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ダッチダーツマスターズ第1日

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2017.09.02 Sat.

ランキング中位、下位も素晴らしいスタッツ

https://www.pdc.tv/news/2017/…

ダッチダーツマスターズ
マーストリヒト、MECC
9月1日(金)午後セッション
<一回戦結果>
ロバート・オーエン(90) 6-0 ジャーミー・ベイン(91)
スティーブ・ウェスト(34) 6-5 ライアン・シアーレ(80)
ジム・ウォーカー(-) 6-5 ダレン・ウェブスター(26)
マーティン・シンドラー(91) 6-4 クリス・クァントク(84)
クリスチャン・キスト(34) 6-5 ジャスティン・バン・テゴー(-)
ナーザン・アスピナル(111) 6-4 ウルフ・セーダー(138)
マイク・デ・デッカー(72) 6-3 リチャード・ノース(68)
カーク・シェファード(89) 6-4 マックス・ホップ(43)

9月1日(金)夕刻セッション
<一回戦結果>
クリストフ・ラタイスキー(96) 6-0 スティーブ・レノン(86)
ジャーミー・ルイス(37) 6-2 ハリー・ロビンソン(119)
ジョン・ヘンダーソン(32) 6-4 ロニー・ハイブレクト(44)
ジョン・ロドリゲス(45) 6-3 ジェームス・ウィルソン(33)
カイル・アンダーソン(28) 6-4 ジャスティン・パイプ(29)
ジェフリー・デ・ズワーン(67) 6-4 ジョン・ミッチェル(64)
スティーブ・ビートン(24) 6-4 ニコ・ブルム(149)
ジミー・ヘンドリクス(97) 6-5 レーネ・バーント(149)

9月2日(土)午後セッション
<二回戦組合せ>
クリスト・レイズ(27) vs ロバート・オーエン(90)
アラン・ノリス(17) vs マイク・デ・デッカー(72)
ロブ・クロス(40) vs ジャーミー・ルイス(37)
イェル・クラーセン(11) vs クリストフ・ラタイスキー(96)
ガーウィン・プライス(19) vs マーティン・シンドラー(91)
イアン・ホワイト(14) vs ジョン・ヘンダーソン(32)
ジョー・カレン(20) vs ジミー・ヘンドリクス(97)
マービン・キング(21) vs カイル・アンダーソン(28)

9月2日(土)夕刻セッション
<二回戦組合せ>
ベニト・バン・デ・パス(15) vs ナーザン・アスピナル(111)
ダリル・ガーニー(12) vs スティーブ・ウェスト(34)
サイモン・ウィットロック(18) vs カーク・シェファード(89)
マイケル・バン・ガーウェン(1) vs ジェフリー・デ・ズワーン(67)
ピーター・ライト(3) vs ジム・ウォーカー(-)
キム・ハイブレクト(13) vs クリスチャン・キスト(34)
マイケル・スミス(9) vs ジョン・ロドリゲス(45)
メンサー・スルホビック(7) vs スティーブ・ビートン(24)

カイル・アンダーソンが金曜、マーストリヒトのMECCで始まったヨーロピアンツアーイベント、ダッチダーツマスターズの一回戦の接戦に、この日最も高いアベレージでジャスティン・パイプを6-4で下した。

オーストラリアのスター、アンダーソンは8月に自身初となるPDCタイトルをオークランドダーツマスターズを含め2つ獲得し、パイプとの対戦で108.96アベレージを出し、自信に満ちたフォームを続けた。

パイプもしっかり自分のダーツをプレーし、0-2ダウンから2つの180得点と96チェックアウトなどにより13ダーツ、14ダーツ、11ダーツ、15ダーツと4レグを連取、逆転した。

しかしアンダーソンは第7レッグで12ダーツで対応、さらに14ダーツで追いつくと、87を上がって11ダーツで5-4とリード、最後は2つの180得点から12ダーツで素晴らしい勝利を決めた。

彼は次に元ヨーロピアンツアー優勝経験のマービン・キングと2回戦で対戦しベスト8進出ならばワールドチャンピオンのマイケル・バンガーウェンと対戦、さらにタイトルを目前にする。

「きょうはいい所が全部一緒にやってきた。」とアンダーソン。「僕はダブルがへただと言われてきた。ダブルは今僕が好きなものとなったので打てた。」

「序盤2レッグはダブルが打てたので2-0とリードした。そこからジャスティンが凄くいいプレーを続け4レッグをいい調子で取ったけど、その後はチャンスが巡って来たのでそれをものにした。」

「僕は勝つことのできるいいプレーが出来ている。僕は出場するのを目的として勝つつもりと言うだけのプレーヤーじゃない。僕は全試合を取る。マイケルと当たる組合せになっているけど、このままぶつかっていく。僕のダーツをプレーしてダブルを入れていく。」

バン・ガーウェンはオランダ人同士の対戦でジェフリー・デ・ズワーンとマーストリヒトの2回戦で対戦する。このホスト国予選通過者は一回戦をギリシャのジョン・ミッチェルに6-4で勝利していた。

デ・ズワーンは0-2、1-3、3-4と押されていたが、息をのむ107チェックアウトから3レッグを連取して準々決勝へ進出した。

ジミー・ヘンドリクスはレーネ・バーントの8本のマッチとなるダブルを生き残った。彼は2-5ダウンからこのドイツの予選通過者を最終レッグでかわし、ジョー・カレンの待つ二回戦へ進出した。

バーントは5個の180得点という素晴らしい展開を見せ勝利が見えていた。しかし、第8レッグで4本のマッチとなるダーツをミス、第9レッグでも3本のマッチとなるダーツをミス、第10レッグも1本をミスし、最後はヘンドリクスが火を噴き180得点から14ダーツで勝利を奪った。

元ダッチダーツマスターズ優勝のキム・ハイブレクトは元レイクサイドチャンピオン、クリスチャン・キストと二回戦で対戦する。このホスト国予選通過者は十代のジャスティン・バン・テゴーに6-5で勝利した。

ヨーロピアンツアー初挑戦のバン・テゴーは3-1、5-4とリードしたが、マッチとなるダーツを打てず、キストが66フィニッシュで最終レッグへ。最後はキストが60を上がり勝利した。

他の元ヨーロピアンツアー優勝者で2012年チャンピオンのサイモン・ウィットロックは二回戦から出場しカーク・シェファードと対戦する。この2008年ワールドチャンピオンシップ準優勝者はドイツの若手マックス・ホップに素晴らしいフィニッシュによる6-4勝利を収めていた。

ベテランのスター、スティーブ・ビートンは16歳のドイツの予選通過者、ニコ・ブルムに6-4で勝利二回戦進出となった。二回戦では元ヨーロピアンツアーイベント優勝経験の第3シード、メンサー・スルホビックと対戦する。

スコットランドの予選通過者、ジム・ウォーカーは接戦の末ダレン・ウェブスターに6-5で勝利、土曜の二回戦で第2シードのピーター・ライトと対戦する。UKオープンチャンピオンのライトは2017年に既に4つのヨーロピアンツアーイベントに優勝している。

ポーランドのクリストフ・ラタイスキーも素晴らしい102.48アベレージでアイルランドのスティーブ・レノンを文句ない6-0のホワイトウォッシュで勝利、二回戦ではオランダのスター、イェル・クラーセンと対戦する。

ジョン・ロドリゲスはジェームス・ウィルソンと対戦、5-0とリードしたが5-3まで反撃を受け、最後はこのオーストリアの若手が強いパーフォーマンスで押し切り二回戦進出、5月のジブラルタルダーツトロフィ優勝のマイケル・スミスと対戦する。

元ダッチダーツマスターズ準優勝のダリル・ガーニーはスティーブ・ウェストと対戦する。ウェストはライアン・シアーレに2度の2レッグダウンから逆転、最後は130チェックアウトで勝利を収めていた。

ジョン・ヘンダーソンはロニー・ハイブレクトに120チェックアウト、138チェックアウトにより6-4で勝利、二回戦はイアン・ホワイトと対戦する。一方、ベニト・バン・デ・パスはナーザン・アスピナルと対戦する。アスピナルは5個の180得点を繰り出し、フィンランドのウルフ・セーダーに2-4ダウンから逆転6-4で勝利した。

ベルギーの若手マイク・デ・デッカーは素晴らしいダブルで104フィニッシュを含む9本のうち6本を決めリチャード・ノースに6-3で勝利、次にアラン・ノリスと対戦する。

ドイツの若手、マーティン・シンドラーはクリス・クァントクによる19本のダブルミスを突き6-4で勝利、次にガーウィン・プライスと対戦する。一方、ジャーミー・ルイスはヨーロピアンツアー初出場のハリー・ロビンソンに6-2で勝利、次にロブ・クロスと対戦する。

ウェールズのロバート・オーエンは11本のダブルトライで6本を決め、素晴らしい6-0のホワイトウォッシュでスコットランドのジャーミー・ベインに勝利した。彼は次にスペインのクリスト・レイズと対戦する。

マーストリヒト、MECCで開かれているこの135,000ポンドのツアーイベントは土曜も開催、2セッションに分かれて16名のシードプレーヤーが出場する。

トーナメントは日曜の午後セッションに三回戦、夕刻セッションに準々決勝、準決勝、決勝が行われ完結する。

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