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<メジャー>ワールドチャンピオンシップ、12月15日プレリミナリーラウンド/一回戦

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2017.12.16 Sat.

浅田プロ、メーザーズに勝利/ロブクロスに惜敗

https://www.pdc.tv/news/2017/…

William Hillワールドダーツチャンピオンシップ
ロンドン、アレキサンドラパレス
12月15日(金)
<プレリミナリーラウンド結果>
浅田斉吾 2-1 ゴードン・メーザーズ
<一回戦組結果>
ディミトリ・バン・デン・バーグ 3-1 ステファン・バンティング
フィル・テーラー 3-1 クリス・ドービー
ロブ・クロス 3-0 浅田斉吾

12月16日(土)午後セッション
<プレリミナリーラウンド組合せ>
アラン・ルービック vs ブレンダン・ドラン
<一回戦組み合せ>
ベニト・バン・デン・パス vs スティーブ・ウェスト
マービン・キング vs ゾラン・レイクバッハ
ロバート・ソーントン vs ルービック/ドラン

12月16日(土)夕刻セッション
<プレリミナリーラウンド組合せ>
ジェフ・スミス vs ルーク・ハンフリーズ
<一回戦組み合せ>
ジョー・カレン vs ジャーメイン・ワッティメナ
イェル・クラーセン vs イアン・デッカー
ギャリー・アンダーソン vs スミス/ハンフリーズ

フィル・テーラーがいくつか緊張する場面を乗り越えクリス・ドービーを3-1で下し、伝説のダーツ歴で最期のWilliam Hillワールドダーツチャンピオンシップの戦いを開始した。

16度のワールドチャンピオンは彼の驚くばかりの経歴をおとぎ話のように終えたいと思っているが、お別れに登場したアレキサンドラパレスのオープニング試合を通過しほっとした。

今年観客の目は全てこの57歳に集まっており、この反響の大きさが一回戦通過の邪魔をしているようだった。彼は少々エネルギーが足らなく苦労したと告白していた。

「今夜はクリスと対戦するのに少しエネルギー不足だった、少し緩みがちであれは僕じゃなかった。ちょっと疲れた。」とテーラー。

「前は絶対こんな風じゃなかった、トーナメントに優勝しすぐに次のトーナメントでプレーした、不思議なことだ。何日か休息が取れるので次の試合に準備したい。」

本当にテーラーらしくないスタートで、若手のドービーが序盤を1-0、2-1リードとし場を大いにしらけさせたが、テーラーは続く2レッグで立て直し、ブレークで第1セットを奪った。

第2セットは少しはテーラーらしさになりドービーも1レッグで180得点から60を上がる以外少しも反撃できず3-1のスコアでこのストークの伝説が勝利した。

ドービーは第3セットのスタートをリード、第4レッグではテーラーが初めての100越えチェックアウトの105をあがりイーブンに戻すとこのベドリントンのプレーヤーは11ダーツで再び試合を長引かせた。

第4セットのドービーはアレキサンドラパレスのジャングルで緊張し出したが、104チェックアウトで2-1リードとし試合をイーブンに戻すチャンスが訪れた。しかしセットとなる16ダブルを2本外してしまった。

テーラーは3本を使って16ダブルを仕留めイーブンとし、最終レッグは本人も観客も納得するミスのない上がりで二回戦へ進出した。

「凄いプレッシャーがあったが、調子のいいクリス・ドービーを退けた。」とほっとしたテーラー。「ダーツの将来はこいつらが背負っていくと思う。」

「ディミトリもいるしね、彼等は可愛い子供だし彼等が試合を高めていくと思う。」

テーラーはリタイア後の状況は厳しいものだろうと認識しているが、ビッグイベントで戦うのはもっと厳しく、立ち向かえるような昔の調子良さは見つからないという。

「火は消えてしまった。」「勝ちたい、僕はまだ腹の中に勝つための火は残っている。古い道具が昔のようには上手く動かない。ひどいことだ。それが僕をだめにしている。」

「僕のインタビューでも知っての通り、僕はあるプレーヤーにはとても批判的だ、それは時々当たっているし、時々見当違いもある。前からちょっと辛口だったけど僕は思うようにプレー出来ず辟易としており、本当にそれが僕をだめにしてしまっている。」

「僕は本当に懸命に練習してるけど以前のようにはできない。だからもう口をつぐむようにした。」

新ワールドユースチャンピオンのディミトリ・バン・デン・バーグはアベレージ104.17を出しもっと上を目指している。このアベレージは歴代の一回戦で5番目となり、170チェックアウトを見せたステファン・バンティングを3-1で下した。

「僕の目標、僕の感じ方など僕は何か大物になる準備ができている。」とバン・デン・バーグ。「僕のパパが僕はそんな人物だというし、パパが言うから間違いないと思う。」

「だから頑張り続けて最低ベスト8に入るつもりだし、もし準々決勝に出られたらもっと上を目指す、絶対にあきらめない。」

全く驚きのデビューをしたロブ・クロスはプレリミナリーラウンドでの勝者、浅田斉吾を3-0で下し彼が何が出来るかの片鱗を見せた。彼は後半2レッグで2連続の180得点を出し、アベレージも104.12で一回戦を終えた。

「僕はこうするために2週間立て直した。第1セットではちょっとプレッシャーも感じた。」とヨーロピアンチャンピオンシップの準優勝者。「徐々に良くなっている。」

「僕が話す人たちは二か月前からこのことをあれこれ言っていた。僕は理解出来なかったけど今理解できた。ここは恐ろしく素晴らしいところだ。僕は本当に大好きだ、素晴らしい、特別だ。」

日本の予選通過者、浅田はこの日早々にオーストラリアのゴードン・メーザーズを2-1で破り一回戦進出を果たした。この2人はワールドチャンピオンシップデビュー戦だった。

土曜はアレキサンドラパレスで2セッションが行われ、マービン・キング、ロバート・ソーントン、ベニト・バン・デ・パスが午後セッションに出場、2度のワールドチャンピオン、ギャリー・アンダーソン、イェル・クラーセンは夕刻セッションに登場する。

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