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<メジャー>ワールドチャンピオンシップ第7日(一回戦、二回戦)=勝利より大切なもの。世界は日本が大好きになった!

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2018.12.20 Thu.

浅田プロ、世界トップレベルの強さと日本を代表する礼儀を世界へ見せつけた

https://www.pdc.tv/news/2018/…

William Hillワールドチャンピオンシップ
ロンドン、アレキサンドラパレス
(カッコ内はPDC賞金ランキング、予選通過先)

12月19日(水)午後セッション、ロンドン時間12:30
(日本時間19日21:30)
<一回戦結果>
ナーザン・アスピナル(73)<88.42> 3-0 ガート・ネンテス(167)<78.03>
ノエル・マリクデム<85.86>(PDCアジア) 3-2 ジェフリー・デ・グラーフ(61)<78.52>

<二回戦結果>
ブレンダン・ドラン(45)<92.72> 3-0 ジョー・カレン(14)<85.16>
キム・ハイブレクト(21)<103.26> 3-0 ダニエル・ラーソン(151)<91.26>

12月19日(水)夕刻セッション、ロンドン時間19:00
(日本時間20日04:00)
<二回戦結果>
ウィリアム・オコーナー(50)<98.73> 3-2 ジェームス・ウィルソン(26)<93.8>
ライアン・ジョイス(74)<90,4> 3-0 サイモン・ウィットロック(8)<87.63>
マイケル・スミス(10)<94.51> 3-1 ロン・ミューレンカンプ(49)<93.81>
ジェームス・ウェード(9)<93.52> 3-2 浅田斉吾<97.5>

12月20日(木)午後セッション、ロンドン時間12:30
(日本時間20日21:30)
<二回戦組合せ>
ジャーメイン・ワッティメナ(29) vs マイケル・バーナード(80)
アラン・ノリス(25) vs スティーブ・レノン(38)
ステファン・バンティング(18) vs ルーク・ハンフリーズ(90)
スティーブ・ビートン(20) vs クリス・ドービー(36)

12月20日(木)夕刻セッション、ロンドン時間19:00
(日本時間21日04:00)
<二回戦組合せ>
クリスト・レイズ(31) vs ジョン・ロドリゲス(67)(南東欧州)
マービン・キング(19) vs イアン・デッカー(43)
エイドリアン・ルイス(16) vs テッド・エベッツ(117)
メンサー・スルホビック(7) vs ライアン・サール(61)

フォーマット:
一回戦=ベストオブ5セット(3セット先取)
二回戦=ベストオブ5セット(3セット先取)
三回戦=ベストオブ7セット(4セット先取)
四回戦=ベストオブ7セット(4セット先取)
準々決勝=ベストオブ9セット(5セット先取)
準決勝=ベストオブ11セット(6セット先取)
決勝=ベストオブ13セット(7セット先取)
※二回戦以降はタイブレーク適用、最終レッグは2レッグ差とする。
  最終レッグの第11レッグはサドンデス。

賞金:
優勝=500,000ポンド(7,250万円)
準優勝=200,000ポンド(2,900万円)
ベスト4=100,000ポンド(1,450万円)
ベスト8=50,000ポンド(725万円)
四回戦敗退=35,000ポンド(507万円)
三回戦敗退=25,000ポンド(362万円)
二回戦敗退=15,000ポンド(217万円)
一回戦敗退=7,500ポンド(108万円)

ジェームス・ウェードが浅田斉吾と対戦、2018/19William Hillワールドダーツチャンピオンシップで初めてのタイブレークにもつれ込む大接戦をようやく勝ち抜き三回戦進出を決めた。マイケル・スミスも水曜、アレキサンドラパレスで三回戦へ進出した。

意を決して活力を見せたウェードが、一回戦でクリストフ・ラタイスキーの首を取った素晴らしい相手との大激戦をものにした。

浅田は今年PDCアジアンツアーで3勝をあげており、素晴らしい130チェックアウトなどでアベレージは97超えとしたが、試合の転換点の大事なところでチャンスをものに出来ないところを突かれた。

「彼のパーフォーマンスは衝撃的で僕を驚かせた。」とウェードは告白した。彼は2018年2つのテレビ放映トーナメントで優勝を果たしていた。

「正直、彼があそこまで打つとは思っていなかった、もっと準備しておくべきだった。」

「僕は余りいいプレーじゃなかったのにかれがぐいぐいやってきた。簡単に取られたりしたけど、そこから僕は真剣さを増した。たぶん負けてたかも知れない試合に勝てて凄く気分がいい。」

スポンサーのWilliam Hillによるとシドワデル杯を獲得する3番人気にあるスミスは、ロン・ミューレンカンプに順当な3-1勝利とした。

112チェックアウト、132チェックアウトでプレミアリーグ準優勝者のスミスは三回戦進出をきめた。

「この試合がそれ程ためになったとは思わないけど一応仕事は完了したし自宅へ帰りクリスマスを楽しめる。次の試合の準備はそれからだ。」とスミス。彼は7月に上海ダーツマスターズで優勝している。

「新年には結婚するし、ワールドチャンピオンシップトロフィを持った人を廊下で待つ歴史上初めてのフィアンセにしたい。」

第8シードで2010年準優勝のサイモン・ウィットロックはアリパリデビューのライアン・ジョイスに驚きのストレートセットでひっくり返された。

ジョイスはアナスタシア・ドブロミスロバを一回戦で破っていたが、この日第1セットを3-2で取ると109チェックアウトなどで第2セットも3-1とし最後は素晴らしい勝利をきめた。

「僕の経験の中で最大の勝利だと思う。」とジョイス。彼は2018年のプロツアーでベスト4入りを果たしている。

「僕はサイモンの運のない日に当たったと感じたけど、僕の今日の強さには満足だしいいダブルだった。」

「いつ強いサイモンが世界レベルのダーツで反撃してくるかと構えていたけど、そうならなかったし僕のチャンスを見つけて取ることができた。」

キム・ハイブレクトはダニエル・ラーソンをホワイトウォッシュし三回戦へなだれ込んだ。

ハイブレクトはアベレージ103越えでスウェーデンのラーソンに1レッグも与えず勝利した。ラーソンは一回戦でロバート・ソーントンを下していた。

「僕の試合運びに満足している。」とハイブレクト。彼は義母にこの勝利をささげた。

「ここ2、3年は最愛の人たちを失い人生でとても辛い時を過ごしてきた。でも僕の母親はいつも僕の心の中にある。」

「肉体的、精神的に厳しい訓練を課してきたので以前よりいい状況で戻ってこれたと思う。」

元ワールドグランプリ準優勝のブレンダン・ドランは今年のイベントで最初に170チェックアウトを見せ、想定外のジョー・カレンに勝利しベスト32入りした。

この北アイルランド人はここまでの2試合でそれぞれ1レッグしか落としておらず、三回戦でマービン・キングかイアン・デッカーの勝者と対戦する。

「ジョーの調子は良くなかったし僕は終始リードできた。」とドラン。

「彼を抑え続けたら彼は第3セットまでレッグを取れなかった。精神を破壊してしまったようだ。」

「今年は予定通りにはいかなかったけどここで三回戦へ進めたし過去はご破算だ。もっといいプレーも出来るし次戦でお見せしたい。」

アイルランドのウィリアム・オコーナーもジェームス・ウィルソンと5セットに及ぶ激戦を征しベスト32入りを決めた。

両者で10個の180得点と4つの100越えチェックアウトの後、オコーナーは最終セットでアベレージ116に達し抜け出した。

PDCアジアンツアーのスター、ノエル・マリクデムはジェフリー・デ・グラーフと激戦の末勝利、二回戦進出を決めた。

マリクデムはアジアンツアーイベントで2勝し、1つの決勝で9ダーツも達成していたが、この日重要な場面で96フィニッシュ、91フィニッシュとし1-2の劣勢から反撃した。

ナーザン・アスピナルはワールドチャンピオンシップデビュー戦のガート・ネンテスに順当勝ちを喜んだ。

アスピナルは9月のプレーヤーズチャンピオンシップで優勝、このオランダの若手に3-0とし一回戦を勝利した。

二回戦は木曜も2セッションで行われ8試合が予定されている。2度のワールドチャンピオン、エイドリアン・ルイスと元チャンピオンズリーグ優勝のメンサー・スルホビックの初戦も含まれている。

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