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<メジャー>プレミアリーグ「審判の夜」

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2018.04.06 Fri.

スルホビックとプライスが脱落、残りが再び総当たりへ

https://www.pdc.tv/news/2018/…

審判の夜
4月5日(木)
リバプール、エコーアリーナ
ロブ・クロス 7-5 ギャリー・アンダーソン
ダリル・ガーニー 6-6 ピーター・ライト
マイケル・バン・ガーウェン 7-4 メンサー・スルホビック
マイケル・スミス 7-0 レイモンド・バン・バーナベルト
サイモン・ウィットロック 7-3 ガーウィン・プライス

(リーグテーブル)
審判の夜 終了時点
1.→1.マイケル・バン・ガーウェン:16ポイント、レッグ差+32
2.→2.マイケル・スミス:14ポイント、レッグ差+25
3.→3.ロブ・クロス:12ポイント、レッグ差+9
5.→4.サイモン・ウィットロック:10ポイント、レッグ差+5
4.→5.ギャリー・アンダーソン:9ポイント、レッグ差+1
6.→6.ダリル・ガーニー:9ポイント、レッグ差-2
6.→7.レイモンド・バン・バーナベルト:8ポイント、レッグ差-9
8.→8.ピーター・ライト:6ポイント、レッグ差-19
ーーー脱落ーーーーーーーーーーーーーーーーー
(確)9.→9.メンサー・スルホビック:4ポイント、レッグ差-13
(確)10.→10.ガーウィン・プライス:2ポイント、レッグ差-29

メンサー・スルホビックが木曜リバプールで開催されたUnibetプレミアリーグの審判の夜に、マイケル・バン・ガーウェンに7-4で敗退し脱落した。マイケル・スミスがレイモンド・バン・バーナベルトをホワイトウォッシュした。

スルホビックはエコーアリーナでピーター・ライトにプレッシャーを与えるため、バン・ガーウェンとの試合から最低限引き分けの1ポイントが必要だった。

しかし、バン・ガーウェンはリーグテーブルトップの座を維持するため再び最上クラスのダーツを見せ、このオーストリア人をプレミアリーグデビューシーズンから脱落させた。

バン・ガーウェンは試合を6本の完璧なダーツでオープン、最終的には素晴らしい10個の180得点、アベレージ107.45としてここまで9試合のうち8試合を勝ってきた。

スルホビックはガーウィン・プライスと共に審判の夜でプレミアリーグを去ることとなり、残る8プレーヤーがプレーオフ進出を賭けて続く6週間の戦いの場へと進んだ。

スルホビックは序盤2レッグでバンガーウェンからの4個の180得点に良く耐え2-1リードとしたが、世界No.1は14ダーツ、14ダーツ、13ダーツと続け主導権を握った。

このチャンピオンズリーグオブダーツ優勝者は12ダーツなどで4-5まで戻したがバン・ガーウェンが14ダーツ、11ダーツで勝利へと押し切った。

その後ライトは伝説のエイリック・ブリストゥ死去の訃報により感傷に満ちた試合をダリル・ガーニーと引き分けた。会場に集まった8,000人の熱狂的ファンはこの5度のワールドチャンピオンに捧げる歌を続けた。

ガーニーはこの日第一子のダリル・ジュニアの誕生の為にデリーに滞在、プレミアリーグの試合のためすぐさまリバプールへ飛び、ライトとの抜きつ抜かれつの試合を演じた。

ガーニーは5個の180得点、121チェックアウト、12本のトライで6本を決めていた。一方、ライトは最終レッグで6本のパーフェクトダーツからの12ダーツで引き分けに持ち込み1ポイントを獲得した。

プライスの落胆するデビューシーズンは9試合で7個目となる敗退で終わりを告げた。彼はサイモン・ウィットロックに7-3で敗退した。

オーストラリアのエース、ウィットロックは序盤から4-1とリード、しかし両者ともダブルに苦労し、途中プライスが4-3まで詰め寄る場面もあった。

しかしこの大事な場面でウィットロックが164チェックアウト、ウェールズ人がイーブンとするチャンスをもぎ取ると、彼は続けて6ダブル、16ダブルとあがり4つ目の勝利を決め、プレーオフへの進路を維持した。

「最後はいい勝利を得た。2ポイントは僕にとって大きい。」とウィットロック。「僕は上位4位を目指しておりこれで稼げた。」

「僕はプレミアリーグの経験があるけどガーウィンには新しい。彼には同情する。彼は凄くいい友達だし二人とも凄く頑張った。でもプレミアリーグは非情だ。」

「あれは僕の知っているガーウィン・プライスじゃなかったし僕は複雑な気持ちだった。彼が去ることは心が痛かったけど僕は自分の仕事をしなければならなかった。」

「結果的に勝てたけど醜い試合だった。残念なパーフォーマンスだったけどとにかく2ポイントを稼いだ。」

マイケル・スミスが故郷でのプレミアリーグの夜を盛り上げた。このセントヘレンズのエースは素晴らしいダーツでレイモンド・バン・バーナベルトを7-0のホワイトウォッシュで下した。

この元ワールドユースチャンピオンによる今シーズ7個目の勝利は8本のダブルトライで7本を決め、(ただ1つのミスは170チェックアウトでのインブルをワイヤに当てたもの)アベレージも103.15に達した。

スミスは序盤で86をインブルフィニッシュ、70フィニッシュと続け主導権を取ると、第6レッグで116チェックアウトから勝利へなだれ込んだ。

「僕のフィニッシュが本当に良かったけどこれが僕のプレミアリーグでの初めてのホワイトウォッシュだった。」とスミス。

「このようなパーフォーマンスも出来ることが判ってたけど毎回こんなベストな状況を維持はできない。でも今夜は違い本当に良かった。ようやく厳しい練習の成果が表れた。」

「僕はプレミアリーグでは余りいいプレーをしてこなかったけどそれでも勝利してきた。このプレーは時々見せないといけないけど今日それが出来た。楽しめたし僕にとっていい夜だった。」

「審判の夜を無事通過できてただ嬉しい。今はリラックスできるしトップ4を目指しまた楽しみが出来た。」

ワールドチャンピオンのロブ・クロスは素晴らしい好調を続けギャリー・アンダーソンを7-5で下しこのトーナメント6個目の勝利を収めた。彼は自身の経歴で初めてこのスコットランド人に勝利した。

アンダーソンは0-2ダウンから反撃しイーブンに戻すと第6レッグまでイーブンのまま推移した。しかしここでクロスが67フィニッシュ、75フィニッシュで再びリードすると、最後レッグは180得点で堅めポイントを獲得した。

「素晴らしいという程ではなかったけどいくつか大事なところで助かった。」とクロス。「5-3リードとなった75フィニッシュは大きかった。あそこからキープできた。」

「勝つ時は余り悪いことをしないことだ。貧弱か完璧かには関係ない。以前はギャリーに対して素晴らしいプレーをしていたけど負けていたし、だから今夜の勝利は本当に嬉しい。」

「僕は本当にプレミアリーグが楽しい、観客は素晴らしいし毎週木曜が楽しみでしょうがない。」

次のUnibetプレミアリーグは4月12日にシェフィールドのフライDSAアリーナで第10夜が開催される。

組合せは後日pdc.tvで発表される。

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