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<EUツアー#3/13>ジャーマンダーツグランプリ最終日(三回戦~)

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2019.04.23 Tue.

全ての優勝を飲み込むブラックホール化したMVG

https://www.pdc.tv/news/2019/…

ジャーマンダーツグランプリ
ミュンヘン、ゼニス クルトゥールハレ
4月22日(月)午後セッション
<三回戦結果>
マイケル・バン・ガーウェン(1)<106.13> 6-1 スティーブン・バンティング(18)<88.76>
テッド・エベッツ(95)<95.83> 6-4 リッキー・エバンス(45)<99.44>
ロブ・クロス(2)<110.98> 6-5 ダリル・ガーニー(5)<101.91>
メンサー・スルホビック(8)<94.29> 6-5 デーブ・チズナル(11)<100.14>
カレル・セドラセク(-)<96.55> 6-5 ダレン・ウェブスター(14)<90.02>
マックス・ホップ(28)<96.46> 6-3 キム・ハイブレクト(27)<92.6>
ジョー・カレン(17)<84.15> 6-4 リッチー・エドハウス(103)<79.83>
サイモン・ウィットロック(10)<93.33> 6-4 ロス・スミス(62)<85.97>

4月22日(月)夕刻セッション
<準々決勝結果>
マイケル・バン・ガーウェン(1)<91.92> 6-5 テッド・エベッツ(95)<96.62>
ロブ・クロス(2)<105.28> 6-5 メンサー・スルホビック(8)<96.6>
マックス・ホップ(28)<91.34> 6-5 カレル・セドラセク(-)<89.7>
サイモン・ウィットロック(10)<92.36> 6-1 ジョー・カレン(17)<87.16>

<準決勝結果>
マイケル・バン・ガーウェン(1)<93.81> 7-1 ロブ・クロス(2)<89.23>
サイモン・ウィットロック(10)<90.5> 7-6 マックス・ホップ(28)<92.51>

<決勝結果>
マイケル・バン・ガーウェン(1)<106.45> 8-3 サイモン・ウィットロック(10)<94.38>

フォーマット:
一回戦/二回戦/三回戦/準々決勝=ベストオブ11レッグズ
準決勝=ベストオブ13レッグズ
決勝=ベストオブ15レッグズ

賞金:
優勝=25,000ポンド
準優勝=10,000ポンド
ベスト4=6,500ポンド
ベスト8=5,000ポンド
ベスト16=3,000ポンド
ベスト32=2,000ポンド
ベスト48=1,000ポンド

マイケル・バン・ガーウェンがミュンヘンでのジャーマンダーツグランプリ決勝でサイモン・ウィットロックを8-3で下し、信じられない自身30個目のヨーロピアンツアータイトルを獲得した。

このワールドチャンピオンはこの木曜に30歳になったところだが決勝でも狂暴で、アベレージは106.45に達し一気に5-0リードとチャージした。

序盤の2つのブレークでトーンが決まり、見せ場の2本の20ダブルで決めた137チェックアウトは圧巻でこのオランダ人は主導権を固めた。

ウィットロックはこの決勝まで14回の対戦で勝利がなく、現チャンピオンが2本で100チェックアウトを見せ5レッグをリードした時もしおれたまま覇気を失っていた。

たまたまこのオーストラリア人にも道が開け2レッグを連取、試合が生き返ったかに見えた。

両者はブレークを交わしたが、バン・ガーウェンのダブルが素晴らしいままで12本のトライで8本が決まった。彼は残る2レッグをさっさと取り25,000ポンドの優勝賞金を手にした。

「ミュンヘンでこのタイトルを獲得でき本当に嬉しい。これでヨーロピアンツアータイトルも30個目だ。」とこのオランダ人。

「僕にとっても偉大な成果だ。今夜のスタート時は調子が出なかったけど、欲しいショットが欲しい時に出たしずっと自信を持ち続けることが出来た。」

「サイモンも偉大なプレーヤーだし倒すことが出来て嬉しい。僕のファンの為にさらにタイトルを見せることができた。」

バン・ガーウェンの30個目のヨーロピアンツアータイトルは第二位のピーター・ライトの6個に対し24個も多い。

しかしながら、このミュンヘンの最終日は必ずしも彼の独占的な一日ではなく、準々決勝ではテッド・エベッツと最終レッグまで押し込まれた。

アベレージも91で、彼の緩いダーツにエベッツが5-2ダウンから144チェックアウト、128チェックアウトなどで反撃し最終レッグへもつれ込んだ。

準決勝では好調のロブ・クロスという厳しい対戦に思われたが、彼はこの元ワールドチャンピオンに容赦なく襲い掛かり、今週のプレミアリーグで8-2で勝利したようにこの日も7-1で勝利し決勝へ駒を進めた。

ウィットロックは三回戦で好調なロス・スミスに6-4勝利からこの日を開始した。

彼は準々決勝でジョー・カレンを6-1で吹き飛ばした。相手の29歳はようやく1レッグをものにしホワイトウォッシュを免れただけだった。

準決勝では地元愛の強い観客からの刺す視線を感じながら、マックス・ホップを最終レッグで退けた。

このドイツ人は2度目のヨーロピアンツアータイトルを目指し6-4リードでほぼ決勝進出かと思われた。しかしダブルミスがたたり、ウィットロックが3レッグ連取して勝利をもぎ取ってしまった。

その他、チェコ共和国のカレル・セドラセクは2度目となるよーろぴたんツアーイベント出場で躍進を見せた。彼は三回戦でダレン・ウェブスターを倒しベスト8でマックス・ホップに敗退した。

ヨーロピアンツアーは来週4月26日~28日にザールブリュッケンで開催、マックス・ホップが2019ジャーマンダーツオープンのタイトル防衛を目指す。

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