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<メジャー>ワールドチャンピオンシップ、12月28日 三回戦

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2017.12.29 Fri.

テーラー、17度目優勝の確信がみなぎってきた

https://www.pdc.tv/news/2017/…

William Hillワールドダーツチャンピオンシップ
ロンドン、アレキサンドラパレス
12月28日(木)午後セッション
<三回戦結果>
ダレン・ウェブスター 4-0 トニー・アルシナス
ディミトリ・バン・デン・バーグ 4-0 メンサー・スルホビック
ロブ・クロス 4-1 ジョン・ヘンダーソン

12月28日(木)夕刻セッション
<三回戦結果>
ジャーミー・ルイス 4-1 ジェームス・リチャードソン
フィル・テーラー 4-0 キーガン・ブラウン
ギャリー・アンダーソン 4-2 スティーブ・ウェスト

12月29日(金)午後セッション
<準々決勝>
ジャーミー・ルイス vs ダレン・ウェブスター
ディミトリ・バン・デン・バーグ vs ロブ・クロス

12月29日(金)夕刻セッション
<準々決勝>
マイケル・バン・ガーウェン vs レイモンド・バン・バーナベルト
ギャリー・アンダーソン vs フィル・テーラー

12月30日(土)
<準決勝>

1月1日(月)
<決勝>

フォーマット:
準々決勝=ベストオブ9セット
準決勝=ベストオブ11セット
決勝=ベストオブ13セット
※全セットともベストオブ5レッグ
プレリミナリーラウンド以外はタイブレークを適用する。この場合どの試合も最終セットに至った場合2レッグ差をつけ勝利とする。最終セットで5-5となった場合はサドンデスレッグを行う。

フィル・テーラーがキーガン・ブラウンに4-0で勝利し17度目のWilliam Hillワールドダーツチャンピオンシップタイトル獲得を追求し続けた。これにより彼は準々決勝でアレキサンドラパレス最大の見せ場となるギャリー・アンダーソンと対戦する。

伝説のスター、テーラーはワールドチャンピオンシップ133試合目となったこの日、ブラウンをリードした大きなフィニッシュなどにより何年も時を巻き戻し噛みしめていた。

テーラーは信じられない17度目のワールドチャンピオンシップタイトルを手に入れてその経歴に幕を閉じようとしており、ブラウンに対しどんどん調子を上げていた。この57歳は今回のトーナメントで15レッグしか失っておらずどんどん自信を深めている。

「僕は優勝出来ると信じだした。」とテーラー。「不思議なことだ。僕はこのトーナメントに優勝できるだろうと今日発言するなんて。実際に優勝するかどうかは判らないけど出来そうに感じている。」

「自信が深まればちゃんとプレーが出来、いい試合になる。そうすると勝てる。」

「凄い笑顔でリタイアするつもりだ。もし負け出したら観客は僕を応援してくれるし、もし勝ちだしたら観客は喜んでくれる。だから次の試合も楽しむつもりだ。」

2度のワールドチャンピオン、アンダーソンはスティーブ・ウェストとの厳しい試合を4-2で切り抜けた。このスコットランド人は2本のマッチのダブルをミス、試合は6セットまで伸びることとなった。

アンダーソンはアベレージ95で途中背中の痛みと戦っている様子だったが結局ウェストを追いやり、最早歴史に残る2015年決勝の再現という垂涎の準々決勝へ進出した。

アレキサンドラパレスでのこの日、普通どんでん返しがあるように第5シードのメンサー・スルホビックに順が回り、ワールドユースチャンピオン、ディミトリ・バン・デン・バーグにまさかの4-0という最悪の結末を迎えた。

チャンピオンズリーグの優勝者は試合をさせて貰えず、23歳のベルギー人がスタートからすっかり試合をリード、彼の経歴を超えた熟練を見せベスト8入りした。

「世界No.5に4-0で勝利するなんて、23歳の夢はこれだよ。」とバン・デン・バーグ。彼はベスト8入りがゴールという以前の夢に留まるつもりはさらさらない。

「ここが僕のゴールだった。準々決勝へ出場なんて素晴らしい。でもまだ終わった訳じゃない。」

「準々決勝でもまだ出来る。僕は確信があり皆が知っての通り僕はドリームメーカーだ。僕の夢は今回実現しそうだ。」

バン・デン・バーグの次の対戦は新しいダーツ界の衝撃、ロブ・クロスだ。彼は昨年プロを夢見て自宅でこのトーナメントを眺めていた。しかし今現実に、アレキサンドラパレスデビューにも関わらずタイトル獲得の一角に目されている。

クロスは何度か追いすがられる場面を高得点で克服、ジョン・ヘンダーソンを退けるに十分なところを見せて、このヘイスティングのプレーヤーは4-1で勝利、バン・デン・バーグとの一戦へ進んだ。

「彼も凄くいいプレーヤーで全部を取り上げることは出来なかった。」とクロス。「とにかく抜け出せてスイッチも切れなかった。それで全てだ。」

ジャーミー・ルイスのおとぎ話は続きジェームス・リチャードソンに4-1で勝利、予選から準々決勝入りしたが、これが彼のたった11試合目だと皆は驚愕。

ルイスは水曜にピーター・ライトに見せた最高度のダーツには至っていなかったものの、しっかりしたスタートから170フィニッシュなど幾つか素晴らしいダーツでリチャードソンを支配した。

「この試合に勝てて凄く嬉しい。」とルイス、彼は次にダレン・ウェブスターと対戦する。「ちょっと厳しい試合だった。両方ともベストではなかったから。」

「昨日みたいな本当にいいプレーをしなかったけど、抜け出せたことがただ嬉しい。」

ウェブスターはニックネームの「デモリションマン」の如くトニー・アルシナスに余裕の4-0で勝利、11年ぶりに準々決勝進出となった。

「僕のパーフォーマンスには本当に満足している。」と小柄のノーウィッチのプレーヤー、ウェブスター。「これには嬉しい。」

「背伸びはしないけど何年もの時間を思い起こす。背丈がない分ハートと情熱を作り上げて来た。」

金曜のその他準々決勝ではオランダ人同士のライバル、現ワールドチャンピオン、マイケル・バン・ガーウェンと5度のワールドチャンピオン、レイモンド・バン・バーナベルトもベスト4進出を賭けて戦う。

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