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<メジャー>Betwayワールドカップ 第2日

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2017.06.03 Sat.

MVG、バーニーがダブルスアベレージ109.33

http://www.pdc.tv/news/articl…

Betwayワールドカップオブダーツ
6月2日(金)
<一回戦結果>
(USA 5-1 イタリア)
USA:ダリン・ヤング&ラリー・バトラー
イタリア:ダニエル・ペトリ&ガブリエル・ローロ

(カナダ 5-2 ハンガリー)
カナダ:ジョン・ノーマンJnr&ジョン・パート
ハンガリー:ヤノス・ベグゾ&ゾルタン・メスター

(オーストリア 5-0 中国)
オーストリア:メンサー・スルホビック&ジョン・ロドリゲス
中国:ウェイホン・リー&ユァンジュン・リュー

(南アフリカ 5-3 スウェーデン)
南アフリカ:デボン・ピーターセン&デオン・オリバー
スウェーデン:マグナス・カリス&ダニエル・ラーソン

(ブラジル 5-4 スイス)
ブラジル:ディオゴ・ポルテラ&アレキサンドレ・サッティン
スイス:トーマス・ユンハンス&フィリップ・ラクスタール

(ドイツ 5-4 北アイルランド)
ドイツ:マックス・ホップ&マーティン・シンドラー
北アイルランド:ダリル・ガーニー&ブレンダン・ドラン

(イングランド 5-2 ジブラルタル)
イングランド:エイドリアン・ルイス&デーブ・チズナル
ジブラルタル:ダイソン・パロディ&ディラン・デュオ

(オランダ 5-1 チェコ)
オランダ:マイケル・バン・ガーウェン&レイモンド・バン・バーナベルト
チェコ:フランティゼク・フンプーラ&カレル・セドラセク

6月3日(金)午後セッション
<二回戦組合せ>
(ベルギー vs ギリシャ)
ベルギー:キム・ハイブレクト&ロニー・ハイブレクト
ギリシャ:ジョン・ミッチェル&ロアニス・セラチョグロウ

(ウェールズ vs アイルランド)
ウェールズ:ガーウィン・プライス&マーク・ウェブスター
アイルランド:ミック・マクゴーワン&ウィリアム・オコーナー

(オーストラリア vs ロシア)
オーストラリア:サイモン・ウィットロック&カイル・アンダーソン
ロシア:ボリス・コルツォフ&アレキサンドラ・オレシュキン

(シンガポール vs スペイン)
シンガポール:ポール・リム&ハリス・リム
スペイン:クリスト・レイズ&アントニオ・アルシナス

6月3日(金)夕刻セッション
<二回戦組合せ>
(オーストリア vs カナダ)
オーストリア:メンサー・スルホビック&ジョン・ロドリゲス
カナダ:ジョン・ノーマンJnr&ジョン・パート

(ドイツ vs ブラジル)
ドイツ:マックス・ホップ&マーティン・シンドラー
ブラジル:ディオゴ・ポルテラ&アレキサンドレ・サッティン

(イングランド vs 南アフリカ)
イングランド:エイドリアン・ルイス&デーブ・チズナル
南アフリカ:デボン・ピーターセン&デオン・オリバー

(オランダ vs USA)
オランダ:マイケル・バン・ガーウェン&レイモンド・バン・バーナベルト
USA:ダリン・ヤング&ラリー・バトラー

賞金:
優勝(一人あたり):30,000ポンド
準優勝(一人あたり):16,000ポンド
ベスト4(一人あたり):10,000ポンド
ベスト8(一人あたり):7,000ポンド
二回戦敗退(一人あたり):4,000ポンド
一回戦敗退(一人あたり):1,500ポンド

フォーマット:
一回戦:ダブルス、ベストオブ9レッグズ

二回戦、準々決勝、準決勝:
シングルスのベストオブ7レッグズx2試合
シングルスで勝敗が引き分けの場合、ダブルスでベストオブ7レッグズ

決勝:
シングルスのベストオブ7レッグズx2試合
ダブルスのベストオブ7レッグズ
シングルスのベストオブ7レッグズx2試合(プレーヤー入替)
先に3勝した国の勝利

マイケル・バン・ガーウェンが負傷の心配を克服、オランダがチェコを5-1で下してBetwayワールドカップオブダーツの戦いを開始した。イングランド、ドイツ、ブラジルもフランクフルトでの勝利を喜んだ。

ワールドチャンピオン、バン・ガーウェンはこの午後足の負傷により試合への出場が危ぶまれ、ベニト・バン・デ・パスが代替要員としてスタンバイした。

しかし、バン・ガーウェンは自身で出場を決め、2度のワールドカップ優勝経験のバン・バーナベルトと供に衝撃的なダーツを展開、ダブルスのフォーマットでアベレージが素晴らしい109.33に達した。

バン・ガーウェンは180得点から76、75とチェックアウトしオランダが早々に3-0とリード、初出場のフランティゼク・フンプーラが素晴らしい121チェックアウトを決め、カレル・セドラセクと供に一矢を報いた。

オランダは直ぐに反撃、バン・ガーウェンが180得点、149得点、バン・バーナベルトが140得点から10ダーツで決め、最後はこの50歳が10ダブルを決めて素晴らしい勝利をおさめた。

「二人とも素晴らしいダーツだったと思う。」とバン・ガーウェン。「出場できるか不透明だったけど最後は自分で決めた。だからこの瞬間からは100%の力を出したかったし、今日は二人ともそれができた。」

「僕たちは幾つかいいフィニッシュをしたし、二人ともいい得点が出来た。すごくいいゲームだったと思う。僕等のキャラクターが見せられたし皆の刺激になったと思う。彼等は僕等を恐れるだろう。」

バン・バーナベルトは、「ベニトにも礼を言わなくちゃね、彼は一日かけてフランクフルトまで運転して来て今日そのまま帰っていったからね。マイケルが出来なかったら、彼は僕と僕等の国のためにスタンバイしてくれた。」

「結果として今日マイケルは大丈夫だったので嬉しい。彼にはびっくりだ。明日もいいプレーをして出来れば日曜へ進出したい。出来れば日曜夜にトロフィを抱きかかえたい。それが僕らの夢だからね。」

オランダは土曜の二回戦でUSAと対戦する。USAのダリン・ヤングとラリー・バトラーはイタリアのダニエル・ペトリ&ガブリエル・ローロ組を5-1で下していた。

バトラーはこの試合唯一の180得点で一流のダーツを見せ、20ダブルを決めてブレーク、3-1リードとした。

ヤングもこれに続き、インブルで121をチェックアウト4-1とリードし、最後は20ダブルで勝利した。

この7月にワールドシリーズオブダーツがラスベガスで開催されるので、今この時がアメリカのダーツが世界のシーンに戻ってきたことを示すべきとバトラーは確信、2014年以来のワールドカップ勝利を決めた。

「今ストライクを出す時だ」と元ワールドマッチプレーチャンピオン。「変わったことも起きるもんだ。誰も何が起きるか判らないさ。」

「アメリカではこんなチャンスがないのでとても素晴らしい。二回戦ではこんなには緊張しないだろう。」

現Betwayワールドカップオブダーツチャンピオンのイングランドは早々にジブラルタルを下し土曜の南アフリカが待つベスト16へ進出した。デーブ・チズナルがエイドリアン・ルイスと供に勝利でデビューを果たした。

「僕は普通の出来だったので僕のトラブル解決にデーブが必要だった。でもこのフォーマットではチームとして機能しなくちゃね。」とルイス。「明日はもっと良くなる。いい試合ができるだろう。」

2度のワールドカップ準々決勝進出の南アフリカはスウェーデンとの激闘を5-3で征し二回戦進出を決めた。

デボン・ピーターセンと初出場のデオン・オリバーはマグナス・カリスとダニエル・ラーソンの11本のダブルミスにつけ込み勝利した。

ドイツと北アイルランドの試合は誰もがこの夜一番と評価するものだった。ホスト国は9レッグのどきどきの試合を征した。

試合のリードは交錯し両国ともどちらが勝ってもおかしくない状況だった。第3レッグではブレンダン・ドランが180得点すればマックス・ホップも180得点で打ち返し、ダリル・ガーニーが残り124をチェックアウトするスリリングな試合だった。

ホップはそのあと123チェックアウトで反撃しイーブンに戻すと、最終レッグでガーニーが1本のマッチとなるダブルを外し20歳のマーティン・シンドラーが10ダブルを決め観客が大喜びの勝利をもたらした。

「僕たちはプレッシャーを感じ、観客の期待も大いに感じていた。」と元ワールドユースチャンピオンのホップ。「マーティンとのペアはすごくいい。僕はいつもは自分の試合で一生懸命だしこんな機会はとても貴重だ。」

ドイツは次にブラジルと対戦する。ブラジルのディオゴ・ポルテラとアレキサンドレ・サッティンは大会初出場のスイスを最終レッグで打ち破った。

「この勝利は僕らにとても意味のあるものだ。」と感傷的なポルテラ。彼はロンドンに在住しプロサーキットに参戦している。「何度も自分の夢を追うことを辞めようと考えたけど、今日僕の家族の名誉を回復することができた。」

法医学専門医のサッティンはブラジル予選を通過しての出場でポルテラとペアを組み、「今日はポルテラをヘルプしに来た、彼は凄く働いたので彼を失望させたくなかった。」

オーストリアのペア、メンサー・スルホビックとジョン・ロドリゲスは中国のウェイホン・リーとユァンジュン・リューに1本もダブルを打たせることなく勝利、アベレージは90.54に達しカナダと対戦のベスト16へ進出した。

カナダの3度のワールドチャンピオン、ジョン・パートと若手ジョン・ノーマンJnr組はハンガリーのヤノス・ベグゾ&ゾルタン・メスター組を5-2で下し二回戦進出。

土曜もアイススポルトハレで二回戦が2セッションに分けて開催され、フォーマットはシングルスとダブルスの混成となる。

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