NEWS

ウィリアムヒルワールドチャンピオンシップ 4日目

0
0
2016.01.01 Fri.

オランダの英雄Raymond van BarneveldとStephen Buntingが日曜日に勝利し、セカンドラウンドで相見える。

Van Barneveldは同じオランダ人プレイヤーのDirk van Duijvenbodeをストレートで破りセカンドラウンドへ進出した。
しかし、もし23歳が、第2セットで180をバーストしなければどうなっていたかわからない試合だった。

Van Barneveldは第1セットを3-2で勝つと、相手の致命的なミスにも助けられ、続く第2セットも同じスコアでものにした。

チャンピオンシップ初参戦のVan Duijvenbodeは、調子を戻せず、5回のワールドチャンピオン経験者は第3セットをストレートで勝利した。

「180バーストでDirkは調子を崩しちゃったね」 とvan Barneveldは話す。彼はクリスマス後に孫が誕生する予定だ。
「彼にとっては不運だったけど、私はプロだし、楽しむべきだと思った。そして試合に勝つことに集中したんだ。」

「ここからは険しい道のりになるだろうね。次はStephen Buntingだし、その次はきっとMichael van Gerwenだろうからね。年寄りにはキツイよ。ここに戻ってきた時には私は白髪になっていてステッキを持って歩いているかもしれないね」

Buntingはドイツ人のJyhan Artutをストレートで破った。第3セットは少し危なかったが。元レイクサイドチャンピオンは、最初の2セットで失ったレグはわずか1レグだけだったが、第3セットは2レグをリードされる状況の中で、最終的には逆転して勝利した。

「とても緊張したよ」とBuntingは認めた。彼は27日に, van Barneveldとぶつかる。これは昨年の準々決勝の再来だ。「これはとても重要なゲームだったんだ。だから、突破できて嬉しいよ。ワールドチャンピオンに楽な試合は一つもないんだ。次も同じだよ」

Mervyn Kingもまたロシア代表で、予選ラウンドでシンガポールのPaul Limを破ったAleksandr Oreshkinを破りセカンドラウンドへ駒を進めた。

Oreshkinは最初の2セットをとった。第2セットでは、116と134をあがってみせた。

しかし、Kingが怒涛の反撃をみせる。8回の180をマークし、その後の12レグのうち9レグをものにして、セカンドラウンドに進出。次はJelle KlaasenかJoe Cullenとあたることになる。

「危うく家に帰るはめになるところだったけど、諦めるわけにはいかなかったんだ」と2009年にセミファイナルまでいったKingは話す。「僕は戦士だから、諦めるわけにはいかなかったんだ。僕は自分自身に対してファーストラウンドを自分の場所にさせたくなかった。でも、自分の立場をよく考えて、結局いいパフォーマンスを発揮できて、突破できたよ」

Andy Hamiltonはワールドチャンピオンシップ初出場のJoe Murnanによって、ファーストラウンド敗退の屈辱を味わうことになった。

2012準優勝者は日曜日の午後、Mensur SuljovicとJamie Cavenが勝利を楽しんでいる間に、タイブレークまでもつれた試合を落としてしまった。

最初の3セットのうち2セットを勝利した後、Hamiltonは4セット目で試合を決めるダーツを3度ミスし、Murnanのカムバックを許してしまった上に、セットをとられてしまう。

最終セットはタイブレークとなった。そして、5月にプレイヤーズチャンピオンシップで勝利したMurnanが、彼のテレビデビュー戦を勝利で飾った。

「勝利できるなんて素晴らしいよ」喜びを露わにした32歳は、セカンドラウンドでRobert ThorntonかAlan Norrisと戦うことになる。

「僕が彼を引っ張った時は彼に圧倒されたよ。なぜなら彼は素晴らしいプレイヤーだからね。勝てたことが嘘みたいだ。彼は試合に勝てたはずだったんだ。でも、僕はチャンスをものにした。だから、とても嬉しいよ。でも彼には悪いことをしたかな」

Suljovic素晴らしいダーツをみせ、オランダのJermaine Wattimenaを3-1の99アベレージで破った。

Cavenは、予選ラウンドでMichael Rasztovitsに2-0で勝った、ニュージランド人のRob Szaboにストレートで勝った。

最初の4レグを互いに取り合ったあと、世界23位は7レグをとり、セカンドラウンドに進んだ。セカンドラウンドでは、Ricky Evansとあたる。

「最初のセットはよくなかったけど、その後はとてもよかったよ」と語るCaven、彼はまだ主要な大会でセカンドラウンドに進んだことがなかった。

「僕にとって今年は素晴らしい年じゃなかった。そして、本腰を入れなきゃいけないと思ったんだ。僕はクリスマス後に戻ってくるけど、そこからが本番だよ。自信はあるし、もっと上まで行きたいね」

ファーストラウンドは月曜の夜も続く。月曜にはJames Wade, Michael SmithそしてワールドグランプリチャンピオンのRobert Thorntonが登場する。

William Hill World Darts Championship Sunday December 20

Afternoon Session
Michael Rasztovits 0-2 Rob Szabo (P)
Andy Hamilton 2-3 Joe Murnan
Mensur Suljovic 3-1 Jermaine Wattimena
Jamie Caven 3-0 Rob Szabo

Evening Session
Aleksandr Oreshkin 2-1 Paul Lim (P)
Stephen Bunting v Jyhan Artut
Raymond van Barneveld 3-0 Dirk van Duijvenbode
Mervyn King v Aleksandr Oreshkin

Preliminary Round - best of three sets
First Round - best of five sets

MATCH INFORMATION AFTERNOON SESSION Michael Rasztovits 0-2 Rob Szabo (P)

SET ONE: 2-3
Szaboが60をあがるが、すぐにRasztovitsもトップをあがり、追いつく。Rasztovitsが121を60→57→4というアレンジであがる前に、ニュージーランド人は84をあがる。しかし、Szaboがトップをあがり、まずはこのセットをとった。

SET TWO: 2-3
互いにブレイクし合う試合展開だったが、Szaboが56をあがり、この試合を決めた。

Match Stats

Michael RasztovitsRob Szabo
15100+7
8140+4
0170+0
01800
78.83Average78.34
121High Finish84
2Breaks of Throw3
4/17 23.53%Checkout %6/19 31.58%
0 Final Score 2

Andy Hamilton 2-3 Joe Murnan

SET ONE: 3-2
最初の2レグは互いにブレイクし合う展開となったが、Murnanは180を連続で打って9ダーツプレイヤーを脅かす。しかし、12ダーツでレグを取る前に、7本目で大事なところでミスをする。
それからHamiltonが試合を支配し、64と70をあがり第1セットをとる。

SET TWO: 1-3
Murnanがこの日3度目の180を見せ、最初の2レグをリードする。しかし、Hamiltonも最初の180を出し、66をアウトする。
2012のファイナリストはその後、状況をイーブンにするチャンスを逃し、Murnanにダブルの10であがられ、このセットを取られてしまう。

SET THREE: 3-2
最初の4レグは互いにとりあう。そしてMurnanは4つ目の180でこのセットを決めるための絶好のポジションについた。しかし、彼はあがりの為のダーツをミスし、Hamiltonが64をブレイクし、このセットを取るシーンを見ていることしかできなかった。

SET FOUR: 2-3
Hamiltonの冷静なダーツは続いた。73、64とあがる。Murnan84をブルであがり食らいつく。Hamiltonはほぼ勝利を手中に収めたかに思えたが、170トライでブルをミスする。その後も2度のあがりをミスし、Murnanがダブルの5で並ぶと、そのまま次のセットも10のダブルであがり、このセットをものにした。

SET FIVE: 4-6
4レグを分け合い、タイブレークに突入した。勝利には2レグ差をつける必要がある。Hamiltonはブレイクを3回失敗する。そしてMurnanは87をあがり一歩リードする。Hamiltonも追いつき、3度目の180でブレイクするが、試合の決めるようなスローは去り、Murnanの70アウトを見ているだけだった。
Murnanはその後112をあがり、勝利を目前とするが、Hamiltonがサドンデスへのトライをミスした時、ダブル8をあがり、遂に試合を決めセカンドラウンドへ駒を進めた。

Match Stats

Andy HamiltonJoe Murnan
26100+27
19140+17
1170+0
31805
86.75Average86.88
73High Finish112
6Breaks of Throw7
13/38 34.21Checkout %16/38 42.11
2Final Score3

Mensur Suljovic 3-1 Jermaine Wattimena


SET ONE: 2-3

Wattimenaは、オープニングレグで67をあがる。そしてSuljovicは70をあがり返す。Wattimenaがダブルの8をあがり再びリードを奪った後、オーストラリア人エースは110をあがり再び追いつく。しかし、次のレグでブレイクでミスを繰り返し、その間にWattimenaが64をトップであがり、このセットをとる。

SET TWO: 3-2

Suljovicがトップであがり、Wattimenaが68をダブル18であがった。次の3レグも互角の展開だったが、最後はSuljovicが76をあがり、このセットを決めた。



SET THREE: 3-0

Suljovicが開始から180を出し、試合をコントロールして最初の2レグをとる。 3回目の180も出し、94をあがると、早々とこのセットをものにした。



SET FOUR: 3-1
177マークがSuljovicの12ダーツを助けたが、Wattimenaも70をあがり並ぶ。ワールドグランプリのセミファイナリストでもあるSuljovicは174を打ち、10のダブルであがり一歩リードすると、最終レグで177を出した後に見事トップであがり、この試合をものにした。

Match Stats

Mensur SuljovicJermaine Wattimena
20100+18
12140+12
5170+0
21800
99.44Average87.1
110High Finish70
3Breaks of Throw0
11/25 44%Checkout %6/9 66.67%
3Final Score1

Jamie Caven 3-0 Rob Szabo

SET ONE: 3-2
最初の3レグは互いに打ち合う展開となった。4レグ目にお互いに180を打ち合う前はCavenがリードしていたが、Szaboがトップであがり追いつく。Cavenはその後、180、171とマークし、9ダーツ後に16残りとなる素晴らしいダーツを見せ、結局4ダブルであがり、このセットをとる。

SET TWO: 3-0
Cavenは更に強くなり、2つのブレイクを含むストレートでこのセットも奪った。

SET THREE: 3-0
Cavenは64、99、116とあがり、ストレートで勝利した。

Match Stats

Jamie CavenRasztovits/Szabo
22100+15
3140+4
1170+0
31801
96.55Average86.5
116High Finish48
3Breaks of Throw0
9/20 45%Checkout %2/4 50%
3Final Score0

EVENING SESSION Aleksandr Oreshkin 2-1 Paul Lim (P)

SET ONE: 3-1
Oreshkinはすぐに80をあがり、ブレイクすると、次のレグもトップをあがりリードを2つに広げる。Limはその後117をあがるも、ロシア代表は78をあがりこのセットをとった。

SET TWO: 2-3
Oreshkinはファーストレグでダブルの8をあがる。そこから互いに180を打ち合うと、Limが10のダブルをあがり追いつく。その後彼は167トライでブルをミスし、Oreshkinが51をあがる。Limは相手に180を出されながらも追いつき、相手がもたついている間にこのセットをものにした。

SET THREE: 3-2
ロシア人は、Limに追いつかれる前に、136トライで8のダブルをミスするが、結局は1ダブルであがった。彼はそれから18ダブルをアウトし、彼の相手は最終レグで彼が116をあがるのを見ているしかなかった。

Match Stats

Aleksandr OreshkinPaul Lim
17100+21
9140+8
0170+0
21801
89.33Average88.26
116High Finish117
3Breaks of Throw2
8/24 33.33%Checkout %6/21 28.57%
2Final Score1

Stephen Bunting 3-0 Jyhan Artut

SET ONE: 3-0
Buntingは無駄のない展開で第1セットを勝利した。180をマークし、トップ、2のダブル、そして再びトップとあがってみせた。

SET TWO: 3-1
元レイクサイドチャンピオンはファーストレグこそ落としたものの、攻撃の手を緩めず、8のダブルであがると、この日2度目の180を出し、Artut'をブレイクした。The St Helensのエースは、その後トップをあがりリードを2セットに広げた。

SET THREE: 3-2
Buntingは最初の2レグをとるが、Artutは相手の3回目の180をものともせず76をあがってくらいつく。ドイツ人スターは、両者がダブルをミスする前にこの日唯一の180をマーク、最終的にArtutがあがり、スコアをイーブンにする。ところが、Artutは4セット目に突入するためのダーツをミスしてしまう。結局はBuntingがトップをあがり、ストレートで勝利した。

Match Stats

Stephen BuntingJyhan Artut
19100+10
4140+8
0170+1
31801
86.72Average81.08
68High Finish76
3Breaks of Throw1
9/26 34.62Checkout %3/18 16.67
3Final Score0

Raymond van Barneveld 3-0 Dirk van Duijvenbode

SET ONE: 3-2
Van Barneveldが4のダブルをあがり、ファーストレグをとるが、 van Duijvenbodeも100をあがり返す。5回の世界チャンピオン経験者がトップをあがると、van Duijvenbodeも16ダブルをあがり返す。しかし、彼はブレイクの機会を逃してしまう。van Barneveldの8ダブルあがりによって。

SET TWO: 3-2
Van Duijvenbodeは110をあがり、更に最初の180をマークする。しかし、van Barneveldはトップをあがると、まだ同じあがりでブレイクする。Van Duijvenbode はブレイクし返すが、180をバーストするという致命的なミスで自滅し、van Barneveldが勝利する。

SET THREE: 3-0
Van Barneveldが2度目の180をマークし、ストレートで勝利、セカンドラウンドへと進出した。

Match Stats

Raymond van BarneveldDirk van Duijvenbode
20100+11
11140+9
0170+0
21801
91.34Average79.77
40High Finish110
3Breaks of Throw1
9/28 32.14%Checkout %4/8 50%
3Final Score0

Mervyn King 3-2 Aleksandr Oreshkin

SET ONE: 1-3
Oreshkinは18ダブルでブレイクして2レグリードする。Kingは2回目の180と90アウトで追いかけるが、Oreshkinが同じあがりを見せて第1セットをものにする。

SET TWO: 2-3
Kingが最初の2レグそれぞれで180を出し、リードする。しかし、OreshkinはKingの5度目の180をものともせず116をあがる。その後、彼は71をあがりブレイクすると、最後は134をあがり2セットリードとした。

SET THREE: 3-0
Kingは76をあがり、更に16ダブルをあがってブレイクする。6回目の180は彼のアベレージを102にあげた。

SET FOUR: 3-1
Kingが更に180をマークし、8のダブルを最初の2レグであがる。ロシア人の相手も同じあがりを見せる。その後Kingがトップを沈め、スコアをイーブンにする。

SET FIVE: 3-2
8回目の180が、Kingがファーストレグをとるのを助ける。その後トップをあがり、あと一つで勝利というところまできた。そして、16ダブルのあがりで、勝利を手にした。

Match Stats

Mervyn KingAleksandr Oreshkin
21100+23
15140+4
0170+1
81800
97.84Average86.14
90High Finish134
4Breaks of Throw2
12/33 36.36%Checkout %7/13 53.85
3Final Score2

(元の記事)
■William Hill World Championship Day Four
http://www.pdc.tv/news/articl…

0
0

LATEST NEWS

HOME

NEWS

ウィリアムヒルワールドチャンピオンシップ 4日目