＜メジャー＞ウェブスター健闘、コメントが粋
プレーヤーズチャンピオンシップ・ファイナルズ最終日
http://www.pdc.tv/news/articl…
１１月２７日（日）
（カッコ内はPDC賞金ランキング）
＜準々決勝結果＞
クリスチャン・キスト（４１） ６－１０ ダレン・ウェブスター（３８）
マイケル・バンガーウェン（１） １０－５ レイモンド・バーナベルト（１２）
デーブ・チズナル（９） １０－５ ロビー・グリーン（４７）
キム・ハイブレクト（１３） ９－１０ ピーター・ライト（３）
＜準決勝結果＞
マイケル・バンガーウェン（１） １１－８ ダレン・ウェブスター（３８）
ピーター・ライト（３） ８－１１ デーブ・チズナル（９）
＜決勝結果＞
マイケル・バンガーウェン（１） １１－３ デーブ・チズナル（９）
マイケル・バンガーウェンが日曜夜、Cash Convertersプレーヤーズチャンピオンシップ・ファイナルズで３度目の優勝を果した。彼はバトリンズマンヘッドリゾートで行われた決勝で衝撃的なダーツを見せ、デーブ・チズナルを１１－３で下した。
バンガーウェンは２０１６年に信じられない２５トーナメントで優勝、今月のテレビ放映トーナメントでもワールドシリーズオブダーツ・ファイナルズ、グランドスラムオブダーツに続き３回目の優勝となり、７５，０００ポンドの優勝賞金を獲得した。
バンガーウェンはこの最終日まず準々決勝はバーナベルトと対戦、素晴らしいアベレージ１０８の１０－５で破り、準決勝はダレン・ウェブスターに大ピンチをくぐり抜け、１１－８で勝ち上がった。
ウェブスターは６－０とリード、世界No.１が反撃するかどうかに掛かっていた。しかし、さすがバンガーウェン一気にイーブンに戻し最後は１４４チェックアウトで締めくくった。
バンガーウェンはこの恐怖から脱し、決勝でも再びアベレージ１０８と止められない強さでプレーヤーズチャンピオンシップ・ファイナルズの栄冠を防衛した。
バンガーウェンは１３ダーツでペースを作り、チズナルも第３レッグで１２１チェックアウトを記録しさらに互いに１３ダーツで分け合って３－２としたところから、中盤は現チャンピオンの強すぎることが証明された。
バンガーウェンは１０ダーツ、１２ダーツ、１３ダーツなどで５レッグを連取し８－２とリード、チズナルも３つ目のレッグを取ったものの、バンガーウェンは更に１３ダーツ、１４ダーツ、１１ダーツで勝利へ駆け込んだ。
「素晴らしいフィーリングだ、僕は幸せ者だ。」とバンガーウェン。「今日は簡単でなかった。本当に懸命にならなければならなかった。でもこのタイトルを防衛できて本当に嬉しい。」
「ダレンは僕に恐怖を与えた。デーブにも３－３とされるチャンスがあった。デーブは調子に乗ると危険なプレーヤーだけど、今日は僕が彼のミスにつけ込んだ。」
「ワールドチャンピオンシップに向けてこの優勝はとても自信をつけてくれる。今年僕がやって来たことは驚愕的で、本当に自分に誇りを持っている。これまでこれ程の優勝回数を誇ったプレーヤーはいなかったからね。」
チズナルもこの日ロビー・グリーン、ピーター・ライトに勝ち準優勝で３５，０００ポンドを獲得した。しかし再びテレビ放映での優勝はお預けとなった。
「今週は一生懸命で、いいプレーができた。でもマイケルは僕に対していい商売をした。」とチズナル。「いい週末を迎えることができたし、決勝にたどり着くことができた。でもいつか絶対に優勝すると心に決めた。」
ウェブスターはジョニー・クレイトン、サイモン・ウィットロック、アラン・ノリス、クリスチャン・キストと勝ちあがり、自身初めてのテレビ放映での準決勝へ進出、このノーウィッチのエースはバンガーウェンに６－０リードで驚愕の恐怖を味わせた。
「僕は彼に面白いゲームをさせたけど彼の反応は凄かった。」とウェブスター。彼は２０，０００ポンドを受け取った。「僕は６－０とした時、ひょとして１１－０かと思った。でも彼の大反撃が始まった。」
「彼はプレーヤーをぶっ壊す。僕は彼を葬り去る必要があった。でも彼はただの世界No.１じゃない。彼は大反撃した。だぶんこんな経験はないし、僕は不思議な雰囲気だった。でもまだ僕は彼に勝つだろうと考えていたし闘いを止めなかった。」
「今週はすごく楽しんだ。誰もがマイケルは僕を壊滅させるだろうと思っていたけど、これで僕は今自信もつきステージでの経験も積んだ。ワールドチャンピオンシップが楽しみだ。」
ライトは激戦の準々決勝でキム・ハイブレクトを１０－９で破ったが、このベルギー人はマッチとなるダブルを１本外しており、一方の世界No.３が最終レッグをものにしていた。
「ここまで僕は準決勝へ進めて良かったと思ったけど、勝てるはずのチジーに負けてすごく悔しい。」とライト。「序盤にいくつかダブルを外し失敗したけどワールドチャンピオンシップは全く違うストーリーにするつもりだ。」
オランダの二人、バーナベルトとキスト、ワレジーのロビー・グリーンもベスト８入りした。
