＜メジャー＞ルイス窮地脱出なるか？チズナルは無念！
グランドスラム第２日
http://www.pdc.tv/news/articl…
２０１６年SINGHA Beerグランドスラムオブダーツ
１１月１３日（日）
＜ラウンドロビン二回戦結果＞
（C)テッド・エベット ４－５ ジェフ・スミス
（F)メンサー・スルホビック ５－３ ナーザン・アスピナル
（B）ガーウィン・プライス ５－２ スコット・ウェイツ
（G）デーブ・チズナル １－５ ジャーミー・ヒューズ
（B）ロバート・ソーントン ５－４ ディミトリ・バン・デン・バーグ
（G）ジェームス・ウェード ５－３ ジェームス・ウィルソン
（F)レイモンド・バーナベルト ５－２ ダニー・ノッパート
（C）ピーター・ライト ５－０ サイモン・ウィットロック
（D）ダレン・ウェブスター ４－５ ダリル・フィットン
（H）エイドリアン・ルイス ３－５ クリス・ドービー
（E）アラン・ノリス １－５ グレン・デュラン
（A）マックス・ホップ ５－３ マーティン・アダムス
（D）フィル・テーラー ５－１ イアン・ホワイト
（E）ギャリー・アンダーソン ５－０ ナーザン・デリー
（A）マイケル・バンガーウェン ５－１ ブレンダン・ドラン
（H）ベニト・バン・デ・パス ５－１ スコット・ミッチェル
＜ロビン成績表＞ 数字は得失レッグ差、○/×は勝敗
（グループA）
－３ ブレンダン・ドラン○×
＋１ マックス・ホップ×○
＋７ マイケル・バンガーウェン○○
－５ マーティン・アダムス××
（グループB）
＋２ ガーウィン・プライス×○
±０ ディミトリ・バン・デン・バーグ○×
＋３ ロバート・ソーントン○○
－５ スコット・ウェイツ××
（グループC）
－１ サイモン・ウィットロック○×
－５ テッド・エベット××
＋９ ピーター・ライト○○
－３ ジェフ・スミス×○
（グループD）
－２ イアン・ホワイト○×
－３ ダレン・ウェブスター××
＋８ フィル・テーラー○○
－３ ダリル・フィットン×○
（グループE）
－５ アラン・ノリス××
－４ ナーザン・デリー○×
＋６ ギャリー・アンダーソン○○
＋３ グレン・デュラン×○
（グループF）
±０ メンサー・スルホビック×○
－１ ダニー・ノッパート○×
＋７ レイモンド・バーナベルト○○
－６ ナーザン・アスピナル××
（グループG）
－７ デーブ・チズナル××
＋１ ジェームス・ウィルソン○×
＋４ ジェームス・ウェード○○
－２ ジャーミー・ヒューズ×○
（グループH）
＋５ ベニト・バン・デ・パス○○
＋１ クリス・ドービー×○
－６ エイドリアン・ルイス××
±０ スコット・ミッチェル○×
＜フォーマット＞
グループ戦 ベストオブ９レッグ
二回戦 ベストオブ１９レッグ
準々決勝 ベストオブ３１レッグ
準決勝 ベストオブ３１レッグ
決勝 ベストオブ３１レッグ
＜賞金＞
優勝 - £100,000
準優勝 - £50,000
ベスト４ - £25,000
ベスト８ - £15,000
二回戦敗退 - £7,500
グループ戦勝者- £2,500
グループ戦３位 - £5,000
グループ戦４位 - £2,500
賞金総額 - £400,000
９ダーツボーナス
３０，０００ポンド、複数の場合人数割り
フィル・テーラー、ギャリー・アンダーソン、ピーター・ライト、ジェームス・ウェード、ベニト・バン・デ・パスがウォルバーハンプトン、シビックホールで開催されているSINGHA Beerグランドスラムオブダーツの日曜のグループ試合で２勝目をあげ、ノックアウトステージ進出を決めた。
６度のグランドスラムチャンピオン、テーラーは土曜の対ダリル・フィットンで５－１と大勝した流れを受け、ストークのライバル、イアン・ホワイトにも快勝、グループDから進出を確かなものにした。
テーラーは月曜、最後のグループゲームでウェブスターと対戦予定だが、既に水曜の二回戦の準備を始めており余裕の雰囲気だ。
「ロビン抜け出来て本当に嬉しい」とテーラー。「イアンとの試合はスコアが示すより接戦だった。ゆっくり出来ないしみんな貪欲になりロビン抜けに神経質になっていたからガンガンいくしかなかった。」
「水曜は少し長いフォーマットなので期待できる。でもダレン・ウェブスターにもベストショットを続けて行く。」
ホワイトは次に木曜の勝ち組同士の戦いでフィットンと対戦する。このBDOワールドトロフィーチャンピオンはウェブスターに５－４で勝利し二回戦進出の可能性を残した。
ＰＤＣワールドチャンピオンのアンダーソンはナーザン・デリーを５－０とホワイトウォッシュしグループＥからの進出を決めた。彼は一試合目でグレン・デユランに容赦ない勝利を収めていた。
「進出できて素晴らしい。試合が順調に進んでハッピーだ。」とアンダーソン。「いくつかワイヤーでミスしたのはあった。めがねにも新ダーツにも慣れるのがゆっくりだがそれでも勝てた。嬉しいことだ。」
デュランとデリーが月曜の最終戦で対戦する。ＢＤＯナンバーワンのデュランはグループの第２試合でアラン・ノリスを５－１で下していた。
「これまでアランに勝ったことがなかったので、ここで勝ててメッチャ嬉しい。」とデュラン。「彼も今まで一緒に戦った中で最高のスコアだったけど、僕にダブルのチャンスが来たらいけると思っていた。」
「ギャリーとの対戦には楽観的な見方が多かったが実際には僕は負けた。だから今晩はギャリーとやるよりもっと難しい試合だった。」
第５シードのライトはグループＣの２試合目に素晴らしい５－０のホワイトウォッシュでサイモン・ウィットロックを圧倒し二回戦進出を確定した。このスコットランド人は驚異の１０７．３６というアベレージをマークした。
ウィットロックは次にカナダのジェフ・スミスとの決闘となる。このレイクサイドチャンピオンシップの準優勝者は一日目にはライトに敗退したものの、二日目のテッド・エベット戦で最終レッグまでもつれ５－４で勝利した。
元グランドスラム準優勝者、ウェードは再びスローなスタートから強烈な反撃を見せ、土曜の対ジャーミー・ヒューズ勝利に引き続き、ジェームス・ウィルソンに５－３で勝利した。
ウィルソンは序盤に２－０とリードしたが左利きのウェードは強く反発、１５７チェックアウトなどで続く６レッグのうち５レッグを奪って勝利した。
この結果、チップトンのエース、ヒューズがアベレージ１０６．３２でデーブ･チズナルに５－１で勝利したのでウィルソンと並び、ウェードが２勝で二回戦進出を決め、２０１４年ウォルバーハンプトン準優勝のチズナルの敗退が決まった模様だ。
一方、ヒューズは火曜、勝った者総取りとなるウィルソンとの対戦となり、ウェードに続くグループGからの進出者が決まる。
ベニト・バン・デ・パスは二回戦進出を決めた５番目のプレーヤーとなった。彼は土曜のクリス・ドービーへの勝利に続き、日曜の最終試合でスコット・ミッチェルを５－１で破った。
新進気鋭のドービーは第３シードのエイドリアン・ルイスに５－３とし記念すべき勝利をあげた。ルイスはこれで２連続敗北を喫した。
「とても大きな勝利だ。」とドービー。「エイドリアンは偉大なプレーヤーだ。彼は本調子じゃなかったけど僕がいいゲームをさせて貰った。これで僕も権利が出てきた。」
「以前にもエイドのようなプレーヤーに勝ったこともあるが、こんな大きなステージじゃなかった。スコットに対しては僕は自分のプレーに集中する。もちろん勝ちにいく。」
現グランドスラムチャンピオン、マイケル・バンガーウェンは２つ目の勝利でほぼ二回戦進出の当確だ。彼はブレンダン・ドランに５－１で勝利した。これにより彼が月曜のマックス・ホップとの試合で１レッグを取れば二回戦進出という状況となった。
元世界ユースチャンピオン、ホップは３度のレイクサイドチャンピオン、マーティン・アダムスに５－３で勝利し進出のチャンスを残した。
アダムスは月曜夜、グループAの最終試合としてドランと対戦する。ここでは４名のプレーヤーが未だ抜け出すチャンスを残している。でもこれはBDO忠誠の６０歳には高いハードルだろう。
２０１２年グランドスラムチャンピオン、レイモンド・バーナベルトはグループFで素晴らしい２勝目をあげた。彼は土曜にアベレージ１１０でナーザン・アスピナルを倒した流れでこの日もアベレージ１０５でオランダのダニー・ノッパートに５－２で勝利した
アスピナルも火曜のノッパート戦でまだうっすらと抜け出しの可能性を残している。彼は１２８チェックアウト、１３７チェックアウトと続け２－０とリードしたものの、メンサー・スルホビックに４レッグを連取され５－３で敗退した。スルホビックにとっては初勝利だった。
ロバート・ソーントンは０－３ダウンから反撃グループＢで２勝目をあげた。彼はベルギーの若手ディミトリ・バン・デン・バーグに５－４で勝利した。バン・デン・バーグは最終レッグでマッチとなるダブルを２本外していた。
ガーウィン・プライスは２０１０年のグランドスラムチャンピオン、スコット・ウェイツを５－２で下し、抜け出しのチャンスを拡げた。現レイクサイドチャンピオンは火曜の最終グループゲームでバン・デン・バーグに対して突出した勝利を納める必要に迫られる。
