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Qスクール第3日、(英)モンク/キリントン、(欧)カニクが獲得

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2018.01.21 Sun.

村松プロ、バリーリンを倒しベスト16入り

https://www.pdc.tv/news/2018/…

日本人プロの状況
<一回戦ベスト512結果>
小野恵太 5-0 マット・ウィリアムズ
村松治樹(171) Bye
安食賢一 5-2 ダレン・リンチ

<二回戦ベスト256結果>
マーク・ローレンス 5-3 小野恵太
村松治樹(171) 5-2 BJ フェアハースト
デーブ・ラドリー 5-1 安食賢一

<三回戦ベスト128結果>
村松治樹(171) 5-2 カラム・マシューズ

<四回戦ベスト64結果>
村松治樹(171) 5-3 アダム・モールド

<五回戦ベスト32結果>
村松治樹(171) 5-2 バリー・リン

<六回戦ベスト16結果>
スコット・デール 5-1 村松治樹

アロン・モンク、ジョージ・キリントン、タイタス・カニクが土曜の2018年PDC Qスクール第3日でPDCツアーカードを獲得した。

元ワールドユースチャンピオンのモンクは決戦でグロスターのリー・エバンスを5-2で破り2年ぶりのPDCツアーカードを取り戻した。

このベージングストークの27歳は2日間からのしっかりしたフォームを続け、この土曜に7勝を挙げた。

序盤にはカラム・ルーズ、マーク・プリチャード、アントニー・ダーローに勝ち、さらにスコットランドのエース、キャメロン・メンジーズに勝ってベスト16ではマシュー・エドガーを最終レッグで退けた。

その後ベスト8で若手のルイス・プライドをホワイトウォッシュし、最後はエバンスに2レッグを落としたのみでプロツアー復帰を果たした。

「本当にほっとして幸せだ。」とモンク。「試合にも沢山出られるし賞金も上がっているけど僕が若い時に倒した連中も凄く上手くなっている。」

「もっと真剣に取り組まなければいけないのも判っているしもっと集中する。新たな一歩だ。アロン・モンク マークⅡだ。違った姿勢の違ったアロンだ。」

「もっと静かに試合ともっと真剣に向かい合う。まだゴールを決めていないけど自分を信じて100%に戻すつもりだ。」

ロンドン出身のジョージ・キリントンは21歳、英国Qスクールのもう一人のツアーカード獲得者だ。彼は最終戦でギャリー・イーストウッドを5-3で下していた。

キリントンは2014年十代の時PDC Unicornデベロプメントツアーで優勝していたが、このワイガンでの感情あふれる勝利で初めてPDCプロツアーに踏み入れる。

この若手はこの日2度のテレビ放映優勝経験のコリン・ロイドを5-3で下し元レイクサイドチャンピオンシップ準優勝のディーン・ウィンスタンリーを退け、クレイグ・クィーン、トレボー・バークヒルに勝ってベスト16入りした。

ベスト16では僅か1レッグを落とすのみでカナダの若手ドーソン・マーシェルを退け、スコットランドのダレン・ビバリッジを倒して最終戦へ進出した。そこで彼はイーストウッドに対し強すぎるところを見せつけた。

「涙の出る瞬間だけど本当に嬉しい。」とキリントン。「才能は持っていると自覚していたし、若い時デベロプメントツアーイベントで優勝した時やいくつかの決勝へ進出した時にそれを見せることが出来ていた。」

「その後母親が病気になり僕は弟や妹の面倒を見なければならなかった。一人前の大人としてどうするべきか学ばなければならなかったし凄く長い道のりだった。」

「僕は試合で勝てると信じているし、今日ツアーカードを獲得できたのは夢がかなった。僕は出来ると思ったし懸命に頑張って成し遂げた。言葉にならない。」

「これで2年間を確保したし僕を創り上げるいいチャンスだ。僕はディオゴ・ポルテラと練習しているけど、彼や僕の親父が素晴らしいサポートになってくれている。」

エバンスとイーストウッドはPDCツアーカード獲得に1試合不足したものの、日曜に自動的に獲得するかQスクールのランキングで進出する大きな手掛かりを得た。

プライドとビバリッジはベスト8入り、ケントのロス・スミス、ブラックプールの若手スコット・デールと並んだ。一方日本の村松治樹と元カードホルダーのデービッド・パレット、ライアン・マイクル、マシュー・エドガーはベスト16で敗退した。

一方、カニクはポーランド人としてPDCツアーカードを獲得した初めてのプレーヤーとなった。彼は欧州Qスクール第3日の決勝でスペインのホセ・ジャスティシアを破っていた。

元ワールドカップ代表のカニクは金曜のヒルデスハイム第2日にも準決勝まで勝ち進んだがマリオ・ロブにPDCプロツアーへの道を阻まれていた。

しかしこのポズナン出身の33歳は土曜に勝ち上がり熱望のツアーカードを獲得した。

カニクはオープニング試合でクリストファー・ヘーンシュを下し、さらにステファン・ニルズに最終レッグで勝ち、ライアン・デ・ブリーデ、リカルド・ピートレツコに勝って準々決勝へ進出した。

準々決勝デハレーネ・バーントをホワイトウォッシュし、ベルギーのデービィ・バン・ベーレンを5-3で退け決勝では同じスコアでジャスティシアを下した。

「きょうは素晴らしかった。」とカニク。「昨日は準決勝で負けてしまったけど今日は凄くいいプレーができた。」

「僕はツアーカードにはちょっとだけチャンスあるかなと思ってた、10%位かな、だから凄く嬉しい。」

スペインのエース、ジャスティシアは同郷のクリスト・レイズやアントニオ・アルシナスに続いてPDCプロツアーで活躍することを夢見ていたが、未だ1日余分に必要なようだ。

ジャスティシアはオープニング試合でベルギー期待の若手マイク・デ・デッカーに5-4で勝利、さらにファビアン・ヘルツ、ロバート・マリアノビック、ディック・バン・ディーク、トビアス・ホーエンツ、ジェイク・ロドリゲスを下して決勝へ進出した。

ベスト4のロドリゲス、バン・ベーレンはジャスティシアと並び欧州Qスクールでの決定的なランキングポイントを獲得した。ランキングポイントからは6枚のツアーカードが用意され、日曜第4日のポイントの動きに注目される。

カニクが土曜の成果に喜びを示す一方、更に人気のあるクリストフ・ラタイスキーはベスト64でバン・ディークに5-4で敗退していた。彼は2017年ワールドマスターズ優勝者で先のワールドチャンピオンシップ出場者だ。

失望もあり、元レイクサイドチャンピオンシップ準優勝のダニー・ノッパートはベスト16でバン・ベーレンに敗れ、同じくベスト16でブラジルのディオゴ・ポルテラやドイツの十代、ニコ・ブルムも敗退した。

日曜は2018年PDC Qスクールの最終日でワイガンでは自動的に2枚、ヒルデスハイムでは自動的に1枚のツアーカードが用意されている。

その後英国Qスクール ランキングポイントから15プレーヤーがツアーカードを獲得、欧州Qスクールのランキングポイントからは6プレーヤーがツアーカードを獲得する。

<英国ベスト32結果>
スコット・デール 5-4 マーク・ローレンス
村松治樹(171) 5-2 バリー・リン
リー・エバンス 5-1 ライアン・ハリントン(168)
デービッド・パレット(74) 5-2 リーズ・ホール
アロン・モンク 5-3 キャメロン・メンジーズ(BDO)
マシュー・エドガー(156) 5-1 キース・オニール
ルイス・プライド 5-3 ブライアン・ウッズ(109)
デービッド・エバンス 5-4 クリス・ウェア
ダレン・ビバリッジ 5-2 ポール・ミルフォード(197)
スティーブン・マーフリート 5-2 マーティン・ルークマン(119)
ジョージ・キリントン 5-3 トレボー・バークヒル
ドーソン・マーシェル 5-4 ニコラス・ベル
ライアン・マイクル(89) 5-4 テッド・エベッツ(66)
ロス・スミス 5-3 ピーター・ミッチェル
チャーリー・ジャクソン 5-4 マーティン・アトキンス
ギャリー・イーストウッド 5-1 ライアン・マレー

<英国ベスト16結果>
スコット・デール 5-1 村松治樹
リー・エバンス 5-2 デービッド・パレット(74)
アロン・モンク 5-4 マシュー・エドガー(156)
ルイス・プライド 5-4 デービッド・エバンス
ダレン・ビバリッジ 5-4 スティーブン・マーフリート
ジョージ・キリントン 5-1 ドーソン・マーシェル
ロス・スミス 5-4 ライアン・マイクル(89)
ギャリー・イーストウッド 5-2 チャーリー・ジャクソン

<英国ベスト8結果>
リー・エバンス 5-1 スコット・デール
アロン・モンク 5-0 ルイス・プライド
ジョージ・キリントン 5-4 ダレン・ビバリッジ
ギャリー・イーストウッド 5-2 ロス・スミス

<英国ベスト4結果>
アロン・モンク 5-2 リー・エバンス
ジョージ・キリントン 5-3 ギャリー・イーストウッド

<欧州ベスト16結果>
レーネ・バーント 5-4 ヨーディ・メーウビッセ(86)
タイタス・カニク 5-1 リカルド・ピートレツコ
トーマス・ユンハンス 5-3 ジェリー・ヘンドリクス
ダービィ・バン・ベーレン 5-3 ダニー・ノッパート(BDO)
マルコ・カンテレ(103) 5-3 ディオゴ・ポルテラ(97)
ジェイク・ロドリゲス 5-2 マイケル・ラズドビッツ(162)
トビアス・ホーエンツ 5-2 ニコ・ブルム(141)
ホセ・アントニオ・ジャスティシア・ペラレス 5-2 ディック・バン・ディーク

<欧州ベスト8結果>
タイタス・カニク 5-0 レーネ・バーント
ダービィ・バン・ベーレン 5-4 トーマス・ユンハンス
ジェイク・ロドリゲス 5-3 マルコ・カンテレ(103)
ホセ・アントニオ・ジャスティシア・ペラレス 5-2 トビアス・ホーエンツ

<欧州ベスト4結果>
タイタス・カニク 5-3 ダービィ・バン・ベーレン
ホセ・アントニオ・ジャスティシア・ペラレス 5-1 ジェイク・ロドリゲス

<欧州決勝結果>
タイタス・カニク 5-3 ホセ・アントニオ・ジャスティシア・ペラレス

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