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<メジャー>ワールドチャンピオンシップ第10日(三回戦)

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2018.12.23 Sun.

ギャリー、「若手のレベルがとんでもなく上がっている」

https://www.pdc.tv/news/2018/…

William Hillワールドチャンピオンシップ
ロンドン、アレキサンドラパレス
(カッコ内はPDC賞金ランキング)

12月22日(土)午後セッション、ロンドン時間12:30
(日本時間21日21:30)
<三回戦結果>(ベスト32)
ライアン・ジョイス(74)<87.74> 4-3 アラン・ノリス(25)<89.65>
デーブ・チズナル(12)<97.6> 4-0 キム・ハイブレクト(21)<89.84>
ジェイミー・ルイス(28)<93.94> 4-3 ダリル・ガーニー(5)<91.08>

12月22日(土)夕刻セッション、ロンドン時間19:00
(日本時間22日04:00)
<三回戦結果>(ベスト32)
ライアン・サール(61)<89.4> 4-1 ウィリアム・オコーナー(50)<89.76>
ギャリー・アンダーソン(4)<97.33> 4-3 ジャーメイン・ワッティメナ(29)<95.19>
マイケル・バン・ガーウェン(1)<101.51> 4-1 マックス・ホップ(32)<96.68>

12月23日(日)午後セッション、ロンドン時間12:30
(日本時間21日21:30)
<三回戦組合せ>(ベスト32)
ビンセント・バン・デ・ブート(37) vs クリス・ドービー(36)
ブレンダン・ドラン(45) vs マービン・キング(19)
ジェームス・ウェード(9) vs キーガン・ブラウン(40)

12月23日(日)夕刻セッション、ロンドン時間19:00
(日本時間22日04:00)
<三回戦組合せ>(ベスト32)
エイドリアン・ルイス(16) vs ダリウス・ラバノースカス(108)
ナーザン・アスピナル(73) vs カイル・アンダーソン(27)
ロブ・クロス(2) vs クリスト・レイズ(31)

フォーマット:
一回戦=ベストオブ5セット(3セット先取)
二回戦=ベストオブ5セット(3セット先取)
三回戦=ベストオブ7セット(4セット先取)
四回戦=ベストオブ7セット(4セット先取)
準々決勝=ベストオブ9セット(5セット先取)
準決勝=ベストオブ11セット(6セット先取)
決勝=ベストオブ13セット(7セット先取)
※二回戦以降はタイブレーク適用、最終レッグは2レッグ差とする。
  最終レッグの第11レッグはサドンデス。

賞金:
優勝=500,000ポンド(7,250万円)
準優勝=200,000ポンド(2,900万円)
ベスト4=100,000ポンド(1,450万円)
ベスト8=50,000ポンド(725万円)
四回戦敗退=35,000ポンド(507万円)
三回戦敗退=25,000ポンド(362万円)
二回戦敗退=15,000ポンド(217万円)
一回戦敗退=7,500ポンド(108万円)

2018/19William Hillワールドダーツチャンピオンシップの劇的なこの日、ギャリー・アンダーソンがジャーメイン・ワッティメナとの対戦で変調を乗り越え勝利、一方マイケル・バン・ガーウェンもマックス・ホップを退けた。

この250万ポンドイベントの第10日は三回戦6試合がアレキサンドラパレスで行われ、2度のワールドチャンピオン、アンダーソンが相手のマッチとなるダーツを生き残り息を呑む4-3でワッティメナに勝利した。

オープニングレッグを失ったものの、2度のワールドチャンピオン、アンダーソンは3-1リードとし、そのまま勝利へ駆け抜けると思われた。

しかし瞬間着火のオランダ人、ワッティメナはギヤを入替え素晴らしい11ダーツから第5セットを3-1で取り、さらにアンダーソンがマッチとなる5本のダブルを外すとワッティメナは3レッグ連取で試合を最終セットへもつれ込ませた。

この試合の劇的な結末がやってきた。ワッティメナが2-0リードしさらに170チェックアウトのインブルをミスした時、アンダーソンがそのレッグを抑えタイブレークに持ち込んだ。

両者は3-3で並びアンダーソンが要のところで相手先攻をブレーク、最後は14ダーツで取って歴史に残る勝利を収めた。

「もっとこの試合を容易に納めなければいけなかった。僕は完全に血迷い、ジャーメインが素晴らしい反撃をしてきた。」とアンダーソン。彼は四回戦でビンセント・バン・デ・ブートかクリス・ドービーの勝者と対戦する。

「最近はプレーヤー全体のレベルが非常に高まり、勝ち続けることがどんどん難しくなってきた。でも僕はまだ残っている。」

「このようなトーナメントではどんなことが起きても不思議じゃないけど、僕は3つ目のタイトル目指して全力を尽くすつもりだ。」

バン・ガーウェンもドイツのNo.1、ホップを納得の4-1で下し3回目のワールドタイトルへ向け戦いを続けた。

この世界No.1は容赦のないベストなダーツで、たった1レッグを落としたのみで3-0リードとした。第3レッグの最終レッグは素晴らしい170チェックアウトで仕留めていた。

ジャーマンダーツオープンチャンピオンのホップはここで反撃、第4セットを3-0で取り、更に第5セットを2-0リードとしたがバン・ガーウェンが3レッグ連取で勝利をたぐり寄せ、シドワデル杯獲得へ駒を進めた。

「この試合は殆ど僕がコントロールできた。3-0リードとなってからちょっとぐだったけど危ないとは思わなかった。」とバン・ガーウェン。

「このトーナメントは他のトーナメントとは全く違う。雰囲気が独特でこのビッグステージでは本当に準備しベストゲームができるよう確かめないといけない。」

この日早々、もう一つ7セットに及ぶ激戦があり、ジェイミー・ルイスが第5シードのダリル・ガーニーをタイブレークの末4-3で打ち破っていた。

昨年ベスト4入りしたルイスはアレキサンドラパレスでの素晴らしいフォームを維持、2レッグを落としたのみで2-0リードとした。第3セットで3-0となる3本のダブルをミスするとガーニーがこのセットを奪い返し差を半分とした。

ルイスは再び2セットリードの優位に立つと、プレーヤーズチャンピオンシップ、ファイナルズ優勝者のガーニーは続く9レッグの8レッグを奪い返し、最終第7セットでは勝利まであと1レッグと迫った。

しかし、ウェールズのルイスは3つの14ダーツを含む4レッグ連取と大反撃、後世に残る名勝負を征しベスト16へ進出した。

「どうやってこの試合を勝ったか覚えていない。第7セットでダリルが2-0とリードした時、僕という人物はどこかへ消えてしまった。」とルイス。彼は四回戦でデーブ・チズナルと対戦する。

「大舞台でプレーするのが大好きだ。ひとつのトーナメントで僕のベストのフォームを保てたら去年やったように今年も出来ると思う。」

チズナルは怒涛の4-0でキム・ハイブレクトに勝利、8年で5度目となるベスト16入りを果たした。

世界No.12のチズナルは輝くパーフォーマンスでプレッシャーの中素晴らしい110チェックアウトなどで2-0とリード、もう一つレッグを落としたのみで素晴らしい勝利となった。

ライアン・ジョイスとライアン・サールはそれぞれアラン・ノリスとウィリアム・オコーナーに勝利、夢のデビュー戦を続けた。

ジョイスは二回戦で第8シードのサイモン・ウィットロックに3-0で勝利しており、この日は2セットダウンからいくつか素晴らしいフィニッシュを見せノリスに4-3で勝利、四回戦ではジェームス・ウェードかキーガン・ブランのどちらか勝者と対戦する。

サールは二回戦では第7シードのメンサー・スルホビックを破っており、この日も納得のディスプレーでウィリアム・オコーナーに4-1で勝利した。彼は四回戦でマイケル・スミスかジョン・ヘンダーソンのどちらか勝者と対戦する。

トーナメントは日曜も三回戦6試合を予定、2度のワールドチャンピオン、エイドリアン・ルイスと現チャンピオン、ロブクロスが出場する。

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