＜メジャー＞グランドスラム、準決勝/決勝
ライト/ウェードは打倒MVGに燃えた！
バーミンガム近郊のウォルバーハンプトン
http://www.pdc.tv/news/articl…
SINGHA Beerグランドスラムオブダーツ
１１月２０日（日）
＜準決勝結果＞
マイケル・バンガーウェン １６－１０ ピーター・ライト
ギャリー・アンダーソン １４－１６ ジェームス・ウェード
＜決勝結果＞
マイケル・バンガーウェン １６－８ ジェームス・ウェード
フォーマット： 全試合ベストオブ３１レッグズ
マイケル・バンガーウェンが日曜夜、ウォルバーハンプトン、シビックホールの決勝で、ジェームス・ウェードを素晴らしい１６－８で下しSINGHA Beerグランドスラムオブダーツのタイトルを防衛した。これで彼は２０１６年に手のつけられない２４個目のトーナメント優勝を獲得した。
このオランダ人の信じられない進撃の年は続き、ウォルバーハンプトンでは９日間君臨し続け７試合を勝ち抜いて、テレビ放映での優勝を重ねて１０２，５００ポンド（優勝賞金１００，０００＋ロビン１位抜け２，５００）を獲得した。
バンガーウェンの決勝までの道のりは、極上の準決勝で１７個の１８０得点、アベレージ１１１．１７という驚異的なダーツを見せてピーター・ライトを１６－１０で退けた。これはグランドスラムでは彼にとって最も良いスタッツだった。
決勝ではウェードが序盤から１１２フィニッシュで３－１とリードしたものの、彼は終盤に１３レッグのうち１０レッグを取りスロースタートを克服した。
このオランダ人は１０４チェックアウトでイーブンに戻し、更に合計５レッグを連取して６－３とリード、ここでバンガーウェンのダブルミスにウェードもその差を１レッグまで詰め寄ったが、バンガーウェンはあっという間に再び５レッグを連取してしまった。
後半の５レッグ連取は９４、７０、１２７チェックアウトを並べて１１－５リードにウェードが７６チェックアウト、１０ダブル、１４ダーツと３つ返たがここまで、バンガーウェンが１３６チェックアウトで１２－８のリードとなった。
さらに彼は９４フィニッシュ、５ダブル、８ダブルと決め勝利がちらつくと、この試合６個目の１８０得点と１６ダブルで、記念すべき勝利を達成した。
「トーナメントに優勝できて最高の気分だ。」とバンガーウェン。「厳しい決勝で、僕も一生懸命だった。だから素晴らしい。」
「ジェームスは素晴らしいプレーヤーなので試合が激戦となったけど、これに優勝できてとても嬉しい。これで僕が１００％出し切れてなくても勝つことは可能だと判った。どうやって勝ったかじゃなくて、結果として優勝できるということだ。」
「僕はたぶんベストプレーヤーだと思う。なので必要な時に必要なショットができた。グループ戦の時は十分な調子が出なかったけど、その後試合のたびにどんどん良くなった。」
「今年多くのトーナメントに優勝した。僕は優勝が大好きだ。どんなトーナメントでも十分自信もありいい感触だし、ただ試合がしたくて出来るだけいいプレーがしたい。」
ウェードはこの日早々にギャリー・アンダーソンと激戦を演じ１６－１４で勝利、自身２度目となるウォルバーハンプトンでの決勝進出で準優勝となり５０，０００ポンドを獲得した。歴史は繰り返すもので再び準優勝だった。
「マイケルは今世界で最も強いプレーヤーで僕はゲームが出来なかった。」とウェード。「僕は決勝ではとてもひどかった。」
ベスト４どまりとなったライトはこの週５試合に勝ち、６度のチャンピオンを金曜の素晴らしい準々決勝で負かしていた。しかしバンガーウェンに１６試合連続で敗退しフラストレーションを残した。
「今日は僕のスローを見失ってテンポや心地いいペースも判らなかった。これはフィルの時とは大違いだ。あの時はとても心地良かった。」とライト。
「このトーナメントに勝つためにはマイケルのようにアベレージが１１１位必要だ。今週通じて僕はそんなにいいプレーをしていなかった。サイモン・ウィットロックとの対戦は別だったけどね。」
「次の段階はこのダーツを使い続け練習をしっかりすること。６ヶ月も練習すればダーツも手袋のように一体となるので期待していて欲しい。」
「僕は元気を取り戻して来週のマインヘッドに備える。違った展開も期待している。」
来週末はCash Convertersプレーヤーズチャンピオンシップ・ファイナルがサマーセット州のバトリンズマインヘッドリゾートで行われ４００，０００ポンドの賞金をめざして６４プレーヤーが戦いを繰り広げる。試合はITV４でライブ放映される。
