プレーヤーズチャンピオンシップ（１３）
ランキング上位陣、こぞって序盤敗退
プレーヤーズチャンピオンシップ：
・２月より１０月までの期間で土日に各１トーナメントｘ１１週、合計年間２２回開催
・開催地；ワイガン、ロビンパークテニスセンターまたはミルトンキーンズ、MKアリーナ
・参加資格：ツアーカード取得者１２８名
・カットオフデート：なし
・シード：なし
・賞金総額（１トーナメントあたり）：７５，０００ポンド 優勝賞金１０，０００ポンド
・フォーマット：全ベストオブ１１レッグ
・ライブ放送： ｐｄｃｔｖ－HD
・プレーヤーズチャンピオンシップ賞金ランキング上位６４名は年度末のプレーヤーズチャンピオンシップ、ファイナルズ出場権を獲得
プレーヤーズチャンピオンシップ（１３）
ワイガン、ロビンパークテニスセンター
６月１６日（土）
（カッコ内は賞金ランキング）
＜一回戦結果＞（ベスト１２８）
テリー・ジェンキンス（４５） ６－５ ピーター・ライト（２）
ベニト・バン・デ・パス（１８） ６－５ ヨーディ・メーウビッセ（１４０）
ダーク・バン・デュイベンボーデ（１１６） ６－５ ジェイミー・ルイス（２８）
ジェイソン・カレン（１１３） ６－５ ジェイソン・ロー（９８）
マックス・ホップ（４０） ６－３ サイモン・スティーブンソン（８３）
ダニー・ノッパート（７６） ６－４ ライアン・マイクル（９８）
スティーブ・ビートン（２４） ６－５ リー・ブライアント（１１６）
マーク・ウェブスター（３９） ６－５ ゾラン・レイクバッハ（５３）
イアン・ホワイト（１３） ６－２ プラカシュ・ジーワ（１２０）
ロバート・ソーントン（２９） ６－３ アダム・ハックベール（１５０）
リチャード・ノース（４７） ６－５ マシュー・エドガー（９０）
クリス・クァントク（７５） ６－２ カーク・シェファード（７１）
メンサー・スルホビック（６） ６－３ トニー・ニューウェル（１５０）
デニス・ニルソン（１８７） ６－３ ジョン・デービー（１６６）
マーティン・シンドラー（５８） ６－３ キーガン・ブラウン（４４）
メーダーズ・ラズマ（８８） ６－０ ジョージ・キリントン（１３３）
ジョー・カレン（１７） ６－５ ディミトリ・バン・デン・バーグ（３６）
ロス・スミス（１２１） ６－５ サイモン・プレストン（１６４）
イェル・クラーセン（２０） ６－５ ポール・ニコルソン（７１）
ケビン・ペインター（５１） ６－５ ライアン・ハリントン（１１３）
サイモン・ウィットロック（９） ６－１ スベン・グロエン（１２８）
ジミー・ヘンドリクス（７４） ６－２ ピーター・ハドソン（１０６）
ジャーメイン・ワッティメナ（３５） ６－３ マーク・ダッドブリッジ（１５０）
ジョン・ロドリゲス（６１） ６－４ ウェイン・ジョーンズ（９３）
ダリル・ガーニー（５） ６－４ ジョシュ・ペイン（５０）
ピーター・ジャッケス（６３） ６－３ ポール・ローリー（９６）
ジェフリー・デ・ズワーン（６７） ６－４ ナーザン・アスピナル（９２）
ライアン・ジョイス（８２） ６－０ ビンセント・カンフュイス（１１１）
ギャリー・イーストウッド（１３０） ６－３ エイドリアン・ルイス（１９）
ガブリエル・クレメンズ（７６） ６－４ タイタス・カニク（１０４）
カイル・アンダーソン（２５） ６－４ クリスチャン・キスト（３８）
ブレンダン・ドラン（３７） ６－３ スティーブ・ハイン（８０）
マーク・ウィルソン（１２６） ６－１ マイケル・スミス（８）
ロス・トウェル（１１１） ６－２ ドーソン・マーシェル（１１６）
ロバート・オーエン（７３） ６－５ クリス・ドービー（３３）
ステファン・バートン（９３） ６－４ ジム・ブラウン（１３４）
マイケル・バーナード（８８） ６－０ キム・ハイブレクト（１４）
デービー・バン・ベーレン（１３４） ６－５ ルーク・ウッドハウス（９７）
ステファン・バンティング（２２） ６－０ テッド・エベッツ（１３４）
トニー・アルシナス（５９） ６－２ デボン・ピーターセン（５７）
ジェームス・ウェード（１０） ６－５ アラン・タバーン（８４）
ジェフリー・デ・グラーフ（５５） ６－５ テリー・テンプル（１８７）
ビンセント・バン・デ・ブート（３４） ６－２ ロニー・ハイブレクト（４２）
スコット・ダービシャー（１５９） ６－４ エイデン・カーク（９５）
ダレン・ウェブスター（１６） ６－１ ジェイミー・ベイン（７９）
リッキー・エバンス（６０） ６－２ マーティン・アトキンス（１３４）
スティーブ・ウェスト（２６） ６－５ アロン・モンク（１１６）
エディ・ドーソン（１９４） ６－４ ロビー・グリーン（４６）
ジョニー・クレイトン（２３） ６－２ マリオ・ロブ（１２４）
ディオゴ・ポルテラ（１５０） ６－４ ジョー・マーナン（６３）
スティーブ・レノン（４８） ６－２ ジェイミー・ケイブン（５２）
ジェームス・リチャードソン（４３） ６－１ ジョン・パート（８５）
ミッキー・マンセル（６６） ６－５ デーブ・チズナル（７）
リッチー・エドハウス（８５） ６－３ ロニー・バクスター（１０３）
ジェームス・ウィルソン（３０） ６－５ ブラドリー・ブルックス（１２６）
クリスト・レイズ（３１） ６－５ ジョン・ゴールディ（１２４）
ロブ・クロス（３） ６－１ ケビン・バーネス（１４３）
ウィリアム・オコーナー（５６） ６－２ アンドリュー・ギルディング（６２）
アラン・ノリス（１５） ６－２ ジャスティン・パイプ（３２）
ロン・ミューレンカンプ（４９） ６－２ ロバート・マリアノビック（１０７）
マービン・キング（２１） ６－５ ライアン・シアーレ（６８）
ルーク・ハンフリーズ（９１） ６－１ スコット・テーラー（８１）
ジョン・ヘンダーソン（２７） ６－３ アダム・ハント（１０５）
ダレン・ジョンソン（６９） ６－４ イアン・デッカー（４１）
＜二回戦結果＞（ベスト６４）
テリー・ジェンキンス（４５） ６－３ ベニト・バン・デ・パス（１８）
ダーク・バン・デュイベンボーデ（１１６） ６－４ ジェイソン・カレン（１１３）
ダニー・ノッパート（７６） ６－２ マックス・ホップ（４０）
マーク・ウェブスター（３９） ６－２ スティーブ・ビートン（２４）
イアン・ホワイト（１３） ６－４ ロバート・ソーントン（２９）
クリス・クァントク（７５） ６－１ リチャード・ノース（４７）
メンサー・スルホビック（６） ６－３ デニス・ニルソン（１８７）
マーティン・シンドラー（５８） ６－３ メーダーズ・ラズマ（８８）
ジョー・カレン（１７） ６－５ ロス・スミス（１２１）
ケビン・ペインター（５１） ６－２ イェル・クラーセン（２０）
サイモン・ウィットロック（９） ６－４ ジミー・ヘンドリクス（７４）
ジャーメイン・ワッティメナ（３５） ６－３ ジョン・ロドリゲス（６１）
ピーター・ジャッケス（６３） ６－３ ダリル・ガーニー（５）
ライアン・ジョイス（８２） ６－５ ジェフリー・デ・ズワーン（６７）
ガブリエル・クレメンズ（７６） ６－４ ギャリー・イーストウッド（１３０）
カイル・アンダーソン（２５） ６－５ ブレンダン・ドラン（３７）
マーク・ウィルソン（１２６） ６－４ ロス・トウェル（１１１）
ロバート・オーエン（７３） ６－３ ステファン・バートン（９３）
マイケル・バーナード（８８） ６－５ デービー・バン・ベーレン（１３４）
ステファン・バンティング（２２） ６－５ トニー・アルシナス（５９）
ジェフリー・デ・グラーフ（５５） ６－４ ジェームス・ウェード（１０）
ビンセント・バン・デ・ブート（３４） ６－３ スコット・ダービシャー（１５９）
リッキー・エバンス（６０） ６－５ ダレン・ウェブスター（１６）
スティーブ・ウェスト（２６） ６－３ エディ・ドーソン（１９４）
ジョニー・クレイトン（２３） ６－４ ディオゴ・ポルテラ（１５０）
スティーブ・レノン（４８） ６－２ ジェームス・リチャードソン（４３）
ミッキー・マンセル（６６） ６－５ リッチー・エドハウス（８５）
ジェームス・ウィルソン（３０） ６－２ クリスト・レイズ（３１）
ロブ・クロス（３） ６－３ ウィリアム・オコーナー（５６）
ロン・ミューレンカンプ（４９） ６－２ アラン・ノリス（１５）
マービン・キング（２１） ６－０ ルーク・ハンフリーズ（９１）
ジョン・ヘンダーソン（２７） ６－３ ダレン・ジョンソン（６９）
＜三回戦結果＞（ベスト３２）
ダーク・バン・デュイベンボーデ（１１６） ６－５ テリー・ジェンキンス（４５）
マーク・ウェブスター（３９） ６－３ ダニー・ノッパート（７６）
イアン・ホワイト（１３） ６－３ クリス・クァントク（７５）
マーティン・シンドラー（５８） ６－１ メンサー・スルホビック（６）
ジョー・カレン（１７） ６－３ ケビン・ペインター（５１）
ジャーメイン・ワッティメナ（３５） ６－０ サイモン・ウィットロック（９）
ピーター・ジャッケス（６３） ６－５ ライアン・ジョイス（８２）
カイル・アンダーソン（２５） ６－３ ガブリエル・クレメンズ（７６）
ロバート・オーエン（７３） ６－１ マーク・ウィルソン（１２６）
ステファン・バンティング（２２） ６－２ マイケル・バーナード（８８）
ビンセント・バン・デ・ブート（３４） ６－４ ジェフリー・デ・グラーフ（５５）
リッキー・エバンス（６０） ６－３ スティーブ・ウェスト（２６）
ジョニー・クレイトン（２３） ６－４ スティーブ・レノン（４８）
ジェームス・ウィルソン（３０） ６－３ ミッキー・マンセル（６６）
ロブ・クロス（３） ６－５ ロン・ミューレンカンプ（４９）
ジョン・ヘンダーソン（２７） ６－５ マービン・キング（２１）
＜四回戦結果＞（ベスト１６）
ダーク・バン・デュイベンボーデ（１１６） ６－５ マーク・ウェブスター（３９）
イアン・ホワイト（１３） ６－２ マーティン・シンドラー（５８）
ジャーメイン・ワッティメナ（３５） ６－１ ジョー・カレン（１７）
ピーター・ジャッケス（６３） ６－５ カイル・アンダーソン（２５）
ステファン・バンティング（２２） ６－４ ロバート・オーエン（７３）
リッキー・エバンス（６０） ６－５ ビンセント・バン・デ・ブート（３４）
ジョニー・クレイトン（２３） ６－２ ジェームス・ウィルソン（３０）
ロブ・クロス（３） ６－５ ジョン・ヘンダーソン（２７）
＜準々決勝結果＞（ベスト８）
イアン・ホワイト（１３） ６－３ ダーク・バン・デュイベンボーデ（１１６）
ジャーメイン・ワッティメナ（３５） ６－３ ピーター・ジャッケス（６３）
ステファン・バンティング（２２） ６－２ リッキー・エバンス（６０）
ロブ・クロス（３） ６－５ ジョニー・クレイトン（２３）
＜準決勝結果＞（ベスト４）
イアン・ホワイト（１３） ６－５ ジャーメイン・ワッティメナ（３５）
ロブ・クロス（３） ６－１ ステファン・バンティング（２２）
＜決勝結果＞
ロブ・クロス（３） ６－４ イアン・ホワイト（１３）
ロブ・クロスが土曜、ワイガン、ロビンパークテニスセンターで開催のプレーヤーズチャンピオンシップ（１３）決勝でイアン・ホワイトを６－４で下し、ワールドチャンピオンの栄光に輝いて以来のPDCタイトルを獲得した。
この世界No.３は２０１８年では２度目のプロツアー決勝進出となり、イアン・ホワイトが０－４ダウンから反撃を見せる中、アベレージ１００．３０をひねり出した。
クロスはケビン・バーネス、ウィリアム・オコーナー、ロン・ミューレンカンプ、ジョン・ヘンダーソン、ジョニー・クレイトン、ステファン・バンティング、そしてホワイトを倒し優勝賞金１０，０００ポンドを獲得した。
「今日やって来た時、何か大それたことが出来ると信じていた。」とクロス。彼はミューレンカンプ、ヘンダーソン、クレイトンとは全て最終レッグまでもつれ込む激戦だった。
「たぶん今日は運が良かった。何人か僕に対しマッチとなるダーツを外していた。でも僕も仕事をしたし大事な優勝を果たした。」
「イアンは素晴らしいプレーヤーだ、彼の持っているものは全て本物のプロフェッショナルで決勝では凄い反撃を見せてきた。もしかするとひっくり返っていたかも知れない。」
「僕はまだ勉強中だしもっと良くなるだろう。僕がプレーヤーとして完成した時にはもっと優勝するだろうけど、とりあえず今日一つ勝てて凄く嬉しい。」
シーソーゲームとなった決勝ではクロスは高得点と素晴らしいフィニッシュで４－０とリードするとホワイトは相手のワールドチャンピオンが５－０とするダブルをミスした折にこの流れを断ち切った。
ホワイトは一気に４－４のイーブンとし頭角を並べたが、リードとなるダブルを６本ミス、クロスがブレークし優勝まであと１レッグとした。
クロスは最終レッグを素晴らしい１３ダーツで締めキープして自身５個目となるプレーヤーズチャンピオンシップタイトルを獲得した。
この日ホワイトも印象的で３月の優勝以来の上位進出を見せ、ベスト１６のマーティン・シンドラーとの対戦ではアベレージが１０９．１に達していた。
このストークのプレーヤーはプラカシュ・ジーワ、ロバート・ソーントン、クリス・クァントク、シンドラー、ダーク・バン・デュイベンボーデ、ジャーメイン・ワッティメナを下し決勝へ進出、もう少しで自身９個目となるプレーヤーズチャンピオンシップ優勝へ手が届きそうだった。
その他、この日は世界No.２のピーター・ライトが一回戦でテリー・ジェンキンスに敗れ、ダリル・ガーニーも二回戦でピーター・ジャッケスに敗退する波乱があった。
メンサー・スルホビックも三回戦でドイツのエース、シンドラーに敗退、デーブ・チズナル、マイケル・スミスもそれぞれミッキー・マンセル、マーク・ウィルソンにより一回戦敗退した。
サイモン・ウィットロックは三回戦でジャーメイン・ワッティメナに敗れ、ジェームス・ウェードは二回戦でジェフリー・デ・グラーフに退けられた。
