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ピーターライト、悲願のフィルとの決勝実現とシリーズ初優勝

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2017.10.22 Sun.

ジャーマンダーツマスターズ 第2日(最終日)

https://www.pdc.tv/news/2017/…

2017ジャーマンダーツマスターズ
デュッセルドルフ、カステロアリーナ
(カッコ内はランキング)<は試合アベレージ>

10月21日(土)午後セッション
<準々決勝結果>
ピーター・ライト(3)<94.62> 10-9 メンサー・スルホビック(7)<94.04>
レイモンド・バン・バーナベルト(9)<97.48> 10-8 ギャリー・アンダーソン(2)<93.52>
フィル・テーラー(5)<100.4> 10-7 ダリル・ガーニー(6)<97>
ジェームス・ウェード(10) Bye マイケル・バン・ガーウェン(1)

10月21日(土)夕刻セッション
<準決勝結果>
ピーター・ライト(3)<94.94> 11-9 レイモンド・バン・バーナベルト(9)<94.13>
フィル・テーラー(5)<93.1> 10-7 ジェームス・ウェード(10)<95.97>

<決勝結果>
ピーター・ライト(3)<102.25> 11-4 フィル・テーラー(5)<93.93>

ピーター・ライトが土曜、デュッセルドルフのカステロアリーナで行われたジャーマンダーツマスターズ決勝でフィル・テーラーを11-4で破り初めてのワールドシリーズオブダーツタイトルを獲得した。

世界No.3でUKオープンチャンピオンは8月のメルボルンを含むワールドシリーズサーキットの決勝でテーラーに2度敗れていたが、豪快なディスプレーで20,000ポンドの賞金を獲得した。

ライトは初戦からドラグティン・ホーバットやメンサー・スルホビックとの二試合でマッチとなるダブルミスに助けられ生き残り、準決勝ではレイモンド・バン・バーナベルトに11-9の接戦を征してきた。

彼はベストなパーフォーマンスを決勝で披露し、素晴らしいパーフォーマンスで横浜とメルボルンの敗退の思い出を払拭した。

決勝でライトはこの決勝では116チェックアウトの12ダーツと素晴らしいスタートを切り、12ダブルで13ダーツと2-0リードとした。

第3レッグはテーラーが反撃、しかしライトは3レッグを連取し5-1リードまで拡げると相手の57歳も2レッグ連取しその差を半分とした。

しかしライトは66フィニッシュでブレークバック、続いて3つ目の180得点から81チェックアウトで12ダーツ、7-3と4レッグ差に戻した。

ライトは61チェックアウトも見せ差を5レッグとし加えて180得点から20ダブルをあがり9-3リードとした。その後両者はそれぞれ14ダーツで分け合い、スコットランド人が勝利まであと1レッグと迫り、最後は10ダブルをあがって12ダーツで優勝を決めた。

ライトは決勝アベレージを102.25、ダブル率も素晴らしい11/19で、ワールドマッチプレーとメルボルンダーツマスターズでのテーラーへの敗退にリベンジをすると共に、2017年記念すべき11個目のトーナメント優勝を飾った。

「素晴らしい、僕は嬉しい。」とライト。「フィルを倒せたことの意味は凄く大きく、またワールドシリーズを本当に優勝したかった。1つの目標を達成した。」

「過去フィルに負けたことから学んだ、僕は今日はラッキーだった。」

「多くのヨーロピアンツアーイベントに参加し一日に3、4度試合を消化する経験をしたアドバンテージがあった。」

「僕は普通こういったイベントは何日もかけて行い新しい風も見つける。ステージに上がり観客が味方してくれると新鮮さを感じ目覚めるし期待に応えようとする。」

「難しいけど、いつもフィルが決勝に上がった時ほどフィルの集中レベルがシャープじゃなかった。フィルは疲れていたけど決して諦めていた訳でもないし相手任せというものでもない。彼が世界一なのはそういうところだと思う。」

「彼とプレーすると、彼のプレーや采配には畏敬を感じる。フィルとの対戦がなければ僕等はここにいなかったろうしとても特別だ。」

ライトは、「メンサーとの試合で僕がダーツを変更した時、あれは全く新しいダーツだった。あれが20,000ポンドの価値ある変更だった。」

テーラーは9つ目のワールドシリーズタイトルを狙い、準々決勝でダリル・ガーニーを10-7、さらに準決勝では強すぎるところを見せ、ジェームス・ウェードが104チェックアウト、158チェックアウトを見せたものの11-7で勝利した。

「僕には長い一日だった僕には疲れる。」とテーラー。「僕は最善を尽くしたけどピーターのフィニッシュがとても良かった。彼は優勝に相応しい。」

「僕は57歳だ、今、歳相応を感じる。僕には一日に3試合は無理だ。サッカーで若手と試合するようにもう難しくなった。プレーしたいけどできないんだ。」

「この週末ずっとここのファンは素晴らしかったし僕に凄く気を使ってくれて暖かかった。どの一瞬も大好きだった。」

ウェードは土曜朝にワールドチャンピオンのマイケル・バン・ガーウェンが足首の故障で辞退し不戦勝となった。バン・ガーウェンは元気にドイツ入りし、素晴らしいダーツを披露していたが痛みがひどくなった模様だ。

一方、バン・バーナベルトはギャリー・アンダーソンが3個のインブルフィニッシュを見せたものの10-8で勝利、8月のパースダーツマスターズのリベンジを果たしてベスト4入りした。

ジャーマンダーツマスターズで今年の7回のワールドシリーズオブダーツイベントが完結、来月グラスゴーで締めくくりのLadbrokesワールドシリーズオブダーツ、ファイナルズが開催される。

Ladbrokesワールドシリーズオブダーツ、ファイナルズは11月3~5日、グラスゴーのブレアヘッドアリーナで開催。

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