Qスクール第２日、（英）タバーン/オーエン、（欧）ロブが獲得
安食プロ、マシュー・デナント（２０１７年８３位）に勝利
日本人プロの状況
＜一回戦結果＞
小野恵太 ５－０ ピーター・トーマス・ギャラハー
安食賢一 ５－１ ダレン・マウアー
ジョン・ダービー ５－４ 村松治樹
＜二回戦結果＞
ステファン・ガリモア ５－１ 小野恵太
安食賢一 ５－０ ウィル・ハーウッド
＜三回戦結果＞
安食賢一 ５－４ マシュー・デナント（１０６）
＜四回戦結果＞
デーブ・プリンス ５－１ 安食賢一
マリオ・ロブ、ロバート・オーエン、アラン・タバーンが金曜ワイガンとヒルデスハイムで行われた２０１８年PDC QスクールにてPDCツアーカードを獲得した。
タバーンは元UKオープンベスト４で、ワイガンでの４日間でツアーカードを取るだろうと多くが予想していた。この５１歳は２日目のトライでこれを達成した。
この左利きは初戦のクレイグ・リーブスに５－０で勝利しこの日を気持ちよくスタートしたが、ダレン・プレイスには最終レッグまでもつれ込んだ。
続いてタバーンはギャリー・イーストウッドを５－３で下しベスト３２入り、ここでジェイミー・ヒューズを５－２で退けた。
続いてテリー・テンプルに５－３で勝ち、フィリップ・ボースウィックにはフルセットで勝利してスティーブン・カークビィとの決戦に進んだ。カークビィには気持ちよく５－１で勝ってツアーカードを獲得した。
「嬉しい、僕は出場資格が取れないはずはないと思っていた。」とタバーン、彼は４度PDCツアーイベントで優勝、５度チャンレジツアーで優勝している。
「余り練習に時間を取ってなかったけどこれからはもっと必要になる。一時は崖っぷちにいたけどチャレンジツアーでも少しリラックスできる。これを機会にもっと頑張って練習する。」
ウェールズのロバート・オーエンも２日目でワイガンを離れることができた。彼は決定戦でマイク・ノートンに５－３で勝利しツアーカードを取り戻した。
オーエンは２０１７年のプレーヤーズチャンピオンシップ、ファイナルズの出場資格獲得やヨーロピアンツアーでも準々決勝へ進出した経験があるが、この日はロバート・スミスに５－４で勝利、さらにリー・エバンス、ポール・ハービーに立て続けに５－０勝利を記録した。
この３３歳はその後ジョージ・ガードナーに５－１で勝利ベスト３２入りし、そこでトニー・マーチンの挑戦を受けたが５－４の勝利で抜け出した。
ベスト１６ではサイモン・スティーブンソンに再三の５－０勝利をおさめ、ナーザン・アスピナルと激突となった。アスピナルは第１日にもう少しのところでツアーカードを手にできなかった。
アスピナルはオーエンの５－２勝利に再び涙をのみ、オーエンは決戦でマイク・ノートンを５－３で倒してツアーカードを獲得、５年間続けてPDCプロツアーの座を確保した。
ワイガンではこの日ルーク・ウッドハウスとデーブ・プリンスも好調でアスピナル、ボースウィックと並びベスト８入りした。
ヒルデスハイムではオランダのマリオ・ロブが木曜の同国人ジェフリー・デ・ズワーンに続いて欧州Qスクールで全勝しツアーカードを獲得した。
この４４歳はPDCプロツアーのためにかなりの努力を必要とし、決勝戦ではチェコの期待の星フランティゼク・ハンプラに１－３ダウンから劇的な５－４勝利でツアーカードを獲得した。
２度のレイクサイドチャンピオンシップ出場者のロブはこの日元ワールドチャンピオンシップ出場のハンズ・シナーに５－２勝利でスタートした。
その後順当にティル・メシュナー、ニコ・ブルーム、ホセ・アントニオ・ジャスティカ・パラレスに勝ち、ベスト１６ではガブリエラ・ロロを最終レッグで退けた。
準々決勝ではミッシェル・ツレッタに５－０で勝利、準決勝でタイタス・カニクに５－１勝利で決勝進出を決めた。
決勝の最終レッグではハンプラが３９を残して待つ間にロブは１５ダーツで上がり優勝を決めた。
「きょうはずっといい日だった。」とロブ。「時々幸運で時々調子が良かった。」
「決勝での１２１フィニッシュで３－３となったのが自信をくれた、あれからプレーも良くなった。素晴らしい日だった。」
PDC Qスクールは土曜も開催、同様に英国Qスクールで２つのツアーカードが自動的に与えられ、欧州Qスクールでは１つのツアーカードが自動的に与えられる。
＜英国ベスト３２結果＞
ダレン・ビバリッジ ５－３ シェイン・バーゲス
スティーブン・カークビィ ５－２ コリン・リトルコット
ライアン・マレー ５－２ シェーン・オコーナー
ルーク・ウッドハウス（１４８） ５－２ ジョナサン・ウォースリー（９８）
フィリップ・ボースウィック ５－４ ロス・スミス
リズ・グリフィン ５－２ マーティン・ターナー
アラン・タバーン（１０７） ５－２ ジェイミー・ヒューズ（BDO)
テリー・テンプル（１２２） ５－４ ピーター・ハドソン（９１）
デーブ・プリンス ５－０ アロン・モンク
ブラドリー・ブルックス ５－３ リー・ハリス
マイク・ノートン ５－２ アダム・スミス・ニール（２０４）
イアン・ジョーンズ ５－１ ケビン・バーネス
サイモン・スティーブンソン（７７） ５－２ リー・パルフリーマン
ロバート・オーエン（８１） ５－４ トニー・マーチン
ライアン・ジョイス ５－２ トニー・ニューウェル（９８）
ナーザン・アスピナル（８７） ５－１ ポール・ドーキンス
＜英国ベスト１６結果＞
スティーブン・カークビィ ５－４ ダレン・ビバリッジ
ルーク・ウッドハウス（１４８） ５－４ ライアン・マレー
フィリップ・ボースウィック ５－３ リズ・グリフィン
アラン・タバーン（１０７） ５－３ テリー・テンプル（１２２）
デーブ・プリンス ５－３ ブラドリー・ブルックス
マイク・ノートン ５－３ イアン・ジョーンズ
ロバート・オーエン（８１） ５－０ サイモン・スティーブンソン（７７）
ナーザン・アスピナル（８７） ５－４ ライアン・ジョイス
＜英国ベスト８結果＞
スティーブン・カークビィ ５－４ ルーク・ウッドハウス（１４８）
アラン・タバーン（１０７） ５－４ フィリップ・ボースウィック
マイク・ノートン ５－３ デーブ・プリンス
ロバート・オーエン（８１） ５－２ ナーザン・アスピナル（８７）
＜英国ベスト４結果＞
アラン・タバーン（１０７） ５－１ スティーブン・カークビィ
ロバート・オーエン（８１） ５－３ マイク・ノートン
＜欧州ベスト１６結果＞
ロバート・マリアノビック（１８０） ５－２ ライアン・デ・ブリーデ
タイタス・カニク ５－２ ギート・ネンテス
ミッシェル・ツレッタ ５－２ マイケル・ストルテン
マリオ・ロブ（１７６） ５－４ ガブリエル・ロロ
ブライアン・ラーマン ５－２ ステファン・ニルズ
フランティゼク・ハンプラ ５－３ レーネ・エイダムズ（１３４）
マイク・ホルツ ５－１ ダーク・バン・デュイベンボーデ（７１）
ウルフ・セーダー（１４１） ５－４ マイケル・ハーツ
＜欧州ベスト８結果＞
タイタス・カニク ５－４ ロバート・マリアノビック（１８０）
マリオ・ロブ（１７６） ５－０ ミッシェル・ツレッタ
フランティゼク・ハンプラ ５－１ ブライアン・ラーマン
マイク・ホルツ ５－３ ウルフ・セーダー（１４１）
＜欧州ベスト４結果＞
マリオ・ロブ（１７６） ５－１ タイタス・カニク
フランティゼク・ハンプラ ５－２ マイク・ホルツ
＜欧州決勝結果＞
マリオ・ロブ（１７６） ５－４ フランティゼク・ハンプラ
