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<メジャー>ワールドグランプリ(第3日/全7日)

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2018.10.03 Wed.

ダブルスタートは難しい、若手プレーヤーは短気になる

https://www.pdc.tv/news/2018/…

ワールドグランプリ
ダブリン、シティウェストホテル
<カッコ内はダブルスタートでのアベレージ>
10月2日(火)
<二回戦結果>
デーブ・チズナル(8)<87.05> 3-0  レイモンド・バン・バーナベルト(13)<76.76>
ギャリー・アンダーソン(4)<90.91> 3-0 ジェフリー・デ・ズワーン(49)<80.74>
ダリル・ガーニー(5)<89.02> 3-2 ロン・ミューレンカンプ(47)<87.41>
マイケル・バン・ガーウェン(1)<91.84> 3-0 ダレン・ウェブスター(14)<82.32>

10月3日(水)
(対戦星取りは去年/今年)
<二回戦組合せ>
メンサー・スルホビック(6) vs イアン・ホワイト(11)
(〇/〇●)
スティーブ・ビートン(25) vs ガーウィン・プライス(12)
(-/-)
ピーター・ライト(2) vs ジャーメイン・ワッティメナ(33)
(〇/〇〇〇〇)
ジェームス・ウィルソン(28) vs エイドリアン・ルイス(16)
(-/〇〇●)

10月4日(木)
<準々決勝組合せ>
マイケル・バン・ガーウェン(1) vs デーブ・チズナル(8)
(〇〇△〇〇/〇〇〇〇)
ダリル・ガーニー(5) vs ギャリー・アンダーソン(4)
(〇●〇〇〇/△●〇)

10月5日(金)
<準々決勝組合せ>
ライト/ワッティメナ vs ウィルソン/ルイス
スルホビック/ホワイト vs ビートン/プライス

現チャンピオン、ダリル・ガーニーがダブリンでのUnibetワールドグランプリ二回戦で、デビュー戦のオランダ人ロン・ミューレンカンプにあわや敗退の危機を生き残った。

ガーニーは2セットリードとしこのダブルスタートイベントの準々決勝へ順風満帆と思われたが、意を決したミューレンカンプがレベルへ戻す大反撃を見せた。

緊張が極度に高まった最終セット、ガーニーが再び立て直し全レッグをものにして3-2で決着、100,000ポンドの優勝賞金を目指し続けることができた。

「今夜は時々自分にプレッシャーを掛け過ぎた。でも結果的に勝ったのでよくできたと思う。」とガーニー。彼は3年連続で準々決勝進出を果たした。

「2-0リードしそのまま試合を終わらせるべきだった。正直、ロンは素晴らしいファイトを見せ大反撃してきた。」

「あれは彼が試合を組み立てる手法だったと思うし僕は少し普通の状況から踏み込む必要があった。」

「最終セットに入り、「「彼がどう来て泣こうが喚こうが僕は僕の16ダブルを外さないこと」」と考え有難いことにそれが出来た。」

この世界No.5はベスト8でギャリー・アンダーソンと対戦する。この2度のワールドチャンピオンはワールドマッチプレー準決勝の再現となった新進気鋭のオランダ人スター、ジェフリー・デ・グラーフをホワイトウォッシュの3-0で下していた。

アンダーソンは全く無駄なく第1セットを取り、素晴らしいダブル率でデ・ズワーンに全くゲームをさせなかった。

アンダーソンはこの試合1レッグを落としただけで素晴らしい130チェックアウトで試合を終え今年5個目となるテレビ放映でのタイトル獲得へ向け邁進した。

「僕はスローに心地よさをちっとも感じなかった。半ば強制のように調整していたけど何とかなっている。」とアンダーソン。

「ダブルはずっと良かった。みんながああしろこうしろと言おうとした時も僕は動じなかった。」

「ダブルスタートはとても難しいもので、ロブ・クロスなどの若者は短気になってしまうけど僕は自分の道を行く、結果は見てのお楽しみだ。」

3度のチャンピオン、マイケル・バン・ガーウェンは全く問題なく世界No.14のダレン・ウェブスターに1レッグを許したのみで葬り去った。

バン・ガーウェンはこの試合を104チェックアウトでスタートし試合全体の雰囲気をこれで作ってしまった。この容赦ないオランダ人は相手に付け入る隙を与えず14レッグを連取し勝ち切った。

「全く文句をつけられない。もちろんもう少しいい試合もしたいけど勝利には十分だった。」とバン・ガーウェン。

「アベレージ92は悪くない。以前このアベレージより悪くても優勝した。でも今夜のダレンは本来の調子じゃなかった。」

「これは僕にとって特別なトーナメントだ。僕がPDCで初めてテレビ放映タイトルを取ったところだ。この観客や自宅で観戦しているファンと共にプレー出来るのがとても嬉しい。」

バン・ガーウェンの準々決勝の相手は元準優勝のデーブ・チズナルで、彼は2度の準優勝経験者、レイモンド・バン・バーナベルトを3-0で吹き飛ばしていた。

チズナルは5個の180得点を出していたが、第2セットで6本のダーツをミス、しかし5度のワールドチャンピオンはそのチャンスを奪うことができなかった。

「本来のレイモンドじゃなかった。でも目前の相手を下すだけだった。」とチズナル。

「凄くいいという状況じゃなかった。僕はただレイモンドのスコアを上回るよう心掛けただけだ。でも今夜の仕事には満足でこのテレビイベントで準々決勝へ進出できて嬉しい。」

「僕はテレビ放映イベントのためにベストゲームを温存してきた、これは悪いことじゃなかった。もう一度以前のように近づきつつあるし今年はもう少し上へ行けるかな。」

Unibetワールドグランプリは水曜に二回戦の残り4試合が行われ、スカイスポーツ、PDCの全世界放映網、pdctv-HDで全世界へ放映される。

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