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<メジャー>ワールドチャンピオンシップ、準決勝

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2017.01.02 Mon.

現チャンピオンか世界No.1か白黒つける時が来た!

http://www.pdc.tv/news/articl…

2016/2017William Hillワールドダーツチャンピオンシップ
<準決勝>
<カッコ内は賞金ランキング>

<1月1日(日)準決勝結果>
ギャリー・アンダーソン(2) 6-3 ピーター・ライト(3)
マイケル・バンガーウェン(1) 6-2 レイモンド・バーナベルト(12)

<1月2日(月)20:00 決勝組合せ>
マイケル・バンガーウェン(1) vs ギャリー・アンダーソン(2)

フォーマット:
準決勝=ベストオブ11セット
決勝=ベストオブ13セット

マイケル・バンガーウェンがレイモンド・バーナベルトとの準決勝でWilliam Hillワールドダーツチャンピオンシップ歴代1位となるパーフォーマンスを叩き出した。彼は同じく日曜のアレキサンドラパレスでピーター・ライトを倒したギャリー・アンダーソンと決勝で対決する。

バンガーウェンはフィル・テーラーの持つワールドチャンピオンシップのアベレージ記録を114.05で塗り替え、昨年このオランダのライバルに敗退したリベンジも達成した。テーラーは2002年に素晴らしい111.21を出している。

この第1シードはバーナベルトの素晴らしい107、131、96フィニッシュという強烈なスタートで第1セットを奪われたところから回復、第2セットを114チェックアウトで2-1とし、そのままセットを取り返した。

両者は続く2セットを分け合ったが、ここからバンガーウェンが4セットを全部レッグカウント3-1で連取し勝利、2014年にシドワデル杯を抱え上げて以降、久しぶりのアレキサンドラパレスでのタイトルに王手をかけた。

「恐ろしいほどのパーフォーマンスだった。」バンガーウェン、この試合29個の180得点のうち15個を叩き出し、124フィニッシュも付け加えた。

「レイモンドが僕にこんなプレーをさせたんだ。このトーナメントではこういうプレーをしなきゃいけないんで僕は彼に感謝しなきゃね。でも自分ながら恐ろしい出来栄えだった。」

「僕は何でも出来てしまう感触でゴールまであと1試合、それでトロフィーを抱えあげられる。」

「ファイナルでは凄くいいプレーヤー、ギャリー・アンダーソンが待ち構えてる。たぶんファンが見たくてたまらないドリームマッチになると思う、素晴らしいことだ。」

バーナベルトのアベレージ109.34もワールドチャンピオンシップで敗退した最も高いものとして新記録となった。これまでの記録は先週の二回戦でバンガーウェンに負けたクリスト・レイズのものだった。

「彼は気違いのようなダーツだったので、あのパーフォーマンスには最早何もできなかった。」とバーナベルト。彼は3年連続準決勝敗退となった。

「僕のスタートも素晴らしかったけど彼が見せた。第2セットでの彼の114チェックアウトがターニングポイントだった。彼の1年を反映するような素晴らしい出来だった。」

「マイケルが決勝でも全力を尽くしオランダにタイトルをもたらせば良いと思うけど、それが僕でなくて残念だ。」

現チャンピオンのアンダーソンは前の試合で同じスコットランドの盟友、ピーター・ライトを6-3で下し3年連続のワールドチャンピオンシップタイトルまであと一勝に迫っていた。3年連続はエリック・ブリストゥ、フィル・テーラーだけが達成している。

この第2シードは2014年のトーナメントでバンガーウェンに負けて以来、アレキサンドラパレスで17試合連勝となっており、アベレージ103.45、15個の180得点で明日の決勝へ進出した。

アンダーソンはオープニングから2セットを奪ったがライトも反撃しセットカウントを3-3した。しかし現チャンピオンは最終までの10レッグのうちの9レッグを、途中8連続でレッグ奪取し勝利した。

「本当にリラックスしている。」とアンダーソン、この試合でも118、121,127,157チェックアウトを見せていた。

「2度の優勝は凄く名誉なことで今年いつもそれを感じることができた。今また決勝に出ることになり、その実力を見せたい。」

「この一年、マイケルはずっと最も偉大なプレーヤーであり続け、それに相応しい優勝を続けてきた。でも残念ながら決勝の相手が僕であり、いい試合の準備は出来ている。」

ライトは10個の180得点を出したが2014年バンガーウェンとの決勝の再現には至らなかった。しかしこの第3シードは素晴らしいトーナメントを通じてのアベレージ102.38を残し8万ポンドの賞金を得てロンドンを離れる。

「いい訳することは何もない。」とライト。「僕は今日十分いいプレーをした。ただギャリーが僕を負かしただけだ。」

「彼が決勝でも活躍し3年連続でワールドタイトルを獲得出来ることを期待している。来年はもっと強くなって戻ってくる。」

決勝では優勝者は記録的な35万ポンドを獲得するが、2009年以来の第1シード、第2シードで争われる。2009年にはテーラーがバーナベルトを破っていた。 決勝は月曜夕、20:00から開催される。

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