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ジャーマンダーツグランプリ 第3日(最終日)

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2017.09.13 Wed.

再び君臨を始めたバン・ガーウェン

https://www.pdc.tv/news/2017/…

HappyBetジャーマンダーツグランプリ
マンハイム、マイマークハレ
9月10日(日)午後セッション
<三回戦結果>
ロブ・クロス(40) 6-2 メンサー・スルホビック(7)
イアン・ホワイト(14) 6-5 ダリル・ガーニー(12)
ベニト・バン・デ・パス(15) 6-2 ダレン・ウェブスター(26)
ビンセント・バン・デ・ブート(30) 6-0 ロニー・ハイブレクト(43)
サイモン・ウィットロック(17) 6-3 ナーザン・アスピナル(99)
マイケル・スミス(9) 6-1 ジョー・カレン(20)
イェル・クラーセン(11) 6-1 カイル・アンダーソン(28)
マイケル・バン・ガーウェン(1) 6-2 ガーウィン・プライス(19)

9月10日(日)夕刻セッション
<準々決勝>
ロブ・クロス(40) 6-2 イアン・ホワイト(14)
ベニト・バン・デ・パス(15) 6-5 ビンセント・バン・デ・ブート(30)
サイモン・ウィットロック(17) 6-1 マイケル・スミス(9)
マイケル・バン・ガーウェン(1) 6-1 イェル・クラーセン(11)

<準決勝>
ロブ・クロス(40) 6-3 ベニト・バン・デ・パス(15)
マイケル・バン・ガーウェン(1) 6-0 サイモン・ウィットロック(17)

<決勝>
マイケル・バン・ガーウェン(1) 6-3 ロブ・クロス(40)

マイケル・バン・ガーウェンが日曜夜、HappyBetジャーマンダーツグランプリ決勝でロブ・クロスに驚きの6-3で勝利2017年で5個目、今年14回目の優勝を果たした。

このワールドチャンピオンは先週末、1か月の休暇明けからダッチダーツマスターズで優勝したばかりだが、マンハイムのマイマークハレでも帝王として君臨するダーツを見せ、優勝賞金25,000ポンドのタイトルを獲得した。

バン・ガーウェンはこの週末も容赦なく、土曜の二回戦ではアベレージ111でリチャード・ノースをホワイトウォッシュで退け、ガーウィン・プライスを6-2で下すと準々決勝へ進出した。

彼は準々決勝で同国のイェル・クラーセンにアベレージ102.56、6-1で勝利し、準決勝ではサイモン・ウィットロックが11本のダブルミスする間に再びホワイトウォッシュを記録して決勝進出を決め、この時もアベレージ111を出していた。

決勝はバン・ガーウェンが180得点で幕あけしたが、両者ともブルフィニッシュをミス、クロスが8ダブルをあがって先攻をキープした。

バン・ガーウェンは127チェックアウト、12ダーツの素晴らしいダーツでイーブンとし、第3レッグはガーウェンが145チェックアウトのトライで14ダブルを外すと、クロスは111チェックアウトで第3レッグをキープした。

第4レッグはこのワールドチャンピオンが180得点からトップを決め13ダーツで再びスクェアとしたが、第5レッグでは104をチェックアウト出来ず、クロスは5本のダブルミスを克服し5ダブルをあがって3-2リードとした。

第6レッグではクロスが127チェックアウトでのインブルをミス、バン・ガーウェンがブレークされるのを防ぎ16ダブルでキープ、再びイーブンとなった。

バン・ガーウェンはここで180得点から76をチェックアウトし11ダーツでブレーク、4-3と初めてリードした。

このオランダ人はさらに180得点から101をあがり素晴らしい12ダーツでリードを5-3と拡げ最後は110チェックアウトで素晴らしい勝利を収めた。

「いいプレーが出来て勝てた時はとてもいい気分だ。」とバン・ガーウェン。彼はこのトーナメントで6レッグしか落としていなかった。「僕は優勝してもおかしくなかったしとても嬉しい。」

「僕は111アベレージで始まり111アベレージで終わった。悪くないね。」

「ロブとの対戦は激戦となり、彼の先攻をブレークするのは至難の業だったけど、僕の得点力が回復し勝とうとする気力があった。これが今日僕がチャンピオンになった要因だ。」

「ロブとはもっといい試合をしていくと思う。彼は今年ブレークし、本当に活躍している。彼はビッグなスーパースターになることは間違いない。」

クロスはプレーヤーズチャンピオンシップで2度優勝など2017年に大躍進し、類稀なパーフォーマンスはマンハイムでも維持、ヨーロピアンツアー初めての決勝進出を果たした。

彼は土曜にアベレージ103.81、スコア6-3でイアン・デッカーを退け、日曜午後の三回戦ではアベレージ109.10、スコア6-2でメンサー・スルホビックを吹き飛ばした。

彼はそれから準々決勝でアベレージ105.89、スコア6-2でイアン・ホワイトを倒し、準決勝でアベレージ102.87、スコア6-3でベニト・バン・デ・パスを下した。

「今週はいいプレーが出来たのでとても楽しめた。」とクロス。「最後の4レッグは僕は自分を見失ってしまったけど、マイケルから何かを奪い取ろうなど出来ない。」

「あれが彼が世界No.1の所以だし彼の持っている経験は偉大だ。でも僕も追いつくのにそんなに時間はかからないと思う。僕もあそこに行く。」

ウィットロックは土曜にナーザン・アスピナルとマイケル・スミスを下し、今年2度目のヨーロピアンツアー準決勝進出を果たした。しかしバン・ガーウェンとの対戦では全くいいところがなかった。

バン・デ・パスは今年2度目の決勝進出を狙って、日曜にダレン・ウェブスターを下し、ビンセント・バン・デ・ブートとは最終レッグまでもつれ込んで勝ち上がったが、準決勝ではクロスに2-2から94チェックアウト、61チェックアウト、100チェックアウトで突き放されてしまった。

ジブラルタルダーツトロフィ優勝のスミスは今年2つ目のヨーロピアンツアー優勝はならなかった。彼はクラーセン、ホワイト、バン・デ・ブートと供に準々決勝で敗退した。バン・デ・ブートはバン・デ・パス戦で2本のマッチとなるダーツをミスしていた。

バン・デ・ブートは午後の三回戦でロニー・ハイブレクトをホワイトウォッシュした。このベルギー人は1本もダブルを打たせて貰えなかった。一方、クラーセンは6-1でカイル・アンダーソンの進撃を6-1で終わらせた。

次回のPDCヨーロピアンツアーイベントはリエサでのHappyBetインターナショナルダーツオープンで9月22日~24日に開催、賞金総額は135,000ポンドで今年11回目のヨーロピアンイベントとなる。

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