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Qスクール第1日、(英)ドーソン/カドビー、(欧)デ・ズワーンが獲得

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2018.01.19 Fri.

日本人プロ、本来の実力出れば必ずや結果は出る

https://www.pdc.tv/news/2018/…

日本人プロの状況
<一回戦結果>
バリー・リン 5-1 小野恵太
安食賢一 Bye
ベン・ワード 5-4 村松治樹(171)

バリーリン: アマチュアながら2016年UKオープン本選四回戦でギャリー・アンダーソンに勝ち五回戦も勝って準々決勝進出、マイケル・バン・ガーウェンに10-6で敗れる

<二回戦結果>
リーズ・ホール 5-2 安食賢一

コーリー・カドビー、エディ・ドーソン、ジェフリー・デ・ズワーンが木曜にワイガンとヒルデスハイムの二か所で始まった2018年PDC QスクールでPDCツアーカードを獲得した。

英国とドイツの二か所に拡大したQスクールでは合計600名を超えるプレーヤーが集結、大人気のPDCサーキットでの出場権を賭けて戦いを繰り広げた。

メルボルン出身のカドビーは2016年PDC Unicornワールドユースチャンピオンだが、この22歳はプロフェッショナルとしてフルタイムでPDCツアーに参加できる地位を確保し、初日のサクセスストーリーとして賑わした。

カドビーは12か月前にはダーツプレーヤーズオーストラリアサーキット(DPA)を続けるとしQスクール参加を否定したが、ワールドシリーズオブダーツや2017年bwinグランドスラムオブダーツで活躍していた。

彼はその経験を十分活かしワイガンでの435プレーヤーから抜け出してセントヘレンズ出身のドーソンと共に英国Qスクール初日にPDCツアーカードを獲得した。

カドビーは幾つか素晴らしいダーツを見せ、デーブ・プリンス、ジャック・トッド、ゲービン・ジェームス、トム・グレゴリー、ジョン・オシェア、ジョン・マン、ナーザン・ラファティ、カラン・ライズに一度も最終レッグに持ち込まれず勝ち越した。

「本当に天にも昇る気持ちだ。」とカドビー。「みんなが僕が出場するだろうと期待してくれていた。でも僕は準備が出来ていなかった。今年は参加し、初日に結果を出せた。」

「僕のマネジャーも僕の彼女も信じてくれていたのでそれが力になってくれた。沢山のトーナメント出場が待ち遠しいしいい事が起こりそうだけど、今日は本当に厳しい戦いだった。」

「簡単な試合は一つもなかったけど使命を達成することができた。狙ったところに飛んでくれた。ダブルも好調でこれが勝因だった。」

「僕でもできることが判り自信を得た。ここ数週間新しいダーツに替え、これが使えてQスクールを突破できたのは意味が大きい。」

一方、ドーソンはセントヘレンズからPDCツアーカードを獲得した直近のプレーヤーとなりその野望を達成した。セントヘレンズ出身ではマイケル・スミス、デーブ・チズナル、ステファン・バンティングなどが既にPDCで活躍している。

この56歳の左利きはタイヤのスペシャリストだが2015年UKオープンではベスト16へ進出しており、4年連続Qスクールへチャレンジしようやくツアーカードにたどり着いた。

彼はマシュー・ディッケン、コーディ・ハリスに最終レッグで勝ち、その後ジョン・ゴールディ、デービッド・パレット、リー・タール、サイモン・プレストン、ナーザン・アスピナルを退けて記念すべき一日を終えた。

「これで世界とつながる。」とドーソン、「プロツアーで活躍する128プレーヤーの一人になれるのが全ての人の夢だ。」

「僕は42年もプレーして来た。ここでトップになれたのが僕の集大成だ。素晴らしい、これらの若い連中に対しても僕がまだ戦えると見せることができた。」

「マイケル・スミスがいなかったら僕はここに居なかった。僕等はいつも一緒に練習し何年も語り合ってきた。」

「マイケルや僕の息子のダニエルと投げる時一心不乱になる。でも今ツアーカードを得たのは信じられず、これはプレーヤーの夢だ。」

「今日はいい成果を出せたけど全く信じられない。何年か前UKオープンでベスト16に入ったし、これからいい成績が出来上がれば嬉しい。」

「僕の次の目標は3月のUKオープンへの出場資格でまたマインヘッドに出場したい。」

元ワールドユースチャンピオンシップ準優勝のアスピナルとベドリントンの19歳、ライズはツアーカードを求めて金曜も再び参戦することとなった。彼等は第4日の最終日まで残る15枚のツアーカードを求めてQスクールランキングポイントでかなり有利なところへ達することができた。

元チャレンジツアーイベント優勝のライアン・ハリントンはワールドマッチプレー優勝のロッド・ハリントンの息子だが、ラファティ、プレストン、カール・ウィルキンソンと並びワイガンでのベスト16入りとなった。

カナダの二人、ケン・マクネイルとドーソン・マーシェルも南アフリカのワーリック・シェファーと元ワールドユースチャンピオン、アロン・モンクと並びベスト16入りした。

欧州Qスクールではオランダの若手、ジェフリー・デ・ズワーンがヒルデスハイムのハレ39で優勝しプロフェッショナルの地位に復帰した。

このオランダの21歳は3年前まだ十代でプロフェッショナルとなったものの、2017年末で世界ランキング64位から脱落しツアーカードを失効していた。

しかしデ・ズワーンはヒルデスハイムでの参加172プレーヤーを勝ち抜き、今年最初のPDCツアーカード獲得者となった。

彼はガート・ネンテス、イゴール・パシック、ヘルゲ・グロスとの序盤3試合をホワイトウォッシュ、トーマス・セイラー、デービィ・バン・ベーレン、ロバート・マリアノビック、ガブリエル・クレメントを退けて決勝へ達した。

決勝ではこの日一番の激戦でデ・ズワーンは同国のダーク・バン・デュイベンボーデを5-4で下しPDCプロツアー復帰を決めた。

「素晴らしい」とデ・ズワーン。「最初の3試合は5-0で勝ち気分は最高だった、安定して投げられた。」

「決勝では3-0とリードし彼も4-3と反撃してきたけど落ち着いていた。グランドスラムオブダーツとプレーヤーズチャンピオンシップ、ファイナルズへ出場できたけどツアーカード維持には十分でなかった。今ここから2年間出場できる。」

バン・デュイベンボーデは準決勝で元レイクサイドチャンピオンシップ準優勝のダニー・ノッパートを5-3で下していた。

試合は金曜に第2日目が行われ、英国Qスクールでは自動的に2枚のPDCツアーカードが、欧州Qスクールでは自動的に1枚のツアーカードが用意されている。残りはQスクールランキングポイントでツアーカード獲得者が決められる。

<英国ベスト32結果>
ドーソン・マーシェル 5-2 リッチー・コーナー(84)
ライアン・ハリントン(168) 5-3 アラン・タバーン(107)
マイケル・ドーソン 5-0 マット・パジェット(180)
ナーザン・アスピナル(87) 5-2 キース・ルーニー
ワーリック・シェファー(127) 5-3 ロス・スミス
サイモン・プレストン(131) 5-2 ジャック・メイン
エディ・ドーソン(204) 5-3 デービッド・パレット(74)
リー・タール 5-4 イェード・コール
アロン・モンク 5-1 トレボー・バークヒル
ナーザン・ラファティ 5-4 クリス・ウェア
コーリー・カドビー(DPA) 5-2 ジョン・オシェア
ジョン・マン 5-1 トニー・ニューウェル(98)
ケン・マクネイル 5-2 キャメロン・メンジーズ(BDO)
カラン・ライズ(151) 5-1 ケビン・トーマス(204)
カール・ウィルキンソン 5-3 ブラドリー・ウィリアムズ
マーク・ウィルソン 5-1 ロバート・オーエン(81)

<英国ベスト16結果>
ライアン・ハリントン(168) 5-3 ドーソン・マーシェル
ナーザン・アスピナル(87) 5-2 マイケル・ドーソン
サイモン・プレストン(131) 5-2 ワーリック・シェファー(127)
エディ・ドーソン(204) 5-2 リー・タール
ナーザン・ラファティ 5-2 アロン・モンク
コーリー・カドビー(DPA) 5-1 ジョン・マン
カラン・ライズ(151) 5-1 ケン・マクネイル
カール・ウィルキンソン 5-4 マーク・ウィルソン

<英国ベスト8結果>
ナーザン・アスピナル(87) 5-3 ライアン・ハリントン(168)
エディ・ドーソン(204) 5-4 サイモン・プレストン(131)
コーリー・カドビー(DPA) 5-2 ナーザン・ラファティ
カラン・ライズ(151) 5-2 カール・ウィルキンソン

<英国ベスト4結果>
エディ・ドーソン(204) 5-2 ナーザン・アスピナル(87)
コーリー・カドビー(DPA) 5-2 カラン・ライズ(151)

<欧州ベスト16結果>
ジェフリー・デ・ズワーン(74) 5-2 デービー・バン・ベーレン
ロバート・マリアノビック(180) 5-3 マルコ・パルス
キム・ビラネン 5-3 ジョヘン・グロイデンツ
ガブリエル・クレメンツ 5-3 ビンセント・カンフュイス(84)
ダニー・ノッパート(BDO) 5-2 ステファン・ニルズ
クリストフ・ラタイスキー(67) 5-1 ブライアン・ラーマン
ダーク・バン・デュイベンボーデ(71) 5-0 ジーザス・ノグエラ・ペレア
マイケル・ラズドビッツ(162) 5-1 マイケル・ローゼンナウアー

<欧州ベスト8結果>
ジェフリー・デ・ズワーン(74) 5-3 ロバート・マリアノビック(180)
ガブリエル・クレメンツ 5-3 キム・ビラネン
ダニー・ノッパート(BDO) 5-4 クリストフ・ラタイスキー(67)
ダーク・バン・デュイベンボーデ(71) 5-4 マイケル・ラズドビッツ(162)

<欧州ベスト4結果>
ジェフリー・デ・ズワーン(74) 5-1 ガブリエル・クレメンツ
ダーク・バン・デュイベンボーデ(71) 5-3 ダニー・ノッパート(BDO)

<欧州決勝結果>
ジェフリー・デ・ズワーン(74) 5-4 ダーク・バン・デュイベンボーデ(71)

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