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<メジャー>ワールドマッチプレー 第6日/9日

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2017.07.28 Fri.

ベストオブ31レッグズはとても長~~い!

https://www.pdc.tv/news/2017/…

BetVictorワールドマッチプレー
ブラックプール、ウィンターガーデンズ
7月27日(木)夕刻セッション
<準々決勝結果>
ダリル・ガーニー 16-13 メンサー・スルホビック
ピーター・ライト 16-12 ダレン・ウェブスター

7月28日(金)夕刻セッション
<準々決勝組合せ>
アラン・ノリス vs エイドリアン・ルイス
マイケル・バン・ガーウェン vs フィル・テーラー

フォーマット:ベストオブ31レッグズ

木曜のブラックプールで行われたBetVictorワールドマッチプレー準決勝で、メンサー・スルホビックとダレン・ウェブスターを下したダリル・ガーニーとピーター・ライトが準決勝で対戦することとなった。

ガーニーは自身最高のパーフォーマンスから逆転でスルホビックを16-13で下し、初の土曜の準決勝へ進出した。

この北アイルランドのエースの上昇基調は続き、ブラックプールで記憶に残る一週間を過ごしており、第7シードに対し13個の180得点、57%のダブル率を繰り出した。

ガーニーはオープニングレッグを171得点スタート13ダーツで取り2-1とリード、スルホビックも81、80と上がり3レッグを取って4-2リードと逆転した。

このオーストリア人は5-3、6-4とし両者とも180得点を重ね、ここでガーニーがイーブンに戻した後衝撃的な146チェックアウトを繰り出し、再び7-6リードとした。

北アイルランドのエースが11ダーツで上がるとスルホビックも10ダーツで返しスルホビックは9-8とリード、しかしガーニーは100チェックアウトで再びスクェアとし激戦は続いた。

スルホビックは84、20ダブルと上がり11-9と優勢になり、続いて180得点などで12-10としたが、場面は再三移り変わりガーニーが3レッグを連取、アドバンテージを取り返した。

スルホビックは10ダブルでイーブンとしたが、ガーニーも20ダブルで14-13とリード、さらに13個目の180得点から18ダブルでブレークし、ほとんどミスのない相手方の14ダブルのミスにつけ込み8ダブルを入れて勝利を決めた。

最近のラスベガスでのUSダーツマスターズ準優勝だったガーニーは土曜、3度目のテレビ放映でのランキング準決勝へ出場することとなり、「信じられない感覚だ。」

「メンサーは世界でも勝ちにくい相手だ。得点力は本当にしっかりしてるし、フィニッシュも上手い。彼は1レッグだけ良くなかったと思う。それを僕がつけ込みようやく決定的なブレークができた。」

「我慢して継続するという多くのことを学ぶことができた。たまたまブレーク出来たけど、あの第29レッグの1レッグだけ彼がちょっともたついた。」

「僕は感情を確認し続け、我慢する努力をしていた。でもまだ勉強中だしそれにしても勝てたのは単純に嬉しい。」

「僕は頭数を揃えるためだけにここに来ていないけど、決勝のことは考えていない。土曜は僕のベストを出さなければならないけど随分良くなっているし、全ては準決勝へ入ってみてのことだ。」

第3シードのライトも逆転しなければならなかったが、結果、彼はイーストアングリア出身のダレン・ウェブスターを打ち破った。ウェブスターは一旦11-9とリードしたもののUKオープンチャンピオンに16-12の勝利を譲り渡した。

ライトが2-0リードしたが試合はシーソーゲームとなりウェブスターが世界No.3のミスを突き3-2と逆転した。

ライトは2つの96チェックアウトで11ダーツ、12ダーツとスコアを4-3としたが、ウェブスターも反撃で5-4から6-5と逆転した。

ライトは101チェックアウトでイーブンに戻し、6-8ダウンから3レッグの中2度ブレークして9-8とした。

しかし第18レッグでは再びライトのダブルミスでウェブスターがイーブンとし続いて5ダブルとブレークでの16ダブルで11-9と逆転した。

ライトはまたまた18ダブル、11ダーツ、12ダーツで取り、さらに両者180得点からライトが12-11リード、加えてウェブスターが20ダブルミスを突いてこのスコットランド人が取り2レッグをリードした。

ライトは14ダブルで3レッグをリード14-11とすると、ウェブスターが4本ダブルをミスする間20ダブルを決めて勝利まであと1レッグとした。

ウェブスターも8ダブルを決めて望みをつないだが、ライトは冷静に2本で74を上がり、3年間で2度目となる準決勝を決め、2つ目のテレビ放映での優勝を狙う。

「あれは格闘技だったしダレンがそれを激しくした。もし後半も彼がコンビネーションフィニッシュを決めてきていたら違ったストーリーだったと思う。」とライト。

「彼はいくつかダブルミスしたけど、ツボにはまるといいフィニッシュをした。全体に二人ともトップ16のダーツをしていた。」

「僕はところどころいいプレーをしていなかったしまだベストな試合をしていない。すごく気分もいいけどダーツが飛んでいない。観客は素晴らしく、僕の応援をしてくれている。」

準決勝を見据えてライトは、「ダリルのプレーはファンタスティックだ。彼は高揚しており誰と対戦しようが構わないだろう。」

「彼は今ステージを支配しておりそんな感触はたまらないだろう。でも僕も応戦し彼のリンゴ積みの台車をひっくり返してみよう。いい試合になると思う。」

準々決勝は金曜に残り2試合を迎えて完結、2度のワールドチャンピオン、エイドリアン・ルイスがアラン・ノリスと対戦、さらに2度のワールドマッチプレー決勝の再現となる現チャンピオン、マイケル・バン・ガーウェン対15度のウィンターガーデンズ優勝を誇るフィル・テーラーの対戦がある。

ベスト4進出の結果、ライトのオッズは2番人気となり10/3に、ガーニーが10/1となった。

バン・ガーウェンは変わらず一番人気で4/11、テーラーは20/1、ノリスは66/1のアウトサイダーだ。

ウィンターガーデンズでの9日間のイベントはスカイスポーツでライブ放映され、PDCのネットワークで全世界へ放映されている。

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