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<メジャー>プレミアリーグ第4夜

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2019.03.01 Fri.

ウェードがMVGに金星、若武者ハンフリーズ、絶好調男に引き分け

https://www.pdc.tv/news/2019/…

2019Unibetプレミアリーグ第4夜 
2月28日(木)
エクセター、ウェストポイント
<対戦結果>
ルーク・ハンフリーズ<101.3> 6-6 ガーウィン・プライス<99.48>
ロブ・クロス<102.16> 7-1 ダリル・ガーニー<90.35>
メンサー・スルホビック<98.27> 7-4 ピーター・ライト<97.23>
ジェームス・ウェード<95.65> 7-3 マイケル・バン・ガーウェン<94.33>
マイケル・スミス<98.79> 7-4 レイモンド・バン・バーナベルト<94.38>

リーグテーブル
(2月28日第4夜終了時点) / ポイント / レッグ差
1.マイケル・バン・ガーウェン / 6 / 7
2.ジェームス・ウェード / 5 / 4
2.ロブ・クロス / 5 / 4
4.ガーウィン・プライス / 5 / 3
5.メンサー・スルホビック / 4 / -1
5.ピーター・ライト / 4 / -1
7.ダリル・ガーニー / 4 / ー3
8.マイケル・スミス / 3 / -1
9.レイモンド・バン・バーナベルト / 2 / -6

2019Unibetプレミアリーグ第5夜
3月7日(木)
アバディーン、BHGEアリーナ
<対戦組合せ>
マイケル・スミス vs ロブ・クロス
(●〇●●●/●●●●●〇〇)
ダリル・ガーニー vs ジェームス・ウェード
(〇●〇/●〇)
メンサー・スルホビック vs ガーウィン・プライス
(●●●●〇/〇●●)
レイモンド・バン・バーナベルト vs ピーター・ライト
(△●●●/〇〇〇●●●)
マイケル・バン・ガーウェン vs ジョン・ヘンダーソン
(〇●/ー)

ジェームス・ウェードがエクセターのウェストポイントアリーナでマイケル・バン・ガーウェンに7-3で勝利、バン・ガーウェンの2019Unibetプレミアリーグシーズンの連勝スタートを食い止めた。

リーグ第4夜の戦いでは4度チャンピオンのバン・ガーウェンは昨年11月以来となるテレビ放映での敗退を喫し、ウェードは2016年プレミアリーグでの世界No.1への勝利を再現した。

バン・ガーウェンはオープニングから6レッグで8本のダブルをミス、ウェードがこれを殆ど奪い試合は3-3で留まった。

後半はウェードのスタイルで進み終盤4レッグでバン・ガーウェンにダブルを1本も打たせず記念すべき勝利を持ち去った。

ウェードは大事な場面となった残り65を最後の1本で19ダブルを仕留めブレーク、初めてリードしてから続いてキープし試合の主導権を握った。

ウェードは素晴らしい121チェックアウトをインブルであがりまずは1ポイントを確定、続くレッグで3本目を18ダブルに入れ記念すべき勝利を記録してリーグテーブル2位へ上昇した。

「パーフォーマンスでは今シーズン最悪のものだったけどチャンスは全部ものにできたしマイケルよりダブルが入った。」とウェード。

「彼は本来のプレーではなかったし僕にチャンスを一杯くれた。僕はやりたいプレーが出来ておらずいらいらしてたけど、前進したし楽しむことが出来た。」

「多くのプレーヤーはマイケルと対戦すると折れてはいけないところで折れてしまう。僕は今夜は折れなかった。だから勝利という結果は嬉しいしリーグテーブル2位は本当にうれしい。」

ワールドチャンピオンシップベスト8入りのルーク・ハンフリーズはこのプレミアリーグデビュー戦でガーウィン・プライスと6-6の引き分けを演じた。この試合でプライスは9ダーツトライしたが惜しくも12ダブルを外し、更にこの試合含め3試合連続の引き分けとなった。

この夜最初の試合は先週末に2連勝を見せたプライスがその絶好調をひっさげ、電気仕掛けのようにスタート、このウェールズ人は147チェックアウトなどで3-1リードとした。

売り出し中のスター、ハンフリーズはすぐに反撃し161チェックアウトで差を半分とすると、ここでプライスが今シーズンのプレミアリーグ初となるはずの9ダーツを残念ながら失敗。

自信を深めたハンフリーズは残り81でこの試合2つ目のインブルフィニッシュを決め、さらに残り94をコンビネーションで取って初めて5-4とリードした。

2レッグでキープが続き、ハンフリーズが勝利が決まる148チェックアウトに14ダブルをミスすると、プライスがプレッシャーの中残り76をフィニッシュ、激戦から1ポイントを拾って今シーズン負けなしを続けた。

「ずっと待ち遠しかった、こんなビッグステージでプレーするのが嬉しくて仕方ない。」とハンフリーズ。このイベントでギャリー・アンダーソンに代わる9人のプレーヤーの一人だ。

「序盤の3レッグを過ぎて僕は自分のパーフォーマンスに満足していた。二人とも絶好調で僕は試合を本当に楽しめた。ガーウィンは今世界で2番目の絶好調男なので僕の能力の証明にもなるしこの組合せも嬉しかった。」

「ずっともの凄い練習を続けており安定性が出て来たけど、とにかくここへ出場している全ての瞬間が大好きだ。もっとフロアで活躍できるようにしてこんな機会を増やしていきたい。これが僕の急発進シーズンのスタートだ。」

2018年プレミアリーグ準優勝のマイケル・スミスがレイモンド・バン・バーナベルトと対戦し今シーズン初めての勝利をあげた。これでリーグテーブル最下位からも脱出、相手のオランダ人を最下位へ追いやった。

バン・バーナベルトは3-1とリードしたがスミスが3レッグ連取で巻き返すとバン・バーナベルトもスミスの反撃を食い止め4-4とした。

負傷のスミスは痛みを押して元プレミアリーグチャンピオンを上回る素晴らしさを見せ90チェックアウトで6-4とし負けなしへ、さらに好きな20ダブルをあがってようやく今シーズン初勝利とした。

メンサー・スルホビックも今シーズン初勝利、ピーター・ライトの反撃をかわし7-4での白星だ。

世界No.3のライトがオープニングレッグを取るとスルホビックは121チェックアウトまでで6レッグ連取、最低限引き分けまでこぎつけた。

ライトは腐りかけを食い止め6-2としさらに81フィニッシュ、85フィニッシュを追加して6-4と迫った。

しかし続くレッグでオーストリア人が3本目のマッチとなるダブルトライを決め、ライトの今シーズン不敗スタートを終焉させた。

元ワールドチャンピオンのロブ・クロスは先週第3夜、ダブリンでマイケル・バン・ガーウェンに2-7と失望の敗退を喫していたが、今週はダリル・ガーニーに7-1で喜びの勝利となった。

序盤6レッグはクロスが容赦なく素晴らしいダーツでガーニーにダブルトライさせず、彼自身ここまでのリーグシーズンで最高の153チェックアウトなどで一気に6-0リードとした。

ガーニーはようやくホワイトウォッシュを免れるように残り80を2本で決めたが、最期はクロスが6ダブルを正確にショット、勝利を決めた。

「今年はずっと気楽に出来ている。それがパーフォーマンスに出ている。」とクロス。

「先週は気負い過ぎたけど後半はいいプレーに戻っていた。今はとても楽しく投げれている。ダリルは本調子じゃなかったが彼がいつやって来るか身構えていた。2ポイント取れて嬉しい。」

「153チェックアウトは殺人兵器であれで試合の流れが完全に変わった。僕はいつもしっかりコントロールしてるけど今夜は特に良かった。もっと強くなると思えるし将来に向けギヤを入れ直す。」

Unibetプレミアリーグは3月7日(木)に第5夜をアバディーンのBHGEアリーナで開催、バン・ガーウェンは地元観客の大好きなジョン・ヘンダーソンと対戦する。彼はギャリー・アンダーソンの代替要員として選ばれた。

第16夜の結果上位4プレーヤーが5月23日、ロンドンO2でのプレーオフへ進む。またロッテルダムでの審判の夜の結果第9位のプレーヤーが脱落の憂き目にあう。

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