＜メジャー＞きょうから１９日までグランドスラム
グランドスラム プレビュー
https://www.pdc.tv/news/2017/…
２０１７年bwinグランドスラムオブダーツが土曜に開幕、PDCとBDOの両団体から３２プレーヤーがウォルバーハンプトンに出場し、賞金総額４５０，０００ポンドと栄光のタイトルを目指してぶつかり合う。
このウォルブズシビックでの９日間の模様はスカイスポーツでライブ放映されるが、まず３２プレーヤーが４名ずつ８グループに別れラウンドロビン形式で土曜と日曜を戦う。
土曜のオープニングマッチでは８名のシード選手が８名のBDO代表とぶつかるが、現チャンピオンのマイケル・バン・ガーウェンはスコットランドからデビューのロス・モンゴメリーと対戦する。
バン・ガーウェンはウォルバーハンプトンで３年連続の優勝を狙っており、スポンサーのbwinでのオッズは１９/２０の一番人気だ。
「ここ２、３週間で気分は最高だ、グランドスラムを本当に楽しみにしている。」とバン・ガーウェン。「僕はここ２年間優勝しており３年連続はとても魅力だ。でもそんなに先のことは考えられない。」
「ずっといいプレーが出来ているけど、ここからどの試合に対しても準備しなければならない。グループ試合は短いしスタートが大事だからね。」
「今はロスとの対戦しか照準を合わせていない。そんなに先を考える余裕はない。長いこと彼とは戦っていないけど彼はいいプレーヤーだ。」
バン・ガーウェンがモンゴメリーと対戦した記録は２００６年のスコティッシュオープンに遡り、準決勝でこのスコットランド人が３－２で勝利していた。
「タフなグループだけど、どこも簡単なところはない。」とこの５５歳のイーストキルブライド出身者。「僕はいいプレーが出来ておりBDOでNo.１に昇り詰めたし結果が認められてグランドスラムへ出場している。」
「グループステージは短いフォーマットなので凄い試合になる。BDOでは通常ベストオブ９レッグに慣れているけど、いいスタートを切ることでほぼ決まってくる。」
グループAにはまたヨーロピアンチャンピオンシップ準優勝のロブ・クロスと予選通過のジョー・マーナンがオープニングの夜に対戦、彼等のどちらもウォルバーハンプトンデビュー戦勝利を目指す。
６度のグランドスラム優勝のフィル・テーラーは今週、来年の完全リタイア前に最期のウォルブズシビック登場となる。
テーラーはスポンサーのbwinでのオッズで、７度目の優勝となるのは８/１にあり、土曜夜にはデビュー戦となるピーター・マシンと対戦する。このオーストラリア人は２０１７年前半のBDOワールドトロフィで優勝しグランドスラム出場が決まった。
「ウォルバーハンプトンには素晴らしい思い出があり、早く出場したい。」とテーラー。この５７歳は彼の最期のランキングイベント優勝として７月に１６度目のワールドマッチプレー優勝を果たした。
「これは偉大なトーナメントでありべニューも素晴らしい。素晴らしい雰囲気を醸し出してくれており、観客も素晴らしい。」
「僕にはもうトーナメントは残されておらず今とても興奮している。だから僕は全てに全力で立ち向かう。初めて対戦するピーター・マシンのことは良く知らないけどいいスタートを切りたい。いいスタートを切るのがグループでは肝要だ。」
同じグループCには２度のグランドスラムオブダーツ準優勝のジェームス・ウェードもいる。彼は昨年バン・ガーウェンと決勝で戦っているが、土曜夕刻に予選通過のロビー・グリーンと対戦する。
第２シードのピーター・ライトは土曜午後にレイクサイドチャンピオンのグレン・デュランとの対戦で挑戦を開始する。彼は３月のUKオープン優勝や先月のジャーマンダーツマスターズ優勝に続きもう一つテレビ放映での栄冠を狙っている。
アラン・ノリスと元ワールドユースチャンピオンのコーリー・カドビーもグループEで、ライトは、「素晴らしいグループだ」と言う。
「こんなタフなグループなら誰が抜け出てもトーナメント後半の準備は出来上がるし、ずっとプレッシャーを受け続ける試合が３つも続く。」
「グレンとの試合は初めてだけど、去年彼に会ったことがある。一緒に練習したしいい知り合いになった。彼がタオルを忘れてきたのでスネークバイトのタオルを貸したらステージで使っていた。」
「彼はレイクサイドで凄くいいダーツをしていた。でも僕は彼に対応するために、僕の一番いいゲームをするつもりだ。最近僕はちょっと錆びついてたけど、今週は凄く練習した。」
第３シードのギャリー・アンダーソンはグループHで同郷スコットランドのキャメロン・メンジーズと対戦する。このグループでは１０月のワールドグランプリ準優勝のサイモン・ウィットロックが元ワールドユースチャンピオンシップ準優勝のベリー・バン・ピアーと土曜午後に対戦する。
９月のチャンピオンズリーグオブダーツ優勝のメンサー・スルホビックはグループGでBDOのNo.１、マーク・マクギーニーと対戦する。元ウォルバーハンプトンでベスト４となったマイケル・スミスはジェームス・ウィルソンと対戦する。
第７シードで元グランドスラムオブダーツ準優勝経験のデーブ・チズナルはグループFで元レイクサイドチャンピオンのスコット・ミッチェルとの対戦でキックオフ、ステファン・バンティングはオランダの若手ジェフリー・デ・ズワーンと対戦する。
２０１２年のグランドスラムオブダーツチャンピオン、レイモンド・バン・バーナベルトはチップトンのジャーミー・ヒューズと初戦を交わし、ウェールズのガーウィン・プライスは同じグループBでアイルランドの若手、スティーブ・レノンと対戦する。
第４シードのダリル・ガーニーは先月ワールドグランプリチャンピオンとなったが、ウォルバーハンプトンにようやくデビュー、レイクサイドチャンピオンシップ準優勝のダニー・ノッパートと対戦する。ダレン・ウェブスターとマーク・ウェブスターも同じグループDで対戦する。
土曜のオープニングマッチに続き、日曜にはグループでの勝者同士および敗者同士が対戦する。
月曜にはグループE～Hのロビン最終戦が行われ、火曜夕刻にグループA～Dのロビン最終戦が行われる。各グループの上位２プレーヤーがベスト１６によるノックアウトステージへ進出する。
bwinグランドスラムオブダーツは１１月１１日～１９日までスカイスポーツでライブ放映される。
１１月１１日（土）午後セッション
（G) マイケル・スミス（１０） ｖｓ ジェームス・ウィルソン（３３）
（F) ステファン・バンティング（２１） ｖｓ ジェフリー・デ・ズワーン（６５）
（H) サイモン・ウィットロック（１１） ｖｓ ベリー・バン・ピアー（７７）
（E) アラン・ノリス（１５） ｖｓ コーリー・カドビー（－）
（F) デーブ・チズナル（８） ｖｓ スコット・ミッチェル（BDO)
（G) メンサー・スルホビック（７） ｖｓ マーク・マクギーニー（BDO)
（H) ギャリー・アンダーソン（３） ｖｓ キャメロン・メンジーズ（BDO)
（E) ピーター・ライト（２） ｖｓ グレン・デュラン（BDO)
１１月１１日（土）夕刻セッション
（B) ガーウィン・プライス（１８） ｖｓ スティーブ・レノン（８３）
（C) ジェームス・ウェード（１２） ｖｓ ロビー・グリーン（４１）
（D) ダレン・ウェブスター（２５） ｖｓ マーク・ウェブスター（２７）
（A) ロブ・クロス（２４） ｖｓ ジョー・マーナン（４７）
（C) フィル・テーラー（６） ｖｓ ピーター・マシン（BDO)
（A) マイケル・バン・ガーウェン（１） ｖｓ ロス・モンゴメリー（BDO)
（B) レイモンド・バン・バーナベルト（９） ｖｓ ジャーミー・ヒューズ（BDO)
（D) ダリル・ガーニー（４） ｖｓ ダニー・ノッパート（BDO)
