィットロック

<準々決勝結果>
ジェームス・ウェード     6-5  マイケル・スミス
メンサー・スルホビック   6-1  ピーター・ライト
キム・ハイブレクト      6-4  ガーウィン・プライス
イェル・クラーセン      2-6  マイケル・バンガーウェン

<準決勝結果>
ジェームス・ウェード    3-6  メンサー・スルホビック
キム・ハイブレクト     5-6  マイケル・バンガーウェン

<決勝結果>
メンサー・スルホビック  5-6  マイケル・バンガーウェン

マイケル・バンガーウェンがドイツ、ミュールハイムのRWEアリーナで開催されたHappyBetヨーロピアンダーツトロフィーのスリリングな決勝でメンサー・スルホビックを6-5で下し、自身13個目のヨーロピアンツアータイトルを獲得した。

スルホビックは先週9月4日にドイツ、リエサで行われたインターナショナルダーツオープンでの優勝に続き2週連続の決勝となり、この世界No.1が最終レッグへ生き延びるためのダーツを成功させるまでは、ほぼバンガーウェンに対し優位に立っていた。

オープニングの2レッグを分け合うと第3レッグで早々とバンガーウェンがブレークし主導権を得たかに見えた。

しかし途端にスルホビックがブレークで取り戻し、彼は84チェックアウトも含めて続く2レッグも連取し4-2とリードした。

27歳のバンガーウェンは神経を集中し13ダーツを連続させて4-4とイーブンに戻したがタイトル獲得にはもう一つブレークが必要だった。

スルホビックはスコアを5-4とし勝利まであと一歩と迫ったが、ここでこのオランダ人は12ダーツのベストショットを繰り出し、さらに最終レッグを11ダーツで決めてアベレージ106.77で優勝をかっさらってしまった。

彼の決勝までの道のりで、準決勝ではベルギーのキム・ハイブレクトに同じく6-5で勝利していた。

この元世界チャンピオンは積極的で5-4とリードしたが、ハイブレクトはプレッシャーの中103をチェックアウトでブレークしイーブンに戻して彼のペースを掴みかけた。

しかし、バンガーウェンは最終レッグも再びブレークし決勝でのスルホビックとの対戦に進んだ。

この日一番注目の試合はイェル・クラーセンに6-2で勝利した準々決勝だったが、彼はアベレージ115.13で6-2であっさり勝利してしまった。

クラーセンは防護する術もなかったがアベレージは107に達しアンラッキーとも言えなかった。彼は3試合連続アベレージを100超えとした。血迷った状況でこの8レッグの試合時間はたった10分17秒だった。

バンガーウェンは二回戦でキーガン・ブラウンを、三回戦でサイモン・ウィットロックを破っていた。

スルホビックには再び素晴らしい週末となり2試合続けてのPDC決勝進出となった。

彼はオープニングゲームでビンセント・カンフュイスをホワイトウォッシュし、イアン・ホワイトに順当に6-3で勝ち準々決勝へ進出した。

準々決勝で彼はピーター・ライトと対戦、彼には過去4試合で一度も勝ったことがなかったが、沈着さと自信を糧に6-1で勝利した。

決勝への道のりでジェームス・ウェードが立ちはだかったが、またもや注意深くダブルを決め(60%)、アベレージも100を越して6-3で勝利、2試合連続の決勝進出となったが、決勝でバンガーウェンの凄さに落とされた。

ハイブレクトにとっても良い週末となった。一週間前にインターナショナルダーツオープンでスルホビックに負けてから、この第4シードは第2日にカイル・アンダーソンと対戦、素晴らしいホワイトウォッシュでスタートした。

彼はそれから過去2度の対戦とも勝利しているテリー・ジェンキンスを接戦の末6-5で下し、さらに今年初めてヨーロピアンツアーの準々決勝進出を果したガーウィン・プライスを破り、準決勝で優勝したバンガーウェンと対戦した。

現チャンピオンのマイケル・スミスは努力の成果が現れず失望の最終日となった。第2日の第一戦でベルギーの若手ディミトリ・バン・デン・バーグを6-0のホワイトウォッシュで下し、三回戦では3度のメジャー大会優勝のロバート・ソーントンにも勝利した。

しかし彼はタイトルを握る手がすべり、ウェードに最終レッグで押し切られてしまった。

ヨーロピアンツアーは最後から2番目の試合が9月16日~18日に連続し、ドイツのジンデルフィンゲンでHappyBetヨーロピアンダーツグランプリが開催される。ハイブレクトがタイトルホルダーでタイトル防衛で出場する。

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