＜訃報＞伝説のエイリック・ブリストゥが死去
ダーツ界の偉大な星、堕ちる
ジョン・ロー（左）と殿堂入り
https://www.pdc.tv/news/2018/…
プロフェッショナルダーツコーポレーションは、５度のワールドチャンピオンでメンバーオブエグゼクティブのエイリック・ブリストゥ氏が心臓発作で木曜夕刻に死去されたことを悲しみをもって発表した。
誰もが認めるダーツ界のスーパースター、ブリストゥ（享年６０歳）は秀でた経歴の中１９８０年～１９８６年の５度のワールドチャンピオンと５度のワールドマスターズに輝いた。
ブリストゥはザ・PDC（当時はワールドダーツカウンシルと呼称）が創設された１９９３年当時のプレーヤーの一人で、ブリティッシュダーツオーガニゼーション（BDO)から離脱したリーダー的スターだ。
この６０歳は２００５年に偉大なライバル、ジョン・ローと共にPDC殿堂入りしており２００７年末に試合から引退後も観客動員サーキットではとても人気の高い人物として活躍していた。
ブリストゥはまたスカイスポーツの評論家でありお目付け役としてテレビで活躍、１９８９年には彼のダーツ界への貢献としてメンバーオブエクゼクティブに就任、２０１２年にはITVの「私は有名人、、ここから出してくれ」に出演していた。
ブリストゥは１９５７年４月２５日にロンドン東部の生まれ、後にスタフォードシャーに住居を移しフィル・テーラーのスポンサーとしてまた育成者としてこの１６度のワールドチャンピオンの初期の成長に関わった。
テーラーは１９９０年のワールドチャンピオンシップ決勝でブリストゥを撃破、一方、ブリストゥは翌年の決勝でもデニス・プリーストリーにも６－０で敗れこれが彼のテレビ放映での決勝出場の最後となった。彼の最期のワールドチャンピオンシップ出場は２０００年、傑出した彼の経験の中これが２３度目の出場で生涯を通じ７０個のプロフェッショナルタイトルを獲得している。
１９８９年に彼はジェーン・ブリストゥと結婚、１９９１年にルイーズ、１９９３年にジェームズの２人の子供に恵まれた。
ブリストゥはその後も短い期間ではあったものの試合に出場、１９９７年のPDCワールドチャンピオンシップでは準決勝まで進出し、一時休止の後翌年、２００７年の最期のPDCサーキットへ出場していた。
PDC議長のバリー・ハーンはブリストゥへの称賛として声明を出し、「エイリックは常にダーツの世界と英国のスポーツ界での伝説であった。彼は驚愕のプレーヤーな上偉大な人物であり、引退後も彼に会い彼のプレーを求めて多くのファンが押し寄せていた。」
「エイリックは反論にも臆さなかった。彼は見たままを伝え優しく実直だった。多くの人々は彼を称賛した。PDCおよびダーツ界は彼を失ったことに残念でならない。」
