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ウィリアムヒルワールドチャンピオンシップ 決勝

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2016.01.03 Sun.

GARY ANDERSONはウィリアムヒルワールドダーツチャンピオンシップにおいて、Adrian Lewisに対し、7-5のスコアで勝利し、奇跡の2連覇を達成した。

AndersonはLewisの最初のチャンピオンシップ優勝の栄光を再現し、大会史上4人目の偉業を達成した。試合は2人合わせて34個の180を記録し、プロの試合としての180の回数の最大記録を更新した。

二人はハイレベルな試合を展開し、力の差はほとんどなく、勝敗が決まる前では、8セット目まで1セット以上の差がつかなかった。

Andersonは最終レグの1つ前のレグで素晴らしい170アウトを見せ、最後は2015年決勝のPhil Taylor戦と同様に12ダブルであがって勝利を得た。

「このトーナメントで僕が歩んできた道のりは優勝に値すると思っているよ」と話すAndersonは、優勝賞金£300,000に加え、前日に達成した9ダーツのボーナス£15,000を手にすることになった。

「本当にハマらなかったけど、いいダーツもあった。170アウトは覚えてないんだ。でもあそこでレグが必要だったから、それが重要だったんだよ」

「タイトルを防衛できたのは素晴らしいことだよ。最高の気分だし、恐らくベストゲームの85%くらいだったんじゃないかな」

「少なくともまた12ヵ月はこのトロフィーを持っていられるから、来年3連覇が出来ることを楽しみにしているよ。でももう若くないからね。自分のペースでゆっくりやっていくよ」

Lewisは3度目の王冠を逃した。彼は過去に連覇したとき、最初の優勝時の相手がAndersonだった。

「彼が170をあがるまではずっとそれまでの感じで進むと思ってたんだ」と語るLewisは、アベレージが100を超え、180も19回出したが、初めてチャンピオンシップの決勝で敗北を味わった。

「ここ2~3ヵ月一生懸命練習して、おかげて年末にすごく上達したんだ。来年どれくらい出来るか見せられると思う。僕の試合はもう再開しているんだ」

「Michael van Gerwenが去年のベストプレイヤーでGaryがこのトーナメントのベストプレイヤーとなったけど、僕は彼らからそんなに離れていないと思うんだ」

「僕は僕たち二人とも過去最高のダーツをしたとは思ってないけど、僕は本当に最後までいい感じでプレイしたんだ。でもあの170アウトでとどめを刺されちゃった感じだね」

「彼のフェアプレーはだね。残念ではあるけど、最高のトーナメントだったよ」

「世界ランク3位に戻って、そこから僕の1年が始まったんだ」

Lewisは第1セットを3-1でとったが、Andersonが2セット目を11ダーツを含むストレートで勝ちすぐに追いつく。

Andersonは第3セットを3-1でとるが、その後Lewisが最終レグで77をあがり、スコアは2-2の同点となる。

見事な131アウトを見せたLewisが第5セットをとるが、86をブルであがったAndersonが第6セットを3-1で奪う。

スコットランド人はそれから7セット目を勝利すると第8セットもストレートで勝利し、この試合初めて2セット差がついた。

Lewisは見事な121アウトで、9セット目をストレートで勝利し、再び1セット差に戻したが、Andersonは10セット目をストレートで取り返し、勝利まであと1セットとした。

Lewisが再びストレートで11セット目を勝利し、次のセットも勝てば勝利まで残り1セットというところまできた。

現チャンピオンは彼のトロフィーを引き渡すのを拒絶し、魔法のような170アウトを見せた。

彼はその後12ダブルをあがり、ワールドチャンピオンシップ2連覇を達成した。

決勝での180の最多記録更新に加えて、それまでに行われた他のどのトーナメントよりも、今大会の180の個数は多かった。
2015年は625個だった180が、今回のトーナメントでは654個を記録した。

William Hill World Darts Championship Final

Adrian Lewis 5-7 Gary Anderson
Best of 13 sets

MATCH INFORMATION Adrian Lewis 5-7 Gary Anderson

SET ONE: 3-1
決勝戦最初のレグはLewisが8ダブルをあがるところから始まる。しかし、Andersonが相手があがれない隙に10ダブルをあがる。Lewisは次の2レグとも40をあがりまずは第1セットを勝利する。

SET TWO: 0-3
Andersonが最初の180をマークし、11ダーツで81をあがる。その後も60をあがってブレイクすると、再び11ダーツで41をあがり、1-1に追いついた。

SET THREE: 1-3
Lewisが180をマークし8ダブルをあがるが、Andersonがそこからトップ、10ダブル、6ダブルと3連続であがり、1セットリードとなった。

SET FOUR: 3-2
Andersonは、ワールドチャンピオンシップの記録と並ぶ626回目の180となったLewisの4回目の180をものともせず121をあがる。しかし次のレグで計算を間違え、Lewisのあがりを許してしまう。Andersonは18ダブルをあがるが、Lewisは16ダブルで追いつくと、続くレグで77をあがりブレイクした。

SET FIVE: 3-2
Andersonは3回目の180で前進するが、Lewisも素晴らしい131アウトで追いつく。両者180をマークする中、Lewisが10ダブルをあがる。その後4レグ目で両者1ラウンド目に180をマークするが、Andersonが18ダブルをあがる。Lewisは7回目の180をマークすると、最終的に5ダブルをあがり、リードし返した。

SET SIX: 1-3
Lewisが180を連発し、83をあがる。Andersonは5ダブルですぐにブレイクし返すと、続くレグもトップをあがり最後は86をブルであがって再びタイとなった。

SET SEVEN: 1-3
Andersonは7ダブルをあがって先制するが、Lewisは81をあがっておいつく。両者180をマークするが、Andersonが6ダブルでブレイクすると、Lewisがミスをしている間に10ダブルをあがり再びリードする。

SET EIGHT: 0-3
Andersonは、Lewisが12回目、13回目の180を出したにも関わらず、ストレートで勝利し、この試合初めて2セット差がついた。

SET NINE: 3-0
Lewisは76、20、121をあがり9セット目をストレートで制し、再び1セット差へと迫った。

SET TEN: 0-3
Andersonは86、12ダブルとあがり、3レグ目には見事な108アウトを見せ、世界ランク2位は優勝まであと1セットとなった

SET ELEVEN: 3-0
4回目のストレートセットはLewisが勝利した。16回目の180を見せ、81、74をあがり、またしても1セット差となる。

SET TWELVE: 1-3
Lewisは17回目、18回目の180をマークするとAndersonを16ダブルでブレイクする。Lewisは19回目の180も出すが、Andersonが64でブレイクバックする。その後彼は劇的な170アウトを見せると、12ダブルをあがって試合を決めた。奇しくも、1年前にタイトルを獲得したときと同様のあがりであった。

MATCH STATS

Adrian Lewis 5-7 Gary Anderson
40 100+ 53
28 140+ 28
4 170+ 3
19 180 15
100.23 Average 99.26
131 High Finish 170
8 Breaks of Throw 11
19/50 38% Checkout % 26/60 43%

(元の記事)
■Glorious Anderson's Ally Pally Double
http://www.pdc.tv/news/articl…

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