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<メジャー>ワールドチャンピオンシップ12月23日

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2016.12.24 Sat.

二回戦第1日

http://www.pdc.tv/news/articl…

2016/2017William Hillワールドダーツチャンピオンシップ
<(2)=二回戦、(3)=三回戦>
<カッコ内は賞金ランキング>

<12月23日(金)結果>
午後セッション(1pm)
(2)イアン・ホワイト(14) 4-1 ジョニー・クレイトン(60)
(2)マイケル・スミス(11) 4-3 マービン・キング(22)
(2)ベニト・バン・デ・パス(15) 4-3 テリー・ジェンキンス(18)

夕刻セッション(7pm)
(2)ダレン・ウェブスター(35) 4-0 サイモン・ウィットロック(17)
(2)ギャリー・アンダーソン(2) 4-0 アンドリュー・ギルディング(34)
(2)エイドリアン・ルイス(5) 4-0 ジョー・カレン(29)

<12月27日(火)組合せ>
午後セッション(1pm)
(2)メンサー・スルホビック(8) vs マーク・ウェブスター(25)
(2)ロバート・ソーントン(9) vs ダリル・ガーニー(24)
(2)デーブ・チズナル(7) vs クリス・ドービー(47)

夕刻セッション(8pm)
(2)レイモンド・バーナベルト(12) vs アラン・ノリス(21)
(2)フィル・テーラー(4) vs ケビン・ペインター(46)
(2)マイケル・バンガーウェン(1) vs クリスト・レイズ(33)

<12月28日(水)組合せ>
午後セッション(1pm)
(2)キム・ハイブレクト(13) vs マックス・ホップ(38)
(2)ジェームス・ウェード(6) vs スティーブ・ビートン(27)
(2)イェル・クラーセン(10) vs ブレンダン・ドラン(23)

夕刻セッション(7pm)
(2)ピーター・ライト(3) vs ジャーミー・ルイス(31)
(3)ギャリー・アンダーソン(2) vs ベニト・バン・デ・パス(15)
(3)エイドリアン・ルイス(5) vs バーナベルト/ノリス

フォーマット:
二回戦、三回戦=ベストオブ7セット

ダレン・ウェブスターがWilliam Hillワールドチャンピオンシップでここ迄素晴らしいところを見せている。ギャリー・アンダーソン、エイドリアン・ルイスの両者も金曜のアレキサンドラパレスで順当に勝ち上がり、それぞれ3度目のタイトルに向け進撃を続けた。

二回戦が進む中、ウェブスター、アンダーソン、ルイスともホワイトウォッシュの勝利を喜んだ。一方、マイケル・スミス、ベニト・バン・デ・パス、イアン・ホワイトもクリスマス前の最終日にベスト16へ駒を進めた。

先月のプレーヤーズチャンピオンシップ・ファイナルズでベスト4入りしたウェブスターは最上級の出来栄えのダーツを見せ、ストレートセットでの勝利でサイモン・ウィットロックに衝撃を与えた。

2007年のワールドチャンピオンシップベスト4のアベレージは104.64に達しこれはここまで9日間のトーナメントで最高アベレージだ。彼は一回戦のステファン・バンティング戦で見せた好調さ以上の出来栄えで勝利した。

「これは僕のキャリアで最高の瞬間だ。」とノーシードのウェブスター。彼は8個の180得点で唸らせ、素晴らしい140チェックアウトでマッチを決めた。

「いつも言ってるけど、僕のベストダーツはまだ出ていない。徐々に出つつある。僕の試合にとても満足している。フロアでの経験をどうステージで活かすかまだ勉強中だ。これも徐々に判ってきた。」

「すごくいいプレーだったのは判ってるし自分自身満足している。」

ノーフォークのウェブスターはクリスマス過ぎに再登場し、二回戦での第1シード、マイケル・バンガーウェンとスペインのクリスト・レイズの勝者と対戦する。

「僕は現実主義者でマイケルがどれほど強いか良く知っている。」とウェブスター。ウェブスターはプレーヤーズチャンピオンシップの準決勝でバンガーウェンと当たり、11レッグ先取りの試合で6-0とリードしながら敗退していた。

「きょうのような試合を彼に対しても出来ればいいゲームとなるだろう。でもとても難しい。皆タイタニックは沈まないと思ってたけど実際には沈んだ。僕がマイケルを沈める氷山だ。」

「僕らは二人とも同じ人間で、二本の手と二本の足だ。どうなるか見ていてください。」

現チャンピオン、アンダーソンは一回戦のマーク・フロストを退け、順当にアンドリュー・ギルディングを倒し、未だセットを落としておらず、この日4セットともレッグカウントは3-1だった。

この第2シードはアベレージ102.58と好調で、3度連続でシドワデル杯を掲げる路線を続けている。次の三回戦ではベニト・バン・デ・パスと対戦する。

「思ったよりずっと容易に勝つことが出来た。」とアンダーソン。彼はクリスマス前のアレキサンドラパレスでのアクションで6個の180得点と美しい132フィニッシュなどを披露した。

「彼は本調子でなかった。彼が本調子ならとても危険なことは知っている。」

「でもここまでとても楽しい。観客もファンタスティックだ。生まれてこの方これほど熱狂した声を聞いたことがない。これぞワールドチャンピオンシップだ。」

ルイスも同様に素晴らしいディスプレーでジョー・カレンを軽く退けベスト16入り、レイモンド・バーナベルトかアラン・ノリスの勝者と対戦する。

2度のワールドチャンピオンは第1セットを3-2で取るがその後2レッグを落とした。彼はアベレージ102.65、5個の180得点などでここから巻き返した。

「この試合は自分に似合っていた。」とルイス、2011年、2012年のチャンピオンだ。「一回戦よりいい試合をすると言ったけどその通りになった。良かったししっかりできたけど、もっとやれる。」

「ジョーもテレビに出たり出なかったり素晴らしい年だったのでここに来て当然だ。4-0の勝利は格別だ。」

この日早々、スミスは粘り強いマービン・キングと対戦、歴史に残る7セットを戦った。このセントヘレンのエースは驚く14個の180得点で4年連続の三回戦入りを果した。

この元PDC Unicornワールドユースチャンピオンは4-1で勝利しそうな時5本のダーツをミス、キングが反撃したいブレークに持ち込んだもののスミスが最後を決めた。

「もっと早くマービンを退けておくべきだった。」とスミス。彼は昨年アレキサンドラパレスの準々決勝へ進出していた。

「彼は僕の独走を許さなかった。彼は9つの命を持ったネコのようだ。マービンは格闘家で殆どやられそうだった。」

「彼には悪いが通過する仕事が出来てうれしい。これが一番重要で次が誰であろうと逆の立場にならないようにしたい。」

スミスはクリスマス後の二回戦となるジェームス・ウェードとスティーブ・ビートンの勝者と対戦する。

オランダのエース、バン・デ・パスもどきどきする対戦でベテランのテリー・ジェンキンスがマッチとなるダーツをミスして生き残った。

バン・デ・パスは2016年に3つのプレーヤーズチャンピオンシップで優勝、タイブレークで爆発し110チェックアウトで優位に展開し3度目の三回戦進出を果した。

「まあえらい試合だった。」と23歳。彼はここのところワールドグランプリとワールドシリーズオブダーツ・ファイナルで準々決勝入りしていた。

「僕は真の格闘家でゲームの締め方は判っている。プレッシャーは高いけど僕はすごくリラックスしていた。」

「僕はステージに上がるたびにどんどんいいプレーになっている。僕のゴール達成により近くなっている。」

一方、ホワイトはウェールズのジョニー・クレイトンに楽勝。クレイトンは序盤からの3セットを失いそれをリカバーできず、4-1で敗退した。

ホワイトはピーター・ライトかジャーミー・ルイスの勝者とベスト16で対戦する。彼は2014年に準々決勝へ進出しており、今回、ワールドチャンピオンシップでのそれ以上の成績を目指す。

残る対戦はフェスティバル期間として3日間の休暇のあとに戻ってくる。トーナメントは12月27日に二回戦が2セッションに分かれて再開する。

メンサー・スルホビックとマーク・ウェブスターは火曜に対戦、ロバート・ソーントンとダリル・ガーニー、デーブ・チズナルとクリス・ドービーが対戦する。

夕刻セッションでは第1シードのバンガーウェンがレイズと、16度のワールドチャンピオン、フィル・テーラーがケビン・ペインターと2004年決勝を再現、レイモンド・バーナベルトはアラン・ノリスと対戦する。

世界No.1のバンガーウェンの優勝オッズはスポンサーのWilliam Hillによると引き続き1番人気で8/11、アンダーソンは11/2、ピーター・ライトとフィル・テーラーは9/1となった。

ルイスはカレンをホワイトウォッシュし彼が3度目のワールドチャンピオンになるオッズは20/1と縮小、ウェブスターの試合前オッズは500/1だったが素晴らしい二回戦勝利の後、今は125/1に縮小した。

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<メジャー>ワールドチャンピオンシップ12月23日