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ウィリアムヒルワールドチャンピオンシップ 3日目

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2015.12.25 Fri.

PHIL TAYLORは土曜日に快勝でウィリアムヒルワールドダーツチャンピオンシップをスタートした。 また、Ricky EvansとDimitri Van den Berghはロンドンのアレクサンドラパレスをドラマティックな混乱に陥れた。

伝説的な16回世界チャンピオン経験者のTaylorは、予選でAlex Tagaraoをストレートで破った日本のKeita Onoに対し、
ストレートで勝利した。

世界ランク3位は167と121をあがり、セカンドラウンド進出にあたり落としたレグは1つだけだった。

「まずはファーストラウンドを突破することが全てなんだ」 とTaylorは言う。彼はこのトーナメント前にバレルを
変更していた。

「このダーツは1日しか使ってないけど、練習しているときはとてもいい感じだったんだ。でも、やっぱりその時とは
雰囲気が違ったね」

先月のグランドスラムの決勝でMichael van Gerwenに敗れたTaylorは
「負けてうんざりしているんだ。Michael van Gerwenにもね」 と付け加えた。

「君より君の仕事ができる誰かみたいに、僕がしているすべてのことは、僕自身がよりよくなるためなんだ。
僕はもっと成長したいし、勝ちたいんだ」

Taylorはセカンドラウンドで、予選ラウンドでSeven Groenを倒して勝ち上がってきたKim Viljanenに対し、
納得のいく試合展開で勝利した2004年ワールドチャンピオンシップファイナリストのKevin Painterと
セカンドラウンドで対戦する。

「まずはファーストラウンドを突破することだ」 とストレートで勝ったPainterは言った。

「僕はKimが彼の初戦を見たあと、彼がトリッキーなプレイヤーだと知ったんだ。だから勝てて嬉しいよ。
今のPDCのレベルはとても高いから、もう誰もファーストラウンド突破確実なんてことは言えないんだ。だから、
突破出来て本当に嬉しいんだ」

PDPA予選のラストチャンスでこの場に来たEvansは、これまでのトーナメントでセンセーショナルな勝利を見せてきた
世界10位のSimon Whitlockに対し、ショックを与えた。

Whitlockはベスト32に向けて2セットと2レグをとるという快調な展開だったが、オーストラリア人は、
2度試合を決定するためのあがりをミスした。Evansはそこから見事に復活を遂げた。

彼は6連続でレグをとり、試合を振り出しに戻すと、最終セットではタイブレークにまでもつれ、
最終的に25歳は130をあがり、見事に逆転勝利を収めた。

「どうやって勝ったかよく覚えてない」 と元PDCユニコーンワールドユースチャンピオンシップファイナリストは認めた。

「僕はあまり話せないんだ。Simonは最初の2セットで僕を打ち負かしたけど、僕が3セット目を勝つとすぐに
適切な試合運びをすることが出来たんだ。勝ててとても嬉しいし、この勝利を応援してくれたすべての人たちに
捧げるよ」

ワールドチャンピオンシップ初参戦のVan den Berghは印象的な勝利でランキング9位のIan Whiteを下し、
セカンドラウンドへ駒を進めた。

将来有望な21歳のベルギー人はダーツ界最大級の舞台で100オーバーのフィニッシュを4回決める前の端役の間に彼の
ベストプレイを見せた。

第1セットを落としたにもかかわらず、その若者は残りの3セットで印象的なプレイを見せて勝利し、セカンドラウンドで
Benito van de Pas又はMax Hoppと戦うことになった。

「勝てて嬉しいよ。でももっとやれることが分かったんだ」 と先月のワールドシリーズでテレビデビューしたVan den Berghは話す。

Steve Beatonはニュージーランド人のKoha Kokiriアタックを退け、見事に164をあがりストレートで勝利した。

「僕はもうこれ以上のセットはやりたくなかったから、終わらせることができて本当によかったよ」と話すBeatonは、
次のラウンドでMichael SmithかJeffrey De Zwaanと戦う。

「自分としては満足のいく内容だったよ。この大会の前に休暇をとったんだ。
今までそんなことしたことなかったんだけどね。自分がやるべきことをやって結果が変わらないから、
何か違うことに挑戦しようと思ったんだ。今はクリスマスをエンジョイして次に備えて練習してもっといい結果を
出すよ」

Vincent van der Voortは金曜日のもう一人の勝者で、Laurence Ryderにストレートで勝利した。
セカンドラウンドで、Kyle Andersonとぶつかる。

「勝てて嬉しいよ」と昨年準々決勝までいったオランダ人は話す。

「ちょっとショックなシーンもあったから、僕は集中して自分のやるべきことに徹するように決めたんだ。
今はファーストランドから頭が離れているし、本当の闘いはクリスマス後に始まるんだよ」

ファーストラウンドは日曜日も続く。日曜日は5回の世界チャンピオン経験者Raymond van Barneveld、2012準優勝のAndy Hamilton、そして元レイクサイドチャンピオンStephen Buntingが登場する。

William Hill World Darts Championship Saturday December 19

Afternoon Session
Kim Viljanen 2-1 Sven Groen (P)
Steve Beaton 3-0 Koha Kokiri
Ian White 1-3 Dimitri Van den Bergh
Kevin Painter 3-0 Kim Viljanen

Evening Session
Keita Ono 2- 0 Alex Tagarao (P)
Simon Whitlock 2-3 Ricky Evans
Vincent van der Voort 3-0 Laurence Ryder
Phil Taylor 3-0 Keita Ono

Preliminary Round - best of three sets
First Round - best of five sets

MATCH INFORMATION AFTERNOON SESSION Kim Viljanen 2-1 Sven Groen (P)

SET ONE: 2-3

ViljanenはGroenのミスを利用したが、オランダの新人も62をあがり返す。彼はそれから10のダブルをあがり前進するが、
Viljanenも92をあがりイーブンにする。結局Groenが見事に110をあがり、このセットをものにする。

SET TWO: 3-2
85と40のあがりでViljanenが2レグリードする。Groenも次の2レグをとるが、最後に48をあがられこのセットを落とす。

SET THREE: 3-0
Viljanenが13ダーツでブレイクする。その後10のダブルをあがり、彼の2回目の180が彼の勝利を大いに助けた。結局、
最後は52をあがり、勝利を決めた。

Match Stats

Kim Viljanen 2-1 Sven Groen
19 100+ 24
5 140+ 6
0 170+ 0
2 180 0
87.69 Average 84.11
92 High Finish 110
4 Breaks of Throw 2
8/13 61.54% Checkout % 5.15 33.33%

Steve Beaton 3-0 Koha Kokiri

SET ONE: 3-2
最初の3レグはBeatonがセットを落とす危険性を残しながらも打ち合ったが、彼の最初の180と85アウトでブレイクすると
その後トップをあがりこのセットを競り勝った。

SET TWO: 3-1
Beatonが見事121をあがるが、Kokiriも177を叩き24残りとする。その後6のダブルをあがり追いつく。
ニュージーランドのエースは最初の180を打つが、あがりでミスしてしまい、Beatonに16ダブルをあがられ、勝利を
許してしまう。

SET THREE: 3-2
ファーストレグはともに180を打つが、Beatonが勝つ。しかし最初の4レグは互いとりあう展開となった。
1996レイクサイドチャンピオンはそれから素晴らしいダーツで164をあがり、セカンドラウンドへ進出した。

Match Stats

Steve Beaton 3 - 0 Koha Kokiri
18 100+ 19
10 140+ 5
0 170+ 1
2 180 3
95.87 Average 93.22
164 High Finish 80
4 Breaks of Throw 3
9/16 56.25% Checkout % 5/22 22.73%

Ian White 1-3 Dimitri Van den Bergh

SET ONE: 3-2
Whiteは最初の2レグそれぞれで180を出し、その2レグとも先取する。Van den Berghは122と107を見事にあがり、
追いつく。ベルギーのエースは最終レグを177でスタートするが、勝負を決めるためのショットを4回もミスし、
Whiteに5ダブルをあがれ、勝ちをゆずることとなった。

SET TWO: 1-3
Van den Berghは72をあがった後、170トライでブルをミスしてしまうが、39をあがり、リードを広げた。
Whiteはダブルの8をあがるが、21歳からの2度目の180で、このセットを奪われイーブンにされてしまう。

SET THREE: 0-3
Van den Berghは112アウトでWhiteをブレイクすると、この日4回目のハイオフでこのセットをストレートでものにした

SET FOUR: 2-3
Van den Berghは最初の2レグを勝利し、あと一つで試合を決められるところまでいったが、Whiteもそこから
2レグを取り返すが、ベルギーの若者はそこから相手が調子づく前に試合を決め、セカンドラウンドへの切符を手に入れた。

Match Stats

Ian White 1 - 3 Dimitri Van den Bergh
27 100+ 17
9 140+ 6
0 170+ 2
3 180 4
92.43 Average 95.22
81 High Finish 122
3 Breaks of Throw 6
6/17 35.29 Checkout % 11/12 50%

Kevin Painter 3-0 Kim Viljanen

Kevin Painter 3-0 Kim Viljanen
SET ONE: 3-0
Painterはファーストレグで相手をブレイクし、その後の2レグでは互いに180を打ったが、彼はスピーディーに
このセットを勝利した。

SET TWO: 3-1
Viljanenは76をあがりブレイクするが、Painterは2本で87をあがり、すぐさま並んだ。2004のファイナリストはそれから、残り2レグともダブル16をあがり、リードを2つに広げた。

SET THREE: 3-1
Viljanenが180を出し、再びファーストレグをとるが、Painterが4つ目の180ですぐさま打ち返し、
ダブル16であがると、残りの2つもそのままとり、ストレートでこの試合に勝利した。

Match Stats

Kevin Painter 3 - 0 Kim Viljanen
10 100+ 9
9 140+ 4
0 170+ 1
4 180 1
93.43 Average 80.63
87 High Finish 76
5 Breaks of Throw 1
9/19 - 47% Checkout % 2/6 - 33%

EVENING SESSION Keita Ono 2-0 Alex Tagarao (P)

SET ONE: 3-0
Onoは64で即座にブレイクすると、161トライ後のダブル18でさらにリードを広げた。
それから、日本の代表は50をダブル16であがり、ストレートで第1セットをとった。

SET TWO: 3-1
Tagaraoが180と177をマークし、ダブル6でレグをとる。しかし、Onoの57、86、47のあがりにより、Onoが
予選ラウンドを突破した。

Match Stats

Keita Ono 2 - 0 Alex Tagarao
9 100+ 7
4 140+ 2
0 170+ 1
0 180 1
91.79 Average 77.4
86 High Finish 24
4 Breaks of Throw 1
6/8 75% Checkout % 1/4 25%

Simon Whitlock 2-3 Ricky Evans

SET ONE: 3-1
Whitlockが最初の2レグをとるが、その後Evansは60をあがる。オーストラリア人は2回180を出し、
ダブルの16でセットを取ったが、Evansが170をミスした後にかろうじて拾ったものだった。

SET TWO: 3-2
Whitlockの3度目の180はEvansの72アウトを防げなかったが、2010年のファイナリストはダブル8をあがり、
ブレイクしかえす。Evanceが力を発揮する前に彼はそれから4度目の180をマークし、170トライに失敗するものの、
最終的に2のダブルをあがりこのセットをとった。

SET THREE: 2-3
Whitlockは32アウトと121アウトでこのセット2レグを先取した。しかしEvansの最初の180がきっかけで、ここから
3レグ一気に取り返す。Whitlockは2回トライに失敗した。

SET FOUR: 0-3
Evansはダブル4でブレイクすると、その後互いに180を打ち合うレグになるが、元ワールドユースチャンピオンが、
ダブルの10でレグをとった。そしてWhitlockが再び170トライをミスすると、Evansがこのセットを
ストレートで勝利し、スコアをイーブンにした。

SET FIVE: 4-6
お互い4レグずつとりタイブレークに持ち込まれた。タイブレークは、2レグ差がつくまで続く。
Evansが2度あがると、Whitlockも12ダーツでレグをとり、追いつく。ここで8回目の180を出している。
Evansはそれから78と4度目の180を出し、ドラマティックな勝利への扉を開いた。結局彼は、
130をあがり、この接戦をものにした。

Match Stats

Simon Whitlock 2 - 3 Ricky Evans
28 100+ 24
25 140+ 14
0 170+ 2
8 180 9
92.85 Average 93.48
121 High Finish 130
4 Breaks of Throw 6
12/42 28.57% Checkout % 15/31 48.39%

Vincent van der Voort 3-0 Laurence Ryder

SET ONE: 3-1
Van der Voortは最初の2レグそれぞれで180を出し、2レグを先取した。その後Ryderが86アウトで1レグ取り返す。
van der Voortがそれから4のダブルをあがりこのセットをとった。

SET TWO: 3-0
Van der Voortは4のダブル、8のダブルとあがり、このセットもコントロールする。その後、3回目の180を決めると、
68をあがり、2セットリードとする。

SET THREE: 3-1
オランダ人はダブルの12をあがり、Ryderをブレイクする。そしてトップもあがり2レグ差をつける。
Ryderは1レグ取り返すが、van der Voortが60をあがり試合を決めた。

Match Stats

Vincent van der Voort - Laurence Ryder
16 100+ 15
6 140+ 4
1 170+ 0
3 180 1
95.7 Average 81.37
68 High Finish 86
3 Breaks of Throw 0
9/23 39.13% Checkout % 2/4 50%

Phil Taylor 3-0 Keita Ono

SET ONE: 3-1
TaylorはオープニングレグでOnoをブレイクした。日本の代表がブレイクをし返すために4回ミスしている間に、
彼はダブルの10をあがり2レグ目をとった。Onoはダブルの10を沈め、反撃するが、Taylorはダブルの16をあがり
このセットを決めた。

SET TWO: 3-0
Taylorが52、32、81とあがりストレートでこのセットをとった。

SET THREE: 3-0
Taylorは今大会一番高い167アウトを決めた。世界3位は、最初の180をマークすると、
9のダブルをあがり、さらに121をあがってこの試合ストレートで勝利した。

Match Stats

Phil Taylor 3 - 0 Keita Ono
12 100+ 9
11 140+ 5
0 170+ 0
1 180 0
98.39 Average 83.49
167 High Finish 40
4 Breaks of Throw 0
9/15 60% Checkout % 1/7 14.29

(元の記事)
■William Hill World Championship Day Three
http://www.pdc.tv/news/articl…

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