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今月3度目、因縁の対決!MVG対好調ウィットロック

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2016.10.28 Fri.

きょうからヨーロピアンチャンピオンシップ

http://www.pdc.tv/news/articl…

Unibetヨーロピアンチャンピオンシップがベルギー、ハッセルトのエシアスアリーナで金曜から開催され、マイケル・バンガーウェンは2012年のチャンピオンで調子の良いサイモン・ウィットロックと初戦を開始、3連続の優勝を狙っている。

この400,000ポンドのトーナメントは今年10回のPDCヨーロピアンツアーイベントでのランキングトップ32名により3日間を通じて戦われ、ITV4でライブ放映される。

世界No.1のバンガーウェンは昨年の決勝ではギャリー・アンダーソンに対し記憶に残る反撃で4連続レッグを奪取、11-10で優勝した。

この二人は今週末もベルギーでの32名の中に入っており、現チャンピオンはオーストラリアのウィットロックと初戦で対戦する。

ウィットロックは2012年ヨーロピアンチャンピオンシップで優勝経験があり、今年10月初旬にはベストオブ11レッグの試合で6-3でバンガーウェンに勝利していた。バンガーウェンもその後ダブリンで開催されたUnibetワールドグランプリではセットカウント3-1でウィットロックに勝利している。

バンガーウェンは今年10回のヨーロピアンツアーイベントのうち6回に優勝し、今日からのヨーロピアンチャンピオンシップで第1シードとなった。彼は歴代初めてのメジャータイトル3連勝を狙う。

「僕はいつも新しいものにチャレンジしている。こんな大きな大会に3年連続優勝することは新たな僕の新記録となる。」とこの27歳。彼はスポンサーのUnibetの賭け率でトップとなっている。

「これは僕がタイトル防衛した初めてのメジャータイトルだった。以前2,3回防衛のチャンスがあったがそれが達成できた時は感慨深かった。」

「僕はヨーロピアンツアーでも本当にいい仕事ができた。だからこのタイトルも絶対に勝つと決心している。でも簡単じゃないことも承知している。特に一回戦のサイモンなど素晴らしいプレーヤーと戦うのはかなりハードだ。」

「僕達はワールドグランプリでも凄いゲームをした。彼も最近幾つかのタイトルで優勝してるし、このトーナメントは一回戦から僕の持ってる力を100%出し切っていかなければいけない。」

ウィットロックはこの10月に2度のプレーヤーズチャンピオンシップで優勝しており、金曜の一回戦への準備も自信を見せている。「簡単な組合せなどないけどよりによって一回戦からマイケルと当たるとはね。」

「彼は僕と同じことを考えていると思う。僕も最近調子いいのを知ってるからね。」

「僕は2つ優勝して自信満々で臨むつもりでマイケルとの勝負も今月の好調さで圧倒するつもりだ。僕が勝てないという理由もない。」

「もし勝てれば、僕の自信は目一杯上がり、タイトルに向けて偉大な雄叫びを上げるだろう。これは僕の得意なトーナメントで、ここ2~3年このようないい感触を味わったことがない。」

他のプレーヤーで上昇ムードでハッセルトに入ったのはアラン・ノリスで、2週間前にドイツで今年最後のヨーロピアンツアーイベントを優勝し、2つ目のPDCタイトルを獲得すると共に第7シードを確保した。

組合せでは不幸にも伝説のフィル・テーラーとの一回戦となったものの、ボーネス出身の彼は「十分自信がある」という。テーラーは4度のヨーロピアンチャンピオンシップ優勝者で2番人気となっている。

「僕はランキングを上げ、十分なシードも獲得した。でもフィル相手は正直タフな組合せだけど、僕は彼を他のプレーヤーと同等に見ている。」

「僕は彼とは2度程対戦し、一度目はブルで勝ち、二度目は1レッグ差で勝った。だから少し改善すればいいはずだ。彼は全てで彼は伝説だけど、僕にとっては素晴らしいチャンスで何も失うものはない。」

「僕は試合で覚醒し楽しもうと思っている。僕は調子がいいし待ち遠しい。」

一回戦では他にも最高の組合せがあり、世界チャンピオンで3番人気のアンダーソンと、5月にハンブルクでのヨーロピアンツアーイベントで優勝し第4シードを獲得したジェームス・ウェードとの対戦だ。

オーストリアのメンサー・スルホビックは先月彼にとって初めてのランキングタイトルをドイツで優勝したばかりで第2シードに抜擢されオランダのジャーメイン・ワッティメナと対戦する。

ピーター・ライトは、今年3つのヨーロピアンツアーで決勝に進出し第3シードとなった。彼はジャスティン・パイプと対戦する。一方、ベルギーのキム・ハイブレクトはジェームス・ウィルソンと対戦、この5月に2回連続で準優勝を果たしたデーブ・チズナルはオーストラリアのカイル・アンダーソンと対戦する。

今年最後のヨーロピアンツアーイベントの決勝でノリスに接戦の末敗れたオランダのイェル・クラーセンは第8シードとなり好調なスティーブ・ウェストと対戦する。ウェストはヨーロピアンチャンピオンシップに初参戦となる。

金曜午後のオープニングセッションでは最も注目されている新進気鋭の2人、オランダのベニト・バン・デ・パスとドイツのマックス・ホップがぶつかりあう。バン・デ・パスは今年3つのランキングイベントで優勝しており、一方のホップは2015年の世界ユースチャンピオンだ。

ほかの2人の新進気鋭、ジョー・カレンとクリス・ドービーが対戦、また元世界ユースチャンピオンのマイケル・スミスがステファン・バンティングと、2014年のヨーロピアンチャンピオンシップ準優勝者、テリー・ジェンキンスはイアン・ホワイトと対戦する。

2015年のワールドグランプリチャンピオン、ロバート・ソーントンは新進気鋭のスペインのエース、クリスト・レイズと、マービン・キングは南アフリカのデボン・ピーターセンと、北アイルランドのダリル・ガーニーはウェールズのエース、ガーウィン・プライスと、2度のベスト4経験者、ジャーミー・ケイブンはジェームス・リチャードソンと対戦する。

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