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<メジャー>プレミアリーグ「審判の夜」(第9/9夜)

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2017.03.31 Fri.

テーラー、きょうの勝利がプレーオフ進出のコツだった。

http://www.pdc.tv/news/articl…

Betwayプレミアリーグ
<3月30日(木)第9夜結果>
カーディフ、モーターポイントアリーナ

フィル・テーラー 7-5 イェル・クラーセン
ギャリー・アンダーソン 7-3 エイドリアン・ルイス
レイモンド・バン・バーナベルト 7-2 ジェームス・ウェード
マイケル・バン・ガーウェン 7-1 デーブ・チズナル
備考:ピーター・ライト 7-0 キム・ハイブレクト(欠場)

(リーグテーブル)
第8夜終了時

マイケル・バン・ガーウェン:14ポイント、レッグ差+19
ピーターライト:13ポイント、レッグ差+16
レイモンド・バン・バーナベルト:12ポイント、レッグ差+8
ギャリー・アンダーソン:11ポイント、レッグ差+10
フィル・テーラー:11ポイント、レッグ差+5
エイドリアン・ルイス:9ポイント、レッグ差±0
ジェームス・ウェード:8ポイント、レッグ差-3
デーブ・チズナル:6ポイント、レッグ差ー16
イェル・クラーセン:3ポイント、レッグ差ー16 (脱落)
キム・ハイブレクト:3ポイント、レッグ差ー23 (脱落)

レイモンド・バン・バーナベルトが木曜、カーディフ開催のBetwayプレミアリーグでジェームス・ウェードを下し、2017年の同リーグで最長の連勝を果した。マイケル・バン・ガーウェン、ギャリー・アンダーソン、フィル・テーラーもそれぞれ2ポイントを獲得した。

オランダのスター、バン・バーナベルトは2014年のプレミアリーグチャンピオンだが、最近の好調さからここまで3連勝をあげトップ4に躍り出ると、さらにウェードに対しても容赦ない強さを続けた。

バン・バーナベルトはウェードに1本ダブルを打たせたのみでオープニング5レッグを連取、一方の左利きは36と70をチェックアウトしたのみだった。

しかし、このオランダ人は素晴らしい12ダーツで6レッグ目を取ると第9レッグを7ダブルで決め、5月のプレーオフ進出に向けて追加の2ポイントを獲得した。

「4連勝はとても気分がいい。」とバン・バーナベルト。「リーグテーブルではとても接戦だし、十分集中して誰に対してもいいプレーで臨まなくてはいけない。」

「ジェームスは本来の彼の実力が出ていなくて驚いたけど、勝てて嬉しい。」

現プレミアリーグチャンピオン、バン・ガーウェンがアベレージ104.25、ダブル率50%でデーブ・チズナルに7-1で勝利しリーグテーブルトップを維持した。

このオランダ人は先週バン・バーナベルトに今シーズン初の敗退を喫したが容赦ないところを見せ、チズナルの5個の180得点をものともせず、終始主導権を握った。

「僕は今夜はいいプレーをしなければならなかった。それが出来てよかった。」とバン・バーウェン。「僕はプレッシャーを感じていた。僕はテーブルのトップに居なきゃいけないからね。だから頑張ったんだ。」

「先週のように試合に負けるとあたふたするけど、今夜は楽しめた。僕は幸せ者でもう来週のことを楽しみにしているよ。」

2度のプレミアリーグチャンピオン、アンダーソンは143、170チェックアウトなどでアベレージ107、エイドリアン・ルイスに素晴らしい7-3の勝利を収めた。彼は1-2ダウンからの反撃で、4試合で3つの勝ちを上げた。

「きょうの出来は平均値とはいえないけど、取ることができた。」とアンダーソン。「いいスコアもあったけど悪いスコアも出てた。170チェックアウトはいい感じで気分が乗り、143チェックアウトも同じようだ。」

「僕ら全員プレーオフへ行きたい。トーナメントのスタート時には最下位の2名にはなりたくないと思い、この「審判の夜」を過ぎると次はトップ4への戦いで皆そこを目指している。」

6度のプレミアリーグチャンピオン、テーラーも劣勢からの反撃で、イェル・クラーセンに最終レッグ7-5で勝利した。

クラーセンは、9試合目を待たずしてリーグ脱落が決まってしまったが、序盤に4-1とリード、しかしテーラーは次の11ダーツを皮切りにゲームをひっくり返し2連勝となった。

「また2ポイント取れたけど、シーズンの最後には全ての試合が厳しいことが判る。」とテーラー。「プレーオフ進出に残るためのコツを示したけど、今夜負けていたら、進出は難しいものになっただろう。」

「イェルは(手首の)負傷が影響していたようだ。最初は素晴らしかったけど、中盤からおかしくなり、同じプレーヤーとは思えなかった。凄いフラストレーションがが溜まってただろうし、それと戦っていたようだ。」

この夜は8プレーヤーのみの試合となり、キム・ハイブレクトは既に脱落が決定していたものの、母親の危篤で欠場となった。ピーター・ライトは不戦勝で7-0となった。

「皆の想いはキムと彼の家族と共にある。」とライト。ライトは満員の観客の前に現れ、観客に混じってサインをするなどサービスに努めた。

「カーディフの観客は素晴らしい。雰囲気は最高だし、ここで試合できないのはとても残念だ。今夜は試合で勝つことを楽しみにしていたけど、残念ながら練習ボードへ戻らなければならない。」

Betwayプレミアリーグは来週木曜にはダブリンの3アリーナに移り、このシーズン第2章に入り5試合が予定されている。

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