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<メジャー>ワールドシリーズ、ファイナルズ第2日/3日

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2017.11.05 Sun.

ランキングトップ陣は強い。新進気鋭が再び大金星となるか

https://www.pdc.tv/news/2017/…

Ladbrokesワールドシリーズオブダーツ、ファイナルズ
グラスゴー、ブレアヘッドアリーナ
(カッコ内はランキング)<は試合アベレージ>
11月4日(土)
<二回戦結果>
ジェームス・ウェード(12)<93.24> 6-5 サイモン・スティーブンソン(69)<92.67>
ディミトリ・バン・デン・バーグ(43)<102> 6-4 レイモンド・バン・バーナベルト(9)<90.73>
ガーウィン・プライス(18)<93.86> 6-5 コーリー・カドビー(-)<94.59>
ギャリー・アンダーソン(3)<103.57> 6-1 クリス・ドービー(38)<92.81>
ピーター・ライト(2)<91.58> 6-1 ジャスティン・パイプ(32)<87.33>
マイケル・バン・ガーウェン(1)<102.61> 6-1 マックス・ホップ(46)<86.73>
ダリル・ガーニー(4)<103.64> 6-3 サイモン・ウィットロック(11)<97.7>
ロブ・クロス(24)<98.7> 6-5 カイル・アンダーソン(22)<97.81>

11月5日(日)午後セッション
<準々決勝組合せ>
ジェームス・ウェード(12) vs ディミトリ・バン・デン・バーグ(43)
ギャリー・アンダーソン(3) vs ガーウィン・プライス(18)
マイケル・バン・ガーウェン(1) vs ロブ・クロス(24)
ダリル・ガーニー(4) vs ピーター・ライト(2)

11月5日(日)夕刻セッション
<準決勝>
<決勝>

ギャリー・アンダーソンとピーター・ライトがスコットランドに戻り2017年Ladbrokesワールドシリーズオブダーツ、ファイナルズ二回戦で快勝揃ってベスト8へ進出した。

グラスゴー、ブレアヘッドアリーナでは世界No.1のマイケル・バン・ガーウェンもベスト8へ進出、ディミトリ・バン・デン・バーグがレイモンド・バン・バーナベルトに再び衝撃的な勝利をあげ、彼にとって素晴らしい夜となった。

第1シードのアンダーソンはアベレージ103.57に達し弟子のクリス・ドービーを6-1で下した。

アンダーソンのハイライトは130チェックアウト、110チェックアウトだった。彼は準々決勝でガーウィン・プライスと対戦する。プライスはコーリー・カドビーとの燃え盛る試合を6-5で勝利した。

この世界No.18はアベレージ93.86を出し2度のワールドチャンピオン、アンダーソンと6度目の対戦に向かう。ここまでの対戦成績はスコットランド人が3-2とリードしている。

両者の直近の対戦は2016年3月のプレーヤーズチャンピオンシップで、その時はアンダーソンが6-0で勝利、この46歳はこのウェールズ人との対戦を心待ちにしている。

「このままの調子で」と2度のプレミアリーグチャンピオンはにやりと笑った。

「僕はただステージに立ちダーツをしたいだけ。彼が自分のダーツに集中したいだろうけど、そうなれば僕は僕のダーツに集中できいいプレーが出来ると思う。」とアンダーソン

ピーター・ライトもスコットランド人の応援を喜びジャスティン・パイプを6-1で退けて、日曜午後に16度目となるダリル・ガーニーとの対戦に臨む。

この世界No.2はグラスゴーでのタイトル獲得に意気込みを見せるが、この北アイルランド人を倒すには力不足だと考えている。

「今晩は精一杯やった。ジャスティンはいい友達だし彼との対戦は骨が折れる。ここから明らかにもっといいダーツを見せたい。」と試合後のライト。

「先週末、ダリルが僕にかったいたので再試合できるのは素晴らしい、少しリベンジ出来ればと思う。」と最後にライトが語った。

ガーニーは先月のワールドグランプリ決勝の再現となったサイモン・ウィットロックとの対戦でアベレージ103.64の6-3で勝利しピーター・ライトとの対戦について語った。

「僕が最初PDCへ来た時、彼は楽しみの一つとして僕をやっつけていた。でも今の僕は全く違うプレーヤーだ。」

先週末のヨーロピアンチャンピオンシップではガーニーがライトを破っており、ガーニーの望んでいた組合せが日曜のグラスゴーで再現される。

「日曜は先週ベルギーのような長いフォーマットになるのでその流れでは僕が彼を倒すことができる。僕がベストプレーをすれば、僕が進出するのだろう。」とガーニー。

ワールドチャンピオンのマイケル・バン・ガーウェンは3年連続のワールドシリーズ、ファイナルズの栄冠が現実味を帯びて来ており、マックス・ホップに悠々と6-1で勝利、順当にベスト8入りした。

2017年の上海とラスベガスでのマスターズチャンピオンはアベレージ102.98を出し、次の準々決勝でロブ・クロスと対戦する。クロスは終盤で反撃しオークランドマスターズチャンピオンのカイル・アンダーソンを6-5で破っていた。

過去2度の対戦で、先週のヨーロピアンチャンピオンシップ決勝ではバン・ガーウェンがタイトルを獲得していたが、クロスは、この日曜の現チャンピオンへの対策は十分だと言っている。

「先週末、僕はちょっと舞い上がっていたし勝つ可能性が大きかった。僕の出来る限りのダーツが出来ればマイケルに近づくことが出来る。」

クロスは僅か10か月前にプロ転向したのにも関わらず、すでに世界No.24へ上昇、しかし彼の視線はもっと上にある。

「僕は世界No.1になれると信じている。資格は十分なところにあるし、エイドリアン・ルイスが初期にそうであったように、またマイケルがやらなければならなかったように多くのことを学んでいる。でも確信がある。」

ディミトリ・バン・デン・バーグがアベレージ102に達し5個の180得点で第5シードのレイモンド・バン・バーナベルトをノックアウト、自身初めてのテレビ放映での準々決勝進出を決めた。

いつもウォークオンにダンスで観客を楽しませているこのベルギー人は、観客に彼の評価を見直してもらうためには過去を振り返るよりいかに将来を見つめるかにかかっていると言っている。

「僕はダンサーとしてのディミトリを知られたくない、ダーツプレーヤーとしてのディミトリを覚えて欲しい。ダンスは大好きだけど僕の歴史はダーツだし、最後まで突き詰めて行きたい。」

この23歳は次にジェームス・ウェードと対戦する。ウェードはバン・デン・バーグが尊敬する一人で将来彼のようになりたいと希望している。

「もっとジェームス・ウェードのようになりたい。確固としたプレーヤーでスタート前から試合に勝てるプレーヤーだ。」

「観客が良く知っていて、チャンスがあったら必ず取るようなプレーヤーだ。」とバン・デン・バーグ。

「ジェームスとの対戦を本当に心待ちにしており、試合がどうなろうと一杯学んでプレーヤーとして改善したい。」と10回のデベロプメントツアーでの優勝経験者。

ジェームス・ウェードもサイモン・スティーブンソンに6-5で勝利し明日の最終日の試合の行方についてとても興味を抱いている。

「僕は2009年から同じように練習を重ねており、今から改めて僕の全身全霊をこのスポーツに捧げるつもりだ。」

「今は長すぎる期間の繰り返しで過ごして来たので余り充電できていない。僕の実態について誰も意見を言えないだろうけど、僕は再び前に向かって出発だ。」とウェード。

ザ・マシンは5-2とリードしていたがスティーブンソンが反撃、あわやこの34歳が敗退かと脅かされたが最後は勝利を飾った。

「今夜は彼の反撃を許してしまい、また試合を投げ出してしまったかと心配したけど、今は明日も再びプレー出来ることを楽しみにできる。」

「もう一度ダーツで興奮を味わいたい。僕はまだベストプレーヤーの一角だし、それを証明する時期に来た。」と元プレミアリーグチャンピオン。

2017年Ladbrokesワールドシリーズオブダーツ、ファイナルズは日曜に2セッションが行われ、残った8プレーヤーが優勝賞金50,000ポンドを目指して戦いを続ける。

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