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ジャーマンダーツグランプリ第1日

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2018.04.01 Sun.

バンティング、ドービーが最高クラスのパーフォーマンス

https://www.pdc.tv/news/2018/…

ジャーマンダーツグランプリ
ミュンヘン、ゼニス
(カッコ内は賞金ランキング)
3月31日(土)午後セッション
<一回戦結果>
ルーク・ハンフリーズ(104) 6-2 ウィリアム・オコーナー(56)
マックス・ホップ(50) 6-4 ジョン・ロドリゲス(61)
ダニー・ノッパート(86) 6ー3 クリストフ・ラタイスキー(74)
スティーブ・レノン(59) 6-4 ナーザン・アスピナル(94)
キーガン・ブラウン(45) 6-3 マイク・ランゲンドルフ(90)
ライアン・マイクル(96) 6-2 スコット・テーラー(87)
スティーブ・ウェスト(27) 6-2 ポール・ローリー(90)
ダレン・ウェブスター(17) 6-2 イアン・デッカー(43)

3月31日(土)夕刻セッション
<一回戦結果>
ジェームス・ウェード(9) 6-2 メーダーズ・ラズマ(90)
アラン・タバーン(111) 6-5 ジャーメイン・ワッティメナ(35)
ジョシュ・ペイン(51) 6-5 マイケル・ラズドビッツ(109)
クリス・ドービー(33) 6-4 マーティン・シンドラー(62)
トニー・アルシナス(64) 6-2 ジェームス・ウィルソン(32)
ステファン・バンティング(22) 6-0 クリスチャン・ゲードル(-)
ジョニー・クレイトン(28) 6-5 レーネ・バーント(150)
ヨーディ・メーウビッセ(166) 6-5 エイドリアン・ルイス(20)

4月1日(日)午後セッション
<二回戦組合せ>
ガーウィン・プライス(11) vs ルーク・ハンフリーズ(104)
デーブ・チズナル(7) vs ダレン・ウェブスター(17)
キム・ハイブレクト(15) vs スティーブ・ウェスト(27)
マービン・キング(21) vs マックス・ホップ(50)
カイル・アンダーソン(24) vs アラン・タバーン(111)
サイモン・ウィットロック(8) vs キーガン・ブラウン(45)
アラン・ノリス(16) vs トニー・アルシナス(64)
ダリル・ガーニー(5) vs ライアン・マイクル(96)

4月1日(日)夕刻セッション
<二回戦組合せ>
ジョー・カレン(19) ヨーディ・メーウビッセ(166)
イアン・ホワイト(13) vs ステファン・バンティング(22)
イェル・クラーセン(18) vs ジェームス・ウェード(9)
マイケル・スミス(10) vs クリス・ドービー(33)
ピーター・ライト(2) vs ジョシュ・ペイン(51)
メンサー・スルホビック(6) vs ダニー・ノッパート(86)
マイケル・バン・ガーウェン(1) vs スティーブ・レノン(59)
ロブ・クロス(3) ジョニー・クレイトン(28)

4月2日(月)午後セッション
<三回戦>

4月2日(月)夕刻セッション
<準々決勝>
<準決勝>
<決勝>

ステファン・バンティングとクリス・ドービーが土曜ミュンヘンで素晴らしいダーツを展開しジャーマンダーツグランプリの初日を飾った。

バンティングはヨーロピアンツアーデビューを果たしたクリスチャン・ゲードルを果敢な11分でのホワイトウォッシュ、素晴らしいダーツを見せアベレージ101.33、ダブルは9本のトライで6本を決めた。

げードルにもチャンスはあったが第2レッグで6本のダブルをミス、バンティングはこの日4つの180得点のうち2つを集中させ11ダーツで奪い、日曜の二回戦イアン・ホワイトとの対戦に向かった。

「最高の気分だ。」とバンティング「この背景には滅茶苦茶練習してきた。ドーソン・マーシェルといつも一緒に何時間も練習した。彼が僕を押し上げて来た。」

「昔の僕に戻っている感じがする。トップ10と同じくらいにプレーしていると感じる。以前やったことのないくらいもっと時間を割き、自信がついてきた。また再びトーナメントで優勝できると思う。」

バンティングは「イアン・ホワイトは素晴らしいプレーヤーだし明日の対戦が楽しみだ。その日の最高の人間が勝つことができる。僕もベストゲームが出来れば本当にチャンスが巡って来るだろう。」

一方、ドービーはワールドクラスのフィニッシュを見せ地元ドイツのマーティン・シンドラーを6-4で下し観客を静かにさせてしまった。彼は7本のダブルトライで6本を決めていた。

このベドリントンのエースはシンドラーが残り40で待つ間に150チェックアウト、164チェックアウトと繰り出し、さらに12ダーツ、13ダーツ、7本の20トリプルからの12ダーツで一気に5-1リードとした。その間ダブルのミスが全くなかった。

シンドラーもいくつか素晴らしいダーツで5-4と追いすがったが、最終レッグへもつれ込みたい20ダブルをミス、ドービーがきっちり決めて二回戦へ進出した。

「いいフィニッシュでいいスタートが切れた。でも途中マーティンに許してしまい彼もミスが少なかった。だから勝ててとても嬉しい。」とドービー。彼は次にマイケル・スミスと対戦する。

「この観客の前でプレー出来るのは驚くほど素晴らしい。特に地元応援の若手とのプレーは格別だ。凄く幸せだ。」

ジェームス・ウェードがラトビアのメーダーズ・ラズマを6-2で下し自身3度目のヨーロピアンツアータイトルへのチャレンジを開始した。ラズマは164チェックアウトなども見せたが、相手の左利きの12本で6本をあがった強いダブルに対抗することができなかった。

ドイツのマックス・ホップが大事なところでインブルフィニッシュを見せ、それぞれ92フィニッシュ、84フィニッシュしてジョン・ロドリゲスに3-4ダウンから6-4で勝利した。彼はダブル率50%としマービン・キングとの対戦へ駒を進めた。

ライアン・マイクルは相手スコット・テーラーが12本のダブルミスにつけ込んだ。彼は2本トップへ入れて100フィニッシュなど6-2で勝利した。

マイクルは金曜夜、他の3人と共にスタンステッド空港での火災で英国に足止めを食らい、土曜朝の便でミュンヘン入りし直接ベニュー到着していた。彼は二回戦でダリル・ガーニーと対戦する。

「とんでもない旅だった。」とマイクル。「ヨーロピアンツアーでの僕の不運を象徴するかに思えたので勝てて安心した。」

「ダリルとの対戦が楽しみだ。彼はいいプレーをしているけど僕にはプレッシャーがないし頑張って楽しめる。待ちきれない。」

スティーブ・ウェストはマイクルと一緒に土曜朝ヒースローから駆け付けたが、ポール・ローリーが17本のダブルミスで自身のスロースタートも克服でき5レッグ連取で6-2の勝利、次にキム・ハイブレクトと対戦する。

ダレン・ウェブスターは土曜朝にエイドリアン・ルイスと共にインスブルックへ到着そこからミュンヘン入りした。彼は強いところを見せてイアン・デッカーに6-2で勝利しデーブ・チズナルとの二回戦へ進出した。

「ここにたどり着くためにヨーロッパ中を旅してきた。だから勝利は本当に素晴らしい。」とウェブスター。「僕たちはスタンステッド空港からマンチェスター空港へ替えオーストリアへ飛んだ。

「試合はちょっとふらついたけど、プレーはまあまあだった。でも今度のチズナルに対してはしっかりやる。」

しかしルイスはこの135,000ポンドのトーナメント一回戦を敗退した最有名のプレーヤーとなってしまった。彼はヨーディ・メーウビッセに5-2リードしながら、4本のマッチとなるダーツをミスしここから大逆転を許してしまった。

このオランダ人は反撃開始で10ダーツ、112チェックアウトなどでイーブンに戻し、最終レッグは12ダーツだった。

ダニー・ノッパートはポーランドのクリストフ・ラタイスキーが22本のダブルミスにより6-3での勝利とした。このオランダ人は日曜、メンサー・スルホビックと対戦する。

スティーブ・レノンはトップクラスのダーツで新進気鋭同士のナーザン・アスピナルに6-4で勝利、日曜にマイケル・バン・ガーウェンと対戦する。

(スタッツ分析家:クリストファー・ケンプ  ナーザン・アスピナルのアベレージ102.15はヨーロピアンツアーで歴代3位となる一回戦敗退のアベレージだ。これは2015年以来となる。」

元ワールドユースチャンピオン、キーガン・ブラウンはホスト国ドイツ予選からのマイク・ランゲンドルフに6-3で勝利、3-3イーブンから140チェックアウトでブレークしリードした。彼は次にサイモン・ウィットロックと対戦する。

アラン・タバーンはジャーメイン・ワッティメナの2レッグにわたる5本のマッチダーツを生き残り、この左利きは2-5ダウンから劇的な最終レッグでの逆転勝利となった。

ワッティメナは第9レッグで最初のマッチダーツをミス、タバーンが望みをつなぐと再び最終レッグでも3本のチャンスをミス、セントヘレンズのプレーヤーがようやく8本目でダブルを決めた。

ジョシュ・ペインはマイケル・ラズドビッツのマッチダーツミスで生き残り接戦の6-5で勝利、先週のヨーロピアンダーツオープンで準優勝だったピーター・ライトとの二回戦へ進んだ。

ペインは160チェックアウト、146チェックアウトを見せたが最終レッグでは相手オーストリア人の3本のマッチダーツのミスを待つこととなった。相手は20ダブルをミス、このワールドユースチャンピオンシップ準優勝者が10ダブルを決めて締めくくった。

ジョニー・クレイトンはドイツのレーネ・バーントを劇的なフィナーレで下した。バーントは3本のマッチダーツをミス、相手ウェールズ人が戻りダブルを決めた。彼は次にワールドチャンピオンのロブ・クロスと対戦する。

トニー・アルシナスがジェームス・ウィルソンに6-2で勝利しアラン・ノリスとの二回戦へ進出した。このスペイン人は素晴らしいディスプレーで13本のダブルトライで6本を決めていた。

ルーク・ハンフリーズはウィリアム・オコーナーに6-2勝利でジャーマンダーツグランプリを幕開けした。オコーナーは144チェックアウトなども見せたが序盤3レッグダウンを挽回できず、相手若手がガーウィン・プライスとの二回戦へ進出した。

ジャーマンダツグランプリは日曜にシードの16プレーヤーが出場し二回戦が行われる。このトーナメントはイースターマンデーに完了する。

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