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ワールドシリーズ#2 USダーツマスターズ

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2018.07.07 Sat.

23歳ドーソン・マーシェル、ガーウィンプライスを破る

https://www.pdc.tv/news/2018/…

USダーツマスターズ
ラスベガス、マンダレイベイホテル
(カッコ内はアベレージ)
7月6日(金)
<一回戦結果>
マイケル・スミス(91.25) 6-1 デービッド・キャメロン(82.34)
ジェームス・ウェード(92.51) 6-5 ダン・ロービーJr(90.63)
ロブ・クロス(105.73) 6-1 ロス・スヌーク(85.19)
ドーソン・マーシェル(84.94) 6-2 ガーウィン・プライス(87.44)
ギャリー・アンダーソン(112.63) 6-1 DJセイヤー(85.45)
マイケル・バン・ガーウェン(101.33) 6-0 ジェフ・スミス(87.46)
ピーター・ライト(89.52) 6-4 ジョセフ・ハフマン(87.08)
ダリル・ガーニー(98.37) 6-2 ジョン・ノーマン(93.41)

フォーマット:ベストオブ11レッグズ

7月7日(土)
<準々決勝組合せ>
ロブ・クロス vs マイケル・スミス
ピーター・ライト vs ダリル・ガーニー
ギャリー・アンダーソン vs ドーソン・マーシェル
マイケル・バン・ガーウェン vs ジェームス・ウェード

<準決勝組合せ>
ライト/ガーニー vs クロス/スミス
アンダーソン/マーシェル vs バン・ガーウェン/ウェード
 
<決勝>

フォーマット:ベストオブ15レッグズ

ドーソン・マーシェルが金曜、マンダレイベイリゾート&カジノで開催されたWilliam Hill USダーツマスターズ一回戦でガーウィン・プライスをノックアウト、2年連続し大物食いのところを見せた。

このカナダの若手は12か月前にもジェームス・ウェードを下していたが再びビッグネームを生贄にしてワールドシリーズオブダーツの最終日へ駒を進めた。

マーシェルは1レッグダウンから96フィニッシュなどで3-1とリード、さらに86フィニッシュで6-2とし再び記憶に残る勝利を収めた。

「進出できて本当に嬉しい。ラスベガスが大好きだ。」とマーシェル。彼は木曜のWilliam Hillの巣アメリカンチャンピオンシップもベスト4に入っていた。

「2,3個悪いレッグもあったけど僕が攻勢をかけたタイミングが良かった。去年も出場し一回戦を勝ちたかったけど、今年は全部勝つために来た。」

「いい実績を残したい。集中すれば何でも出来るのも判っている。」

マーシェルは次に2度のワールドチャンピオン、ギャリー・アンダーソンと対戦する。ギャリーは5個の180得点などから素晴らしいアベレージ112.63でアメリカのエース、DJセイヤーを6-1で下し一回戦一番の素晴らしいパーフォーマンスを見せていた。

現チャンピオン、マイケル・バン・ガーウェンはタイトル防衛に向け容赦ないスタートを切り、ジェフ・スミスを10分で6-0のホワイトウォッシュとした。

カナダのスミスは木曜のノースアメリカンチャンピオンシップで優勝したが、バン・ガーウェンがアベレージ101.33の衝撃を持ち込み、スミスはたった3本しかダブルを打つチャンスがなかった。

「いいスタートが切れた。」とバン・ガーウェン。「チャンスをものにしてこの試合でやるべきことはきちっと出来た。ジェフもいいプレーヤーだけど、僕がやったような特別なことが出来なかった。」

「簡単な試合なんでどこにもない。特にショーとフォーマットじゃね。でもフォーマットも長くなるし僕の得意なゾーンになってくる。この試合よりもっといいプレーも出来るしきちっと照準を合わせる確認が必要だ。」

ウェードは魔法のような158チェックアウトを見せダニー・ロービーを最終レッグで下した。ロービーは第9レッグでマッチとなるダーツを2本ミス、残念ながら進出を果たせなかった。

アメリカの左利きロービーはウェードを141チェックアウトに120チェックアウト、101チェックアウトで対抗5-3とリードした。しかし第9レッグで20ダブル、10ダブルをミス、駆け出しの経歴の中で最大となる勝利を逃した。

第9レッグをもぎ取り、ウェードは180得点を2個連続し試合をレベルに戻すと最後は息を呑む158チェックアウトで勝利を決めた。

12か月前この同じステージでドーソンに敗退し、ウェードは、「ここのプレーヤーには全力で向かうしかない。」と言っていた。

「彼は本当にいいプレーをしていた。僕も悪くなかったけど幸運なフィニッシュに助けられ、またいくつかしくじっていた。前進できてうれしい。」

ワールドチャンピオンのロブ・クロスは素晴らしいディスプレーを繰り出しカナダの予選通過者ロス・スヌークを6-1で下した。アベレージは105.73、8本のダブルトライで6本を決めていた。

「きちっとスタートが切れた。このトーナメントを本当に心待ちにしていた。」とクロス。彼はラスベガスでの戦いは初めてだ。「十分満足しておりいいプレーをしている。」

クロスは最終日にプレミアリーグ準優勝のマイケル・スミスと対戦する。スミスも1レッグを落としたのみでカナダのデービッド・キャメロンに勝利していた。

ピーター・ライトは懸命にならざるを得ない試合となったが、結果的に6-4でアメリカのジョセフ・ハフマンを破った。

このメリーランド出身の大工は3度リードを奪ったが、第6レッグで奇しくも2レッグリードするチャンスを逸し、ライトがレベルとし続いてリードを取るとそのまま勝利を締めくくった。

ライトは次に2017年USダーツマスターズ準優勝のダリル・ガーニーと対戦する。ガーニーは序盤こそジョン・ノーマンの抵抗に会ったものの101チェックアウト、145チェックアウトなどで6-2で勝利した。

PDCワールドシリーズオブダーツイベントは土曜もマンダレイベイリゾート&カジノで準々決勝、準決勝、決勝と続き完結する。

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