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<メジャー>ワールドチャンピオンシップ12月27日

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2016.12.28 Wed.

二回戦第2日

http://www.pdc.tv/news/articl…

2016/2017William Hillワールドダーツチャンピオンシップ
<(2)=二回戦、(3)=三回戦>
<カッコ内は賞金ランキング>

<12月27日(火)組合せ>
午後セッション(1pm)
(2)メンサー・スルホビック(8) 3-4 マーク・ウェブスター(25)
(2)ロバート・ソーントン(9) 3-4 ダリル・ガーニー(24)
(2)デーブ・チズナル(7) 4-2 クリス・ドービー(47)

夕刻セッション(8pm)
(2)レイモンド・バーナベルト(12) 4-0 アラン・ノリス(21)
(2)フィル・テーラー(4) 4-0 ケビン・ペインター(46)
(2)マイケル・バンガーウェン(1) 4-2 クリスト・レイズ(33)

<12月28日(水)組合せ>
午後セッション(1pm)
(2)キム・ハイブレクト(13) vs マックス・ホップ(38)
(2)ジェームス・ウェード(6) vs スティーブ・ビートン(27)
(2)イェル・クラーセン(10) vs ブレンダン・ドラン(23)

夕刻セッション(7pm)
(2)ピーター・ライト(3) vs ジャーミー・ルイス(31)
(3)ギャリー・アンダーソン(2) vs ベニト・バン・デ・パス(15)
(3)エイドリアン・ルイス(5) vs レイモンド・バーナベルト(12)

<12月29日(木)組合せ>
午後セッション(1pm)
(3)マーク・ウェブスター(25) vs ダリル・ガーニー(24)
(3)デーブ・チズナル(7) vs クラーセン/ドラン
(3)ウェード/ビートン vs マイケル・スミス(11)

夕刻セッション(7pm)
(3)ライト/J.ルイス vs イアン・ホワイト(14)
(3)フィル・テーラー(4) vs K.ハイブレクト/ホップ
(3)マイケル・バンガーウェン(1) vs ダレン・ウェブスター(35)

フォーマット:
二回戦、三回戦=ベストオブ7セット

マイケル・バンガーウェンはクリスト・レイズとの激戦を乗り越え、今年のWilliam Hillワールドダーツチャンピオンシップでここまで勝ちを続けている。フィル・テーラー、レイモンド・バーナベルトも火曜のアレキサンドラパレスでベスト16へ進出を決めた。

バンガーウェンは二回戦でスペインNo.1のレイズと対戦、素晴らしいスタッツを叩き出した。この両者とも今年のこのトーナメントで1番、2番となるアベレージとなった。

この世界No.1でシドワデル杯獲得オッズのトップはアベレージ105.24で素晴らしい出来だったレイズを4-2で下した。レイズ自身もアベレージ106.07に達し彼の成長ぶりを裏付けた。

バンガーウェンは10個の180得点や衝撃的な164、161チェックアウトという最上級のダーツを見せ、一方レイズは最終セットへなだれ込むチャンスに18ダブルをミス、この機に2014年チャンピオンが勝利を確保した。

「クリストは恐ろしいダーツを見せた。」とこのオランダのスター。彼は木曜の三回戦でダレン・ウェブスターと対戦する。

「みんな楽しんでいることは間違いない。すごい高いアベレージと素晴らしいフィニッシュが見られるんだから。間違いなく凄い試合だし皆が見たかったダーツだ。」

「この試合で凄く感触が良くなったんで後半に期待だ。僕のこのトーナメントへの準備も良かったし、僕の目一杯の実力が見せられるのはとても嬉しい。」

一方、テーラーは二回戦でケビン・ペインターと対戦、オープニングから衝撃的な167チェックアウトを見せ、4レッグを落としたのみで勝利へ突き進んだ。

この16度のワールドチャンピオンは今年のこのトーナメントで未だ1セットも落としておらず、この第3セットもセットを取られそうになった3本の相手ダブルを生き残り、第4セットはレッグカウント3-0で勝利を決めた。

「4-0で勝ったけどこの勝利は醜くかった。」とテーラー。ベスト16ではキム・ハイブレクトかマックス・ホップの勝者と対戦する。

「取り敢えず勝ったけどひどい勝ち方だった。次はもっといいプレーをしないと負けてしまう。明日練習し改善する。」

オランダの偉人、バーナベルトは素晴らしいダーツでアランノリスに2レッグを落としたのみで圧勝し、水曜夕刻の三回戦でエイドリアン・ルイスとの決戦に臨む。

この5度のワールドチャンピオンは一回戦での対ロビー・グリーン戦の好調を持続し、二回戦でも7個の180得点、素晴らしい121チェックアウトなど、103を超えるアベレージで順当に勝利した。

「この試合は十分に集中しゲームを楽しめた。」とバーナベルト。彼は過去4年間のうち3度アレキサンドラパレスで準決勝へ進出している。

「このトーナメント前は凄く練習した。クリスマスだけちょっと休んだ。こういう風に長い間やってきており、やるべき事は知っている。」

「気合は入っているし自信がある。僕がこんな感じの時、誰でも倒すことが出来る。」

一方、クリスマス明けで再開したこの165万ポンドトーナメントでは、マーク・ウェブスター、ダリル・ガーニー、デーブ・チズナルが午後セッションで三回戦へ進出した。

ウェブスターは堅実なパーフォーマンスで第8シードのメンサー・スルホビックを退けた。ウェブスターは10月のヨーロピアンチャンピオンシップ準優勝者、スルホビックの反撃を強い反撃をはね返した。

このウェールズ人はワールドチャンピオンシップで2度ベスト4入りしているが、セットカウント3-1とリードしたものの粘り強い相手に反撃され最終セットへもつれ込んだ。

ウェブスターはしかし自信に満ちたプレーで第7セットを3-0で取り三回戦進出を果した。次は北アイルランドのガーニーと対戦する。

「素晴らしいところと普通のところと入り混じっていた。」とウェブスター。彼は一回戦ジョー・マーナン戦の好調さを維持し8個の180得点を出していた。

「僕は褒められるほどのプレーはしてないけど堅実だった。最終セットではダブルが良く決まった、これが勝因だ。」

「このトーナメントに向けて本当によく練習した。次の試合も負け犬の真似をしよう。」

一方、北アイルランドのガーニーは第9シードのロバート・ソーントンのチャレンジに反撃した。

このダッチマスターズの準優勝者はスタートから相手にダブルを打たせず6レッグを勝ち取ったが、ソーントンは反撃しセットカウント3-2とリードした。

しかしガーニーは初めてのベスト16進出を拒絶する力を退け、最後の7レッグのうち6レッグを取って進出を決めた。

「三回戦進出を決めて凄く嬉しい。」とこの30歳。彼はソーントンの124チェックアウトが影に隠れる目覚しい161チェックアウトを見せた。

「僕は以前このステージを越えたことがなかったので肩の荷がおりた。晴れ晴れとした。」

「ロバートはいいダーツをすると思っていたし実際そうだった。終盤に向けて緊張したけど何とか切り抜けた。天に昇る気持ちだ。」

第7シードのチズナルも終盤7レッグのうち6レッグを取りアリパリ初出場のドービーの夢を潰えた。ドービーは一回戦ジャスティン・パイプ戦で素晴らしい勝利を見せていた。

チズナルは2016年に3つのテレビ放映の決勝進出を果したが、6個の180得点と110チェックアウトなどで勝利、三回戦でイェル・クラーセンかブレンダン・ドランの勝者と対戦する。

「もう一度深堀りしなければいけない。一回戦のようにしたい。」とチズナル。一回戦ではジョン・ロドリゲスに最終セットで勝ちを決めていた。

「まだ本当の調子ではない。二度仕事が出来たのでハッピーだが次はもっと厳しい状況なのは知っている。」

水曜のロンドン、アレキサンドラパレスは残る4試合で二回戦が終結する。ここではまずベルギーのキム・ハイブレクト対ドイツの元ワールドユースチャンピオン、マックス・ホップ戦で幕が開く。

イングランド人同士のジェームス・ウェード対スティーブ・ビートン戦のあとオランダのエース、イェル・クラーセン対北アイルランドのブレンダン・ドラン戦が続き、夕刻セッションのスコットランドのピーター・ライト対ウェールズのジャーミー・ルイス戦をもってベスト32の試合が完了する。

三回戦がその後開始され、現ワールドチャンピオン、ギャリー・アンダーソン対オランダの若手、ベニト・バン・デ・パス戦、元ワールドチャンピオン、エドリアン・ルイス対レイモンド・バーナベルト戦がある。これは3年続けてワールドチャンピオンシップで戦われるカードとなる。

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