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<メジャー>ワールドチャンピオンシップ第14日(準々決勝)

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2018.12.30 Sun.

いよいよクライマックス!本気モードへ突入

https://www.pdc.tv/news/2018/…

William Hillワールドチャンピオンシップ
ロンドン、アレキサンドラパレス
(カッコ内はPDC賞金ランキング)

12月29日(土)午後セッション、ロンドン時間12:30
(日本時間29日21:30)
<準々決勝結果>(ベスト8)
ナーザン・アスピナル(73)<99.72> 5-1 ブレンダン・ドラン(45)<93.87>
ギャリー・アンダーソン(4)<103.03> 5-2 デーブ・チズナル(12)<96.54>

12月29日(土)夕刻セッション、ロンドン時間19:00
(日本時間30日04:00)
<準々決勝結果>(ベスト8)
マイケル・スミス(10)<103.0> 5-1 ルーク・ハンフリーズ(90)<94.18>
マイケル・バン・ガーウェン(1)<101.12> 5-1 ライアン・ジョイス(74)<88.35>

12月30日(日)夕刻セッション、ロンドン時間19:00
(日本時間31日04:00)
<準決勝組合せ>
マイケル・スミス(10) vs ナーザン・アスピナル(73)
(2017年〇:2018年:ー)
マイケル・バン・ガーウェン(1) vs ギャリー・アンダーソン(4)
(2017年:〇〇△〇●〇〇〇●〇2018年:〇〇〇●〇●〇

1月1日(火)夕刻セッション、ロンドン時間20:00
(日本時間2日05:00)
<決勝>
バン・ガーウェン/アンダーソン vs スミス/アスピナル

(参考:ここまでのスタッツ)
<マイケル・バン・ガーウェン>
二回戦/三回戦/四回戦/準々決勝
102.59/101.51/108.08/101.12
55.0%/35.29%/43.75%/50.0%

<ギャリー・アンダーソン>
二回戦/三回戦/四回戦/準々決勝
94.92/97.33/98.75/103.03
37.04%/38.78%/42.86%/55.88%

<マイケル・スミス>
二回戦/三回戦/四回戦/準々決勝
94.07/100.47/99.72/103.0
50.0%/47.06%/48.28%/32.61%

<ナーザン・アスピナル>
一回戦/二回戦/三回戦/四回戦/準々決勝
88.42/92.28/96.17/95.76/99.72
33.33%/39.39%/36.11%/38.46%/40.54%

フォーマット:
準々決勝=ベストオブ9セット(5セット先取)
準決勝=ベストオブ11セット(6セット先取)
決勝=ベストオブ13セット(7セット先取)
※二回戦以降はタイブレーク適用、最終レッグは2レッグ差とする。
  最終レッグの第11レッグはサドンデス。

賞金:
優勝=500,000ポンド(7,250万円)
準優勝=200,000ポンド(2,900万円)
ベスト4=100,000ポンド(1,450万円)
ベスト8=50,000ポンド(725万円)

ロンドン、アレキサンドラパレスの2018/19William Hillワールドチャンピオンシップ準々決勝が行われ4プレーヤーが勝ち残った。この結果、マイケル・バン・ガーウェンとギャリー・アンダーソン、マイケル・スミスとナーザン・アスピナルが準決勝で対決する。

この250万ポンドイベントの第14日は4つの準々決勝が2セッションに分け行われ、2度のワールドチャンピオン、バン・ガーウェンとアンダーソンが日曜の準決勝で対決する。

アンダーソンはアベレージ103.03でデーブ・チズナルに5-2で勝利、5年間で4度目となる準決勝進出だ。

このスコットランド人はオープニングセットをわずか39ダーツで3-0で取るという強烈なスタートを見せ、第2セットも3-1で取ってリードを2倍にした。

第3セットはチズナルが121チェックアウト、112チェックアウトでプレッシャーを掛けるがアンダーソンが最終レッグを奪いセットカウント3-0リードとした。

第4セットはチズナルが回復力を見せ0-2ダウンから奪い返したが、第5セットはアンダーソンが115チェックアウト、130チェックアウトと連続し4-1と3セットをリードした。

第6セットの最終レッグはチズナルに傾いたが、このセントヘレンズのプレーヤーの反撃の望みもここまで、アンダーソンが171得点から残り48をあがりベスト4進出を決めた。

「デーブはいつも厳しい試合を仕掛けてくるので勝てて嬉しい。いくつかの180得点が助けてくれた。」とアンダーソン。

「まだ背中がちょっと痛いけどそれでも順当に短い時間で仕事ができたのがいい。明日が楽しみだ。」

バン・ガーウェンはジョイスに5-1で勝利し容易にベスト4入りを決めた。この試合で彼はアレキサンドラパレスのステージで17試合連続の100越えアベレージを達成している。

オープニングからの2セットはたった1レッグしか落とさずバン・ガーウェンが取った。第3セットは最終セットをジョイスが残り66をインブルフィニッシュで奪いこのオランダ人に1セット差に迫った。

しかしその反撃も短く、バン・ガーウェンが第4セットの最終セットを取り再びリードを伸ばし2セット差とした。

このオランダ人は第5、第6セットを3-1で取って勝利、アレキサンドラパレスでの3度目の優勝を目指し進軍を続けた。ベスト4で彼は2016/17決勝の再現となるアンダーソンと対戦する。

「今夜は全体にはいいプレーができたけど、ちょっとひどい連続もあった。自分自身にプレッシャーを掛け過ぎた。」とバン・ガーウェン。

「僕がどこまで出来るかみんなに見せたかったので真剣になりすぎた。でも5-1勝利には文句言えない。」

「明日の夜は僕は特別なことをしたいと思っている。ぐずぐずしていられないし鋭くなるよう確認しておく。」

この試合の勝者は決勝でスミスかアスピナルのいずれか勝者と対決する。この北西部出身の二人はそれぞれルーク・ハンフリーズとブレンダン・ドランを下し初めてのベスト4進出を果たした。

プレミアリーグ準優勝のスミスはほぼ試合を支配し、全く問題なくハンリーズに5-1で勝利、アベレージは103に達した。

スミスはオープニングセットを117チェックアウトで取り、第2セットも1レッグも落とさず勝利、リードを2倍とした。

ハンフリーズは金曜にワールドチャンピオンのロブ・クロスの君臨を阻止していたが、第3セットで170チェックアウトと火を噴きその差を半分とした。しかしスミスが第4セットも3-1で取り差を2セットと拡げた。

第5セットではスミスが最終レッグを奪い第6セットはスミスが2つの11ダーツから奪い初のワールドチャンピオンシップタイトルに一歩近づいた。

「僕の夢はまた実現に大きく一歩近づいた。得点力には満足だがダブルヒッティングは嬉しくない。」とスミス。

「2,3年前だったらこの試合はだぶん違う方向へ流れていただろう。でも今の僕は全く違うプレーヤーで必要な時に踏ん張ることが出来る。」

「僕は息子に僕がこのトロフィを手にした時だけステージに上がって来いと言ってある。僕は僕自身もそれまで絶対トロフィに触らないし、優勝するまでそうしたくもない。」

アスピナルはドランを素晴らしい5-1で平らげ夢のデビュー戦を続けた。

オープニングセットは1レッグも落とさず、第2セットも最終レッグを奪ってアスピナルが2セットリードとした。

その後もこの元ワールドユースチャンピオンシップ準優勝者はどんどん良くなり、第3セットでは素晴らしい132チェックアウトも見せ、第4セットは122チェックアウトと一気に4-0リードとした。

第5セットは元ワールドグランプリ準優勝のドランも3レッグ連取でようやく1セットをマークしたが、27歳のアスピナルはこの北アイルランド人の顔面にドアをピシャリと閉め、最後は96フィニッシュで勝利した。

「現実じゃないと思った。僕と家族の人生を変える勝利だった。」とアスピナル。

「本当にリラックス出来てたし今日はとても楽しめた。僕の人生で最大の試合だったにも関わらず、これまでの中で一番静かで自信に満ち溢れた感じがした。」

「夢はまだ終わっていない。まだいろんなことが出来るし準決勝が待ち遠しい。このどんな瞬間も楽しく嬉しくて仕方ない。」

日曜はスミス対アスピナル戦で始まり、バン・ガーウェン対アンダーソン戦が続く。

このトーナメントはスカイスポーツダーツチャンネルで独占ライブ放送され全世界へはPDCの国際放映網を通じ放映される。

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