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<メジャー>ワールドシリーズ、ファイナルズ第1日/3日

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2017.11.04 Sat.

ランキング上位陣総崩れ、若手大躍進の2017年

https://www.pdc.tv/news/2017/…

Ladbrokesワールドシリーズオブダーツ、ファイナルズ
グラスゴー、ブレアヘッドアリーナ
(カッコ内はランキング)<は試合アベレージ>
11月3日(金)
<一回戦結果>
サイモン・スティーブンソン(69)<90.21> 6-3 イアン・デッカー(52)<83.83>
ジャスティン・パイプ(32)<93.17> 6-5 デーブ・チズナル(8)<95.23>
マックス・ホップ(46)<85.84> 6-2 エイドリアン・ルイス(5)<87.73>
ディミトリ・バン・デン・バーグ(43)<97.44> 6-1 マイケル・スミス(10)<100.11>
コーリー・カドビー(-)<87.54> 6-3 イェル・クラーセン(13)<87.02>
サイモン・ウィットロック(11)<78.22> 6-3 マーク・ウェブスター(27)<77.44>
クリス・ドービー(38)<90.63> 6-3 メンサー・スルホビック(7)<94.14>
ロブ・クロス(24)<97.93> 6-1 ジョニー・クレイトン(39)<88.16>

11月4日(土)午後セッション
<二回戦組合せ>
ギャリー・アンダーソン(3) vs クリス・ドービー(38)
ガーウィン・プライス(18) vs コーリー・カドビー(-)
ジェームス・ウェード(12) vs サイモン・スティーブンソン(69)
レイモンド・バン・バーナベルト(9) vs ディミトリ・バン・デン・バーグ(43)
マイケル・バン・ガーウェン(1) vs マックス・ホップ(46)
カイル・アンダーソン(22) vs ロブ・クロス(24)
ダリル・ガーニー(4) vs サイモン・ウィットロック(11)
ピーター・ライト(2) vs ジャスティン・パイプ(32)

11月5日(日)午後セッション
<準々決勝>

11月5日(日)夕刻セッション
<準決勝>
<決勝>

クリス・ドービーが2017年Ladbrokesワールドシリーズオブダーツ、ファイナルズの一回戦で大衝撃を与えた。彼はこのグラスゴー、ブレアヘッドでメンサー・スルホビックに0-3ダウンから6-3の勝利をあげた。このオープニングの夜、マックス・ホップ、ディミトリ・バン・デン・バーグ、ジャスティン・パイプもオッズをひっくり返し、コーリー・カドビーが素晴らしいダーツでPDCへ戻ってきた。

27歳のドービーはグラスゴーでのこの試合、2017年チャンピオンズリーグオブダーツ優勝の相手にやや緊張気味でスルホビックが3-0リードで始まった。

ドービーの素晴らしい反撃は8ダブルを決めて始まった。

1つ目の180得点から70を16ダブルでチェックアウトし、ドービーはまずブレーク、続いて14ダブルでイーブンに戻した。

3つ目の180得点の力でドービーは再びブレーク、初めてリードを奪った。

この元グランドスラムベスト8は第8レッグで2つの180得点からこのレッグ勝利し6レッグを連取、師匠のギャリー・アンダーソンの待つ二回戦へと駒を進めた。

「ギャリーと僕はダーツを通じて凄く仲良くして貰っているけど、試合になればどちらかが勝たねばならない。」

「ギャリーは僕にとって偉大でスコットランドで試合をするのはとても厳しい。でも僕は準備ができている。僕は僕のダーツをするだけだし楽しみにしている。」とドービー。

ドイツのマックス・ホップは素晴らしいダーツでエイドリアン・ルイスを6-2で下し、二回戦でマイケル・バン・ガーウェンと対戦する。

この元ワールドユースチャンピオンは素晴らしい立ち上がりで16ダブルで108をチェックアウトしまずブレークから入り、最後はルイスが20ダブルを苦労する中勝利した。

ルイスは1つブレークで返したがホップはここから4レッグを連取し完全に試合の主導権を握った。

イングランド人は第7レッグで100をチェックアウトし望みをつないだものの、ルイスは20ダブルを3本ミス、ホップが取って勝利を決めた。

「僕にとって大きな勝利だ。今年僕のベストなダーツを見せてこれなかったので、出来ればこれを機会に上昇したい。」とホップ。

「凄く練習してるし、まだゴールは狙えるので僕がどれだけ出来るかお見せしたい。」

この21歳は次の二回戦で世界No.1と当たるが、彼に打ち勝つには今日の出来栄えをもっと良くしなければいけないという。

「マイケルは世界で一番のプレーヤーで、彼を倒すにはいつも改善を試みなければならない。しかし僕は自信がありいい対戦ができると信じてる。」

ディミトリ・バン・デン・バーグもアベレージ100.11に達しマイケル・スミスを6-1で退けてレイモンド・バン・バーナベルトの待つベスト16へ進出する大金星をあげた。

このベルギー人は序盤2-0とリードし、続いて174得点を連続して20ダブルを決め3-0へ進んだ。

アベレージが97にも達したのにスミスは一向にダブルトライのアドバンテージが取れずバン・デン・バーグの刃にかかっていた。

「ここ2,3週間、気分は上々だった。細部の練習も十分やったし特にフィニッシュを入念にやっていた。」とこのベルギー人。

「この試合は自由に出来た方だった。もし一回戦で敗れたらこのままワイガンのデベロプメントツアーへ参加のつもりだった。」

「単純にダーツをプレーするのが好きだし、ステージ上だろうがフロアだろうが構わない。僕はいつもプレーをエンジョイしているし、良くしようと試みている。」とこの23歳。

ジャスティン・パイプはデーブ・チズナルの5個の180得点と2本のマッチとなるダブルを凌ぎこの世界No.8を6-5で下し、二回戦のピーター・ライト戦へ進んだ。

パイプは110チェックアウトで幸先のいいスタートを切ったが序盤ではブレークのきっかけを見つけられなかった。

チズナルは第6レッグで103をチェックアウトしイーブンとすると続くレッグをブレークして試合を支配下に置きだした。

第10レッグではこの世界No.8が2本のマッチとなるダブルをミス、相手45歳が2ダブルを決める。

パイプはチズナルが60残りで待つ中、5ダブルをあがりベスト16入りを決めた。

オークランドダーツマスターズ準優勝のコーリー・カドビーがイェル・クラーセンを6-3で破りPDCステージへ勝利で復帰した。二回戦は垂涎のガーウィン・プライスと対戦する。

このオーストラリア人は序盤にブレークし3-1とリード、3レッグリードに拡げようとする中クラーセンが146チェックアウト、差は逆に1レッグと縮まった。

このオランダ人は続いてイーブンとなる3本のダブルをミス、カドビーがリードを戻しさらにスコアは5-2となった。

この22歳は結局アベレージ87.54で勝利、次にウェールズのガーウィン・プライスと対戦する。

「火事場のようだった。彼が火を付け僕が火をつけた。不思議な試合だった。」

「ガーウィンをとても尊敬しているし、その夜いい方が勝つだけだ。それが僕であることを願う。」とカドビー。

サイモン・スティーブンソンはダークホースのイアン・デッカーに優位にたち順当に6-3で勝利した。

この試合序盤3レッグはキープ、第4レッグをイングランド人がブレークした。

スティーブンソンはここで117チェックアウトで2度目のブレーク、5-1リードとした。

デッカーも反撃の狼煙をあげたが及ばず、スティーブンソンが勝利を決めグラスゴー二回戦のジェームス・ウェードとの対戦へ進んだ。

マーク・ウェブスターはダブルのミスが20本となりサイモン・ウィットロックに6-3で敗退した。

ぐずぐずした試合展開をオーストラリア人が勝利しダリル・ガーニーとの二回戦へ進んだ。この対戦は2017年ワールドグランプリ決勝の再現となる。

ロブ・クロスはジョニー・クレイトンに余裕の6-1で勝利ベスト16でオークランドダーツマスターズチャンピオンのカイル・アンダーソンと対戦する。

クロスは先週末のヨーロピアンチャンピオンシップで準優勝だったが、この日もアベレージ97.93に達し明日のオーストラリア人との対戦を楽しみにしていた。

「カイルは素晴らしいプレーヤーだけど僕はAクラスのプレーを持ち込んで勝つつもりだ。」とクロス

「彼はトッププレーヤーでとても素敵な奴なので慎重に準備をしている。でも風向きは今僕に有利だし、このまま行けると思う。」とこの元電気工。

2017年Ladbrokesワールドシリーズオブダーツ、ファイナルズの二回戦はグラスゴー、ブレアヘッドアリーナで土曜に開催、シード8プレーヤーが出場する。

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