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<メジャー>プレミアリーグ第8夜

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2018.03.30 Fri.

プライスの脱落が確定、残るはスルホビック、ライトの争いに

https://www.pdc.tv/news/2018/…

第8夜
3月29日(木)
ベルファースト、SSEアリーナ
ギャリー・アンダーソン 7-5 メンサー・スルホビック
マイケル・スミス 7-2 ガーウィン・プライス
マイケル・バン・ガーウェン 7-2 レイモンド・バン・バーナベルト
ダリル・ガーニー 7-5 ロブ・クロス
サイモン・ウィットロック 6-6 ピーター・ライト

(リーグテーブル)
第8夜終了時点
1.→1.マイケル・バン・ガーウェン:14ポイント、レッグ差+29
2.→2.マイケル・スミス:12ポイント、レッグ差+18
3.→3.ロブ・クロス:10ポイント、レッグ差+7
5.→4.ギャリー・アンダーソン:9ポイント、レッグ差+3
6.→5.サイモン・ウィットロック:8ポイント、レッグ差+1
4.→6.レイモンド・バン・バーナベルト:8ポイント、レッグ差-2
7.→6.ダリル・ガーニー:8ポイント、レッグ差-2
9.→8.ピーター・ライト:5ポイント、レッグ差-19
ーーー脱落ラインーーーーーーーーーーーーーーーーー
8.→9.メンサー・スルホビック:4ポイント、レッグ差-10
(確)10.→10.ガーウィン・プライス:2ポイント、レッグ差-25

審判の夜
4月5日(木)
リバプール、エコーアリーナ
ギャリー・アンダーソン vs ロブ・クロス
ダリル・ガーニー vs ピーター・ライト
メンサー・スルホビック vs マイケル・バン・ガーウェン
レイモンド・バン・バーナベルト vs マイケル・スミス
サイモン・ウィットロック vs ガーウィン・プライス

ダリル・ガーニーが木曜故郷、ベルファーストのSSEアリーナでロブ・クロスに勝利しUnibetプレミアリーグ残留を確かにした。ガーウィン・プライスは脱落が決まった。

デリーのガーニーは北アイルランドで初めてのビッグステージ登場を果たしSSEアリーナへ踏み入れ、爆発的なパーフォーマンスでこのイベントからの脱落の恐怖を拭い去った。

クロスは2-0から3-1とリードしたが、ガーニーが反撃、第8レッグでワールドチャンピオンの16ダブルのミスで追いついた。

ガーニーはここから119チェックアウトで5-4とし、クロスも11ダーツで返したが観客の大声援を受け残り2レッグを奪い取った。彼は素晴らしい9個の180得点を出していた。

「信じられなかった。雰囲気はいいとは思ったけど応援が凄すぎた。」とガーニー。「僕が経験した中で最上の気持ちだ。去年のワールドグランプリ優勝より凄かった。」

「雰囲気から多少緊張したけど、最初の20トリプルが入ってから夢中だった。できればベルファーストのファンをいつも連れていたい。」

「勝ったこともとても嬉しい。0-2ダウンとなった時もっと積極的にすべきと判った。第3レッグをロブが取ったら彼はほぼ勝ちと思うからね。」

「彼は既に2レッグをブレークして来ていたので119チェックアウトはビッグショットだった。あのショットで僕はゲームに残ったしそこから再スタートできた。180得点が助けてくれていた。」

「まだ改善すべき点がいくつかあった。9個の180得点を出してもまだ7-5にしかならなかったしフィニッシュをしっかりすべきだと心に浸みた。でもこの夜のことはずっと忘れないだろう。」

マイケル・スミスはウェールズのガーウィン・プライスに7-2で勝利。彼のプレミアリーグシーズンデビューは来週のリバプール、審判の夜で終わりを告げる。

両者はオープニングから4レッグを分け合ったが、ここからスミスが13ダーツ、160チェックアウトなど怒涛の4レッグを勝利し一気に6-2として最期は20ダブルで決めていた。

この勝利はスミスにとって今シーズン8試合のうち6勝目となり、この元ワールドユースチャンピオンは、「僕のベストパーフォーマンスじゃなかったけど仕事はしたし2ポイントを得るのが全てだ。」

「ガーウィンの方を見ないようにしていた、彼はプレシャーが半端なかったからね。」

「僕はどの試合も激しく戦い勝ちに行っている。プレミアリーグ以外ではいいプレーが出来てるのにこのステージでは余りいいプレーをしていないからね。」

ギャリー・アンダーソンはメンサー・スルホビックを7-5で下し不敗記録を5試合とした。この敗退でオーストリア人は脱落競争の真っただ中に放り込まれた。

アンダーソンは74フィニッシュ、82フィニッシュで2-0とするとスルホビックも101チェックアウトなどで第6レッグでイーブンに戻した。

しかしアンダーソンは再びリードし、相手の20ダブルミスに残り124をインブルフィニッシュ、リードを5-3とし最終レッグは14ダーツで勝利を締めくくった。

「ちょっとごちゃごちゃしたけど最後はきちっと決めた。だから勝てて嬉しい。」とアンダーソン。「得点力が悪かったけどフィニッシュがカバーした。特に124チェックアウトのインブルは良かった。」

「僕のリズムに乗れなかったけどメンサーに対してはいつもできない。僕には僕のペースがあるからね。でも僕にとっては脱落を避けられて良かった。とてもゆっくりとしかポイントが取れなかったし僕の試合には不満足だらけだったからね。」

「ここから数週間戦えるし楽しみにしている。」

スルホビックとピーター・ライトが来週リバプールでの審判の夜に向け脱落合戦を繰り広げるととなった。この世界No.2は3-6ダウンからサイモン・ウィットロックと引き分けた。

ライトは相手のマッチとなるダーツをからくもくぐり抜けた後、11ダーツ、120チェックアウトなどで3レッグを連取した。これでスルホビックに1ポイントリードしている。

ライトは先週まで1-7で三連敗していたが、先週のヨーロピアンダーツオープンで決勝まで進出しフォームを取り戻し、ベルファーストでも負けの試合を拾った。

「先週のレバークーゼンでは決勝まで進出出来てまあまあだったしプレミアリーグもまだ残っている。」とライト。

「簡単に負けそうだったけどまだ戦っているし先延ばしにしない。僕の試合は改善できてるし、あの2,3週間は何だったのかうまく説明できない。毎年ああいうのが連続する。」

「はじめのうちはリーグテーブルでの位置が確かでなかったけど、この引き分けでメンサーの上に行くことが出来、これが大事だ。僕はプレーを良くするだけだ。」

マイケル・バン・ガーウェンはオランダのライバル、レイモンド・バン・バーナベルトに7-2で快勝、2ポイントリードのリーグテーブルトップの座を維持した。

2014年のチャンピオン、バン・バーナベルトは81フィニッシュ、18ダブルで2-1とリードしたが、バン・ガーウェンはインブルでの132チェックアウトなどでイーブンに戻し、第5レッグでは相手の5本のダブルミスにつけ込んだ。

その後バン・ガーウェンは2つ8ダブルをあがり5-2とし、結果的に6レッグを連取した。

「フィニッシュが良かったしミスが少なかった。この勝利はうれしい。」とバン・ガーウェン。「勝利が好き、このまま行きたい。」

「自信に満ちているしフォームもいい。まだ得点力が十分じゃないけど試合には勝つし何といってもリーグテーブルトップに居るからね。プレーオフに行くぞ。」

プライスの脱落が決定し、スルホビックまたはライトが来週木曜、リバプールの審判の夜に脱落する。

エコーアリーナではスルホビックはバン・ガーウェンと対戦、スルホビックは最低1ポイントをあげなければならず、ガーニーと対戦するライトにプレッシャーを掛けたいところだ。

Unibetプレミアリーグはスカイスポーツで19:00よりライブ放映され、全世界にはPDCの世界放送網で放映される。

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