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<メジャー>ワールドチャンピオンシップ第13日(四回戦)

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2018.12.29 Sat.

ベスト8とベスト4の賞金差はデカい!デビュー3人が大活躍中

https://www.pdc.tv/news/2018/…

William Hillワールドチャンピオンシップ
ロンドン、アレキサンドラパレス
(カッコ内はPDC賞金ランキング)

12月28日(金)午後セッション、ロンドン時間13:45
(日本時間28日21:45)
<四回戦結果>(ベスト16)
ナーザン・アスピナル(73)<95.76> 4-3 デボン・ピーターセン(70)<90.75>
ブレンダン・ドラン(45)<89.77> 4-1 ベニト・バン・デ・パス(30)<86.67>
ライアン・ジョイス(74)<87.69> 4-3 ジェームス・ウェード(9)<90.77>

12月28日(金)夕刻セッション、ロンドン時間20:15
(日本時間29日05:15)
<四回戦結果>(ベスト16)
マイケル・スミス(10)<99.72> 4-1 ライアン・サール(61)<96.22>
デーブ・チズナル(12)<98.5> 4-0 ジェイミー・ルイス(28)<93.75>
ルーク・ハンフリーズ(90)<99.71> 4-2 ロブ・クロス(2)<97.38>

12月29日(土)午後セッション、ロンドン時間12:30
(日本時間29日21:30)
<準々決勝組合せ>(ベスト8)
ナーザン・アスピナル(73)(プロツアー16) vs ブレンダン・ドラン(45)(プロツアー18)
(2017年:ー2018年:●)
デーブ・チズナル(12) vs ギャリー・アンダーソン(4) 
(2017年:●●△●2018年●●●〇)

12月29日(土)夕刻セッション、ロンドン時間19:00
(日本時間30日04:00)
<準々決勝組合せ>(ベスト8)
ルーク・ハンフリーズ(90)(プロツアー25) vs マイケル・スミス(10)
(2017年:ー2018年:●●)
マイケル・バン・ガーウェン(1)ライアン・ジョイス(74)(プロツアー10)
(2017年:ー2018年:〇)

12月30日(日)夕刻セッション、ロンドン時間19:00
(日本時間31日04:00)
<準決勝組合せ>
バン・ガーウェン/ジョイス vs チズナル/アンダーソン 
ハンフリーズ/スミス vs アスピナル/ドラン

1月1日(火)夕刻セッション、ロンドン時間20:00
(日本時間2日05:00)
<決勝>

フォーマット:
一回戦=ベストオブ5セット(3セット先取)
二回戦=ベストオブ5セット(3セット先取)
三回戦=ベストオブ7セット(4セット先取)
四回戦=ベストオブ7セット(4セット先取)
準々決勝=ベストオブ9セット(5セット先取)
準決勝=ベストオブ11セット(6セット先取)
決勝=ベストオブ13セット(7セット先取)
※二回戦以降はタイブレーク適用、最終レッグは2レッグ差とする。
  最終レッグの第11レッグはサドンデス。

賞金:
優勝=500,000ポンド(7,250万円)
準優勝=200,000ポンド(2,900万円)
ベスト4=100,000ポンド(1,450万円)
ベスト8=50,000ポンド(725万円)
四回戦敗退=35,000ポンド(507万円)
三回戦敗退=25,000ポンド(362万円)
二回戦敗退=15,000ポンド(217万円)
一回戦敗退=7,500ポンド(108万円)

ルーク・ハンフリーズがロンドン、アレキサンドラパレスの衝撃的な夜にロブ・クロスのWilliam Hillワールドダーツチャンピオンシップ君臨を阻止した。

この250万ポンドイベントの第13日は四回戦6試合が行われ、劇的な結末の結果、土曜日の準々決勝進出者が出揃った。

ハンフリーズはトーナメント開始時点でのオッズが500/1だった。この日の試合、第2シードでディフェンディングチャンピオンのクロスは3つの100越えフィニッシュなどで素晴らしいスタートを切り2セットリードとした。

意を決したハンフリーズはグルーピングをしっかり整え第3セットを115チェックアウトなどで3-1で取りさらに第4セットも3つの15ダーツで取ってこの23歳は試合をレベルに戻した。

第5セットもハンフリーのペースで進み、このニューベリー出身のプレーヤーがこのセットを取ってこの試合初めてリードした。第6セットではレッグカウント0-2から反撃し3レッグ連取でマイケル・スミスとの準々決勝へ進出を決めた。

「今まで勝ったことのないワールドチャンピオンをこんなビッグステージでノックアウトしたなんてまるで夢見心地だ。」とハンフリーズ。彼はここ2年間PDC Unicornデベロプメントツアーで賞金王となっている。

「0-2ダウンとなった時、ワールドチャンピオンになりたければもっと集中しなきゃと言い聞かせそれが実現できた。こういう場面で反撃もできたこともあり決して諦めなかった。」

「2年前ならここで諦めていたけど僕は自分の実力を信じていた。今夜のパーフォーマンスは大いに誇りに思う。」

「ロブからは多くのインスピレーションを受けた。彼の去年の優勝は僕たちに信じれば開かれるという勇気を与えてくれており、こんな回復を続けられるなら優勝も可能性がある。」

スミスはライアン・サールに順当な4-1で勝利し自身2度目の準々決勝進出を決めた。

スミスはオープニングセットを3-1で取り、サールが第2セットをレッグカウント2-0とするとこのプレミアリーグ準優勝者は130チェックアウトなどで2セットリードとした。

第3セットではスミスは11ダーツを連発3-0リードとなったが、第4セットで2本のマッチとなるダブルをミス、サールが10ダブルをあがって3-1と差を縮めた。

第5セットではサールがオープニングから2レッグ連取したが、頑強なスミスは再び反撃し最後を106チェックアウトで3レッグを連取して勝利を奪ってしまった。

2度のワールドチャンピオン、ギャリー・アンダーソンは準々決勝でデーブ・チズナルと対戦することとなった。このセントヘレンズのプレーヤーは2試合連続となる4-0勝利でジェイミー・ルイスを倒し3年間で2度目となる準々決勝進出を決めた。

去年ベスト4入りしたルイスはオープニングセットで2レッグリードとしたが、チズナルが反撃でこのセットを奪いさらに第2セットも3-1で奪ってしまった。

第3セットは最終レッグまで進みルイスが差を縮めるための3本のダブルをミス、チズナルが9本目でようやくダブルをさぐり当て、最後のセットも奪って勝利を決めた。彼はこのトーナメントで11セット連勝だ。

ライアン・ジョイスとナーザン・アスピナルがアレキサンドラパレスのデビューでベスト8進出を決め、おとぎ話のような進撃を続けた。

ジョイスはこの1月にツアーカードを獲得したばかりだが、ジェームス・ウェードに4-3で勝利、3試合続けてシードプレーヤーを倒したことになる。彼はここまでアナスタシア・ドブロミスロバ、サイモン・ウィットロック、アラン・ノリスを下してきた。

ジョイスは138チェックアウトでオープニングセットを取るとウェードが続く2セットを奪い1-2となった。

第4セット、第5セットは先攻がキープしウェードの3-2リードで迎えた第6セットでウェードが5本のマッチとなるダブルを5本ミスするとジョイスが奪い、試合は最終セットへもつれ込んだ。

オープニングレッグこそウェードが取ったが、ジョイスが110チェックアウト、ブレークと2レッグを奪い勝利まであと1レッグと迫った。このジョーディはようやく5本目で勝利のダブルを決めマイケル・バン・ガーウェンとの準々決勝へ駒を進めた。

この日のオープニング試合では同じくこの1月にQスクールでツアーカードを取得したアスピナルが0-2ダウンからジェットコースターのようなアップダウンの試合の後デボン・ピーターセンを4-3で下した。

アフリカ予選通過者のピーターセンは2セットリードとなだれ込んだが、3-0となるダブルを3本ミス、アスピナルがひっくり返し逆に3-2リードとした。

ピーターセンも反撃し試合は最終セットへもつれ込みさらにレッグカウント2-2のタイブレークとなった。ここでアスピナルはキープの後13ダーツでブレークしベスト8入りを決めた。

ブレンダン・ドランがベニト・バン・デ・パスに危なげなく4-1で勝利し初めてのベスト8入りを果たした。

kの北アイルランドのプレーヤーはオープニングから11レッグのうち9レッグを取りたちまち3セットリードとすると、バン・デ・パスがようやく1セットを奪い返した。

しかし、この日はドランの日で、この元ワールドグランプリ準優勝者が第5セットを3-2で削り取り勝利を響かせた。

土曜は4つの準々決勝が2セッションに分かれて行われ、アスピナル対ドラン戦、チズナル対アンダーソン戦が午後セッションに、ハンフリーズ対スミス戦、バン・ガーウェン対ジョイス戦が夕刻セッションに開催される。

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