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<メジャー>ワールドマッチプレー 第4日/9日

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2017.07.26 Wed.

ガーニーがギャリー・アンダーソンを破る

https://www.pdc.tv/news/2017/…

BetVictorワールドマッチプレー
ブラックプール、ウィンターガーデンズ
7月25日(火)夕刻セッション
<二回戦結果>
メンサー・スルホビック 11-6 ジャスティン・パイプ
ダレン・ウェブスター 11-7 スティーブ・ウェスト
ダリル・ガーニー 11-9 ギャリー・アンダーソン
ピーター・ライト 11-4 クリスト・レイズ

7月26日(水)夕刻セッション
<二回戦組合せ>
デーブ・チズナル vs アラン・ノリス
エイドリアン・ルイス vs ロブ・クロス
フィル・テーラー vs レイモンド・バン・バーナベルト
マイケル・バン・ガーウェン vs サイモン・ウィットロック

7月27日(木)夕刻セッション
<準々決勝組合せ>
ダリル・ガーニー vs メンサー・スルホビック
ダレン・ウェブスター vs ピーター・ライト

ダリル・ガーニーが火曜、ウィンターガーデンズのBetVictorワールドマッチプレーでギャリー・アンダーソンと激戦の末11-9で勝ち準々決勝進出を決めた。。ピーター・ライト、メンサー・スルホビック、ダレン・ウェブスターも勝利を喜んだ。

北アイルランドのガーニーは今年サーキットを代表するパーフォーマンスを示しているが、アベレージ103、ダブル率55%という素晴らしいパーフォーマンスで世界No.2のアンダーソンを倒した。

アンダーソンは序盤で76、68を上がり3-0とリードしたが、ガーニーも104チェックアウトで初レッグを取り、第5レッグはアンダーソンが4本のダブルミスにつけ込んだ。

アンダーソンは7本のパーフェクトダーツから12ダーツで4-2リードと変わったがガーニーも反撃し10ダーツ、70チェックアウトで取り第8レッグでイーブンとした。

アンダーソンは再びリードすると、ガーニーも残り121をインブルでチェックアウト、さらに11ダーツ、4ダブルでの仕留めとガーニーの7-5リードに変わった。

アンダーソンはここで104をフィニッシュし流れのバランスを保ったが、152チェックアウトでの16ダブルをミスするなどブレークするには至らず、ガーニーがこの差を保ち最後は70フィニッシュで幕を閉じた。

「僕はこのように試合でプレーするためにダーツをやってきた。天にも昇る気持ちだ。」とガーニー。「ギャリーを倒すなんて大変なパーフォーマンスをやってしまったようだ。僕は本当にいいダーツができた。」

「このプレッシャーの中僕が対応できたのはとても嬉しい。この試合に勝てて嬉しいけどここへは優勝するために来ているし、次の試合も同じようにできるのでもっと先へ行けるだろう。」

「全てのことを練習で行ってる。その成果を発揮しようと努力しており、プレーヤーとしてどんどんいいダーツを見せようと頑張っている。下降しないよう順位を上げていきたい。長めの試合でギャリーに勝てたのは凄く意味がある。」

ガーニーは木曜の準々決勝オープニング試合でメンサー・スルホビックと対戦する。このオーストリア人はジャスティン・パイプを11-6で下し3年間で2度目のベスト8進出を決めた。

この2016年ヨーロピアンチャンピオンシップ準優勝者は素晴らしいフィニッシュを繰り出し、序盤2レッグを63、75と上がりさらに116チェックアウトなどを見せ6-3とリードした。

パイプも82を狭いインブルと16ダブルのコンビネーションで決めたが、オーストリア人が再び3レッグを取り9-4リードとした。その後少しの抵抗を受けたものの最後は18ダブルで勝利を決めた。

「嬉しい、素晴らしいことだ。」とスルホビック。「ジャスティンに勝てて本当に嬉しい。僕のフィニッシュはスーパーだ。」

「凄く集中して楽しんだ。準々決勝に行けて興奮している。」

ピーター・ライトがアベレージ104、14回のダブルトライで11本を決め、素晴らしい11-4のスコアでスペインのクリスト・レイズを破りベスト8へ進軍した。木曜にはダレン・ウェブスターと対戦する。

この世界No.3は96や106などいくつか素晴らしいフィニッシュで4-1から7-3とリードした。

レイズも序盤の116チェックアウトに続き第11レッグで106チェックアウトを見せたが、ライトは11ダーツ、101チェックアウトで突き放し最後は77を上がって勝利を決めた。

一回戦でジェームス・ウィルソンを10-8で下し、ライトは、「遥かにいいパーフォーマンスができた。今日は本当に気持ちよく投げられた。」

「ダレンは凄く難しいお客さんだ。彼とは何度も対戦してきたけど、彼はちょっとした花火みたいだけど僕は十分対応できる。試合が楽しみでいいゲームになるだろう。」

ウェブスターはスティーブ・ウェストを11-7で下し自身初のワールドマッチプレー準々決勝進出となった。彼は一回戦でジェームス・ウェードを下しその余勢でブラックプールでの素晴らしいフォームを継続した。

接戦の序盤でウェストは2-1とリードし、ウェブスターが14ダーツ、12ダーツで逆転した。

ウェストはさらに素晴らしい135チェックアウト、さらに171得点から6本で306点を上がる技を見せイーブンとし続く2レッグも分け合って4-4となった。

しかしウェブスターは続く3レッグで2度ブレーク、7-4と突き放すと、120チェックアウト、133チェックアウトを繰り出しこのノーウィッチのエースは10-6リードとした。

ウェストも踏ん張り121チェックアウトから最終レッグもダブルトライするが2本の20ダブルをミス、ウェブスターが8ダブルを上がりベスト8進出を決めた。

「凄く大きな勝利で本当に嬉しい。」とウェブスター。「試合の調子が出るのにちょっと時間がかかったけど、僕の流れになってフィニッシュが凄く入った。」

「一回戦を振り返ると僕は最後のダーツをいつも焦っていた。だからもっと堅実にコントロールするようにした。」

「練習ではステージでやるより10倍いいダーツをしているけど、もし慣れれば良くなっていくので嬉しい。どの場面でもベストとなるよう頑張っており、それが出来ればそれ以上のことはできない。僕は幸せ者だ」

「以前の4度のテレビ放映のイベントでは2度ベスト16入、1度準決勝、1度準々決勝だったので、その域に今入った。まだ気楽にはできないけど、いつも学習している。」

二回戦は水曜に残り4試合を行って完結、好試合としてはフィル・テーラー対レイモンド・バン・バーナベルトがありこの好敵手同士がビッグステージ上で対戦の最後となるかも知れない。

現チャンピオンのマイケル・バンガーウェンはサイモン・ウィットロックと、元準優勝経験のエイドリアン・ルイスが彗星のロブ・クロスと、デーブ・チズナルがアラン・ノリスと対戦する。

アンダーソンの敗退により、ライトが7/2の二番人気となっており、一番人気のバン・ガーウェンは4/9となっている。

ガーニーは16/1のオッズでスルホビックが20/1、ウェブスターが80/1だ。

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