2019年PDC年間表彰晩さん会
https://www.pdc.tv/news/2019/…
マイケル・バン・ガーウェンが月曜夜、2019年PDC年間表彰晩さん会でプレーヤーオブザイヤーの称号を受けた。この現ワールドチャンピオンはロンドン、ドーチェスターホテルで2つの栄冠に輝いた。
世界No.1のバン・ガーウェンは2018年を通じ再び信じられない程輝かしい年とし、新年の自身3度目となるワールドチャンピオンの前に19タイトルで優勝した。
この29歳は3年連続でプレミアリーグタイトルを獲得、加えてマスターズ、ワールドグランプリ、さらにレイモンド・バン・バーナベルトと共にワールドカップオブダーツを優勝した。
このオランダ人の実績は栄えあるPDCプレーヤーオブザイヤーを4年連続獲得することとなり、加えてテレビ放映タイトル以外でもコンスタントな活躍を見せてプロツアープレーヤーオブザイヤーにも輝いた。
「このような賞を頂いたことは、僕の3度目のワールドチャンピオンシップ優勝と同じくらい素晴らしい満足感がある。」とバン・ガーウェン。
「他のプレーヤーも毎週のようにどんどん良くなっており、僕も常にベストなダーツをしなければいけない。僕はダーツが大好きだし今年ももっと強くなって戻って来る。」
「ダーツはどんどん人気化しており、世界中のより多くの人々が見るようになった。だからワールドチャンピオンになることやこの賞を頂くことがどれほど素晴らしいことか。」
煌めく表彰式ではワールドマッチプレーとUKオープンチャンピオンのギャリー・アンダーソンがPDCの公式ウェブサイトでのファン投票によるプレーヤーオブザイヤーに選ばれた。
プレーヤー選出のプレーヤーズプレーヤーオブザイヤーにはワールドチャンピオンシップとプレミアリーグの両方の決勝へ進出したマイケル・スミスがPDPA会員の投票により選ばれた。
ルーク・ハンフリーズがベストニューカマーに選ばれた。彼はワールドチャンピオンシップで衝撃的な活躍を見せ準々決勝へ進出した上、ロブ・クロスの君臨を自ら終わらせ、プロツアーデビュー年を記念すべきものとした。
「これはとても大きな賞だ。いかに去年から遠くまでやってきたかを示している。」とハンフリーズ。
「現ワールドチャンピオンをアレキサンドラパレスで倒すなんてまった非現実的だった。今の僕の目標はもっと上達してもっと名をあげることだ。」
ダリル・ガーニーがプレーヤーズチャンピオンシップ、ファイナルズの決勝でバン・ガーウェンに反撃での勝利をおさめ、この北アイルランド人がベストテレビ放映パーフォーマンスアワードに輝いた。
「約1年前、僕は本当にこのトップレベルで続けられるかとても心配になった時があった。でもこのプレーヤーズチャンピオンシップ、ファイナルズの優勝でまだ十分できると確信できた。」とガーニー。
「あのパーフォーマンスが僕のキャリア―に大きな力となり、これからもっとタイトルを重ねる期待がもてるようになったし僕の息子の自慢にもなる。」
22歳のジャーマンオープンチャンピオン、マックス・ホップは2018年にプレーヤーズチャンピオンシップも優勝しランキングも初めて32位以内となりPDCヤングプレーヤーオブザイヤーに選ばれた。
この夜、PDCダイレクターで2度のワールドマッチプレーチャンピオンのロッド・ハミルトンがこのダーツスポーツへの大きな貢献を認められPDC殿堂入りとなった。
ハリントンはテレビコメンテーターという仕事のほかヨーロピアンツアー、チャレンジツアー、デベロプメントツアーの構成などPDCのフォーメーション形成に多彩な知識で貢献し、プレーヤー育成の根幹部分を形成した。
「PDCを現在のように発展させてくれた全ての人々に感謝申し上げたい。このPDCツアーの形成に重要な役割を担うことが出来たのは本当に特別な喜びだった。」とハリントン。
「僕がダーツのプレーを辞めた後、僕にとって最高だったことはPDCの運営の一助となることだった。」
「僕等がやってきた最も重要なことで未だ継続していることは若手に投資することだ。彼等はこの偉大なスポーツの将来そのものだ。」
「ずっと信じられないような旅がつづいてきた。僕のキャリアの中でもアップダウンがあったけど、PDCがどのようになってきたかというと、全てが有効で価値の高いものとなったと言える。」
「今このPDCの将来に興奮すら覚える。ここから世界中で拡大し、どんどんプレーヤーも増えるだろう。」
2018年のPDCトーナメントで9ダーツを達成したプレーヤーはPDC9ダーツクラブで認証された。アンダーソンとベルギーの衝撃、バン・デン・バーグのテレビ放映での9ダーツはゴールドピンバッジで表彰された。
シルバーピンバッジはテレビ放映以外のPDCサーキットで達成された25個の9ダーツに贈られた。
2019年PDC年間表彰
PDC9ダーツクラブ
ゴールドピン:ギャリー・アンダーソン、ディミトリ・バン・デン・バーグ
シルバーピン:ロビー・グリーン、イアン・ホワイト、マイケル・バン・ガーウェン(3回)、ピーター・ジャッケス、ジョン・ゴールディ、キャメロン・メンジーズ、ジェイミー・ルイス、ノエル・マリクデム、スティーブ・ハイン、ステファン・バンティング、ナーザン・アスピナル、ドーソン・マーシェル、デニス・ニルソン、リー・タール、サイモン・プレストン、エイドリアン・ルイス、ビンセント・バン・デ・ブート、ジェームス・ウェード、クリストフ・ラタイスキー、ジョン・ロドリゲス、ジョージ・キリントン、ピーター・ハドソン、アンドリュー・ギルディング、ジミー・ヘンドリクス、エディ・ラブリー。
プロツアープレーヤーオブザイヤー:マイケル・バン・ガーウェン
候補:ピーター・ライト、ロブ・クロス、イアン・ホワイト
ベストニューカマー:ルーク・ハンフリーズ
候補:ダニー・ノッパート、ライアン・ジョイス、ガブリエル・クレメンズ
テレビパーフォーマンスオブザイヤー:ダリル・ガーニー
候補:MVG(プレミアリーグ決勝)、ギャリー・アンダーソン(ワールドマッチプレー準々決勝)、マイケル・スミス(ワールドチャンピオンシップ準決勝)、ルーク・ハンフリーズ(ワールドチャンピオンシップ四回戦)
ファンズプレーヤーオブザイヤー:ギャリー・アンダーソン
候補:MVG
PDPAプレーヤーズプレーヤーオブザイヤー:マイケル・スミス
候補:MVG
ヤングプレーヤーオブザイヤー:マックス・ホップ
候補:ディミトリ・バン・デン・バーグ、ジェフリー・デ・ズワーン、ルーク・ハンフリーズ
PDC殿堂入り:ロッド・ハリントン
プレーヤーオブザイヤー:MVG
候補:ギャリー・アンダーソン、マイケル・スミス、ジェームス・ウェード