＜ＥＵツアー＃４/１３＞ジャーマンダーツオープン第２日（二回戦）
MVG、珍しいアベレージ８０台、バンデンバーグは超不安定
https://www.pdc.tv/news/2019/…
ジャーマンダーツオープン
ザールブリュッケン、ザールラントハレ
４月２７日（土）午後セッション、日本時間２０：００
＜二回戦結果＞
ダレン・ウェブスター（１４）＜９３．６５＞ ６－３ ビンセント・バン・デ・メーア（１２６）＜８７．６６＞
ジェイミー・ヒューズ（８６）＜９９．１７＞ ６－４ サイモン・ウィットロック（１０）＜９５．５４＞
ジョー・カレン（１７）＜８６．６５＞ ６－１ ジェリー・ヘンドリクス（－）＜８１．０＞
ダリル・ガーニー（４）＜９１．６３＞ ６－２ デービッド・パレット（１２６）＜８３．３＞
エイドリアン・ルイス（１６）＜９４．６５＞ ６－３ ジェームス・リチャードソン（５７）＜９６．２５＞
ガーウィン・プライス（７）＜９９．７＞ ６－５ スティーブ・ビートン（２１）＜８９．５３＞
イアン・ホワイト（１２）＜１０１．６７＞ ６－３ ジェフリー・デ・ズワーン（４０）＜９５．６＞
ジェームス・ウェード（９）＜９６．４７＞ ６－５ ルーク・ハンフリーズ（５５）＜９６．５５＞
４月２７日（土）夕刻セッション、 日本時間０２：１５
＜二回戦結果＞
デーブ・チズナル（１１）＜９０．９７＞ ６－３ テッド・エベッツ（８２）＜８９．８３＞
ナーザン・アスピナル（１５）＜１００．０２＞ ６－３ ジョニー・クレイトン（１３）＜９２．７９＞
ロブ・クロス（２）＜１０２．４４＞ ６－４ クリス・ドービー（３６）＜９３．８＞
ピーター・ライト（５）＜１０１．７９＞ ６－２ スティーブ・レノン（３３）＜９０．２１＞
ジョン・ヘンダーソン（１９）＜９７．０３＞ ６－３ マックス・ホップ（２８）＜９６．０２＞
メンサー・スルホビック（８）＜９３．１８＞ ６－５ ミッキー・マンセル（６０）＜９３．３８＞
マイケル・バン・ガーウェン（１）＜８９．２６＞ ６－１ ディミトリ・バン・デン・バーグ（２９）＜７８．９４＞
レイモンド・バン・バーナベルト（３１）＜９４．０４＞ ６－５ ジャーメイン・ワッティメナ（２３）＜９３．７５＞
４月２８日（日）午後セッション
＜三回戦組合せ＞
ガーウィン・プライス（７） ｖｓ ジェイミー・ヒューズ（８６）
ロブ・クロス（２） ｖｓ ジョー・カレン（１７）
エイドリアン・ルイス（１６） ｖｓ ジョン・ヘンダーソン（１９）
イアン・ホワイト（１２） ｖｓ ダレン・ウェブスター（１４）
ピーター・ライト（５） ｖｓ デーブ・チズナル（１１）
メンサー・スルホビック（８） ｖｓ ダリル・ガーニー（４）
ジェームス・ウェード（９） ｖｓ ナーザン・アスピナル（１５）
マイケル・バン・ガーウェン（１） ｖｓ レイモンド・バン・バーナベルト（３１）
４月２８日（日）夕刻セッション
＜準々決勝組合せ＞
プライス/ヒューズ ｖｓ クロス/カレン
ルイス/ヘンダーソン ｖｓ ホワイト/ウェブスター
ライト/チズナル ｖｓ スルホビック/ガーニー
ウェード/アスピナル ｖｓ バン・ガーウェン/バン・バーナベルト
＜準決勝＞
＜決勝＞
フォーマット：
一回戦/二回戦/三回戦/準々決勝＝ベストオブ１１レッグズ
準決勝＝ベストオブ１３レッグズ
決勝＝ベストオブ１５レッグズ
賞金：
優勝＝２５，０００ポンド
準優勝＝１０，０００ポンド
ベスト４＝６，５００ポンド
ベスト８＝５，０００ポンド
ベスト１６＝３，０００ポンド
ベスト３２＝２，０００ポンド
ベスト４８＝１，０００ポンド
ジョン・ヘンダーソンが土曜、ザールラントハレで開催されたジャーマンダーツオープン二回戦で現チャンピオンのマックス・ホップを素晴らしい６－３で下しタイトル防衛の夢を終焉させた。マイケル・バン・ガーウェンも勝利し３１個目のヨーロピアンツアータイトル獲得を目指して発進した。
元ワールドユースチャンピオンのホップは１２か月前ザールブリュッケンで彼自身初となるシニアタイトルを獲得し第１０シードとなってスコットランドの予選通過者、ヘンダーソン戦を手始めにタイトル防衛を開始した。
この若手ドイツ人はオープニングレッグは取ったもののヘンダーソンが１１ダーツ、１４０チェックアウトなど４レッグを連取し主導権を奪った。
ホップも１１４チェックアウト、１３ダーツで返し５－３と劣勢をやや挽回したが第９レッグでチェックアウトを待つとヘンダーソンが力を見せコンビネーションで１６０をチェックアウト、三回戦進出を決めてしまった。
「高得点も出来たし欲しい時にフィニッシュ出来た。」とヘンダーソン。「もっといいダーツが出来る感じだった。でもマックスのような偉大なプレーヤーに対し勝利ラインを越えられて凄く嬉しい。」
「彼は本当に可愛い若者で偉大なダーツプレーヤーだ。彼には広大な将来が待っている。素晴らしい試合だったし通過できてとても嬉しい。」
ヘンダーソンは三回戦でエイドリアン・ルイスと対戦する。ルイスは１４６チェックアウト、９６フィニッシュ、８４フィニッシュ、７８フィニッシュなど９本のダブルトライで６本を決めるなど素晴らしいフィニッシュを見せジェームス・リチャードソンに６－３で勝利した。
ワールドチャンピオンのマイケル・バン・ガーウェンはワールドユースチャンピオンのディミトリ・バン・デン・バーグと対戦、両者ともパッとしない試合でこのオランダ人は２２本のダブルをミス、しかし６－１で勝利した。
バン・ガーウェンは次のベスト１６でオランダ人同士の対決となるレイモンド・バン・バーナベルトと対戦する。バン・バーナベルトはジャーメイン・ワッティメナと激戦の末６－５で勝利していた。
バン・バーナベルトは序盤に４－１リードと攻勢を掛け、金曜の一回戦で地元期待のガブリエル・クレメンズを破った時のように好調を持続した。
ワッティメナも反撃し第１０レッグでバーニーが３本のダブルをミスするとこのレッグを奪い試合は振出に戻った。しかしこの５度のワールドチャンピオンは最終レッグを押し切り垂涎の三回戦へ駒を進めた。
「序盤の２，３レッグは心地よく投げられたがそこからジャーメインが分け入ってきた。」とバン・バーナベルト。「今のセットアップに信頼を置いている。僕の出来ることを信じており、ベスト１６入り出来たのは心から嬉しい。」
「ここのところ余りユーロツアーでプレーしていないけどとても楽しい。出来れば明日のマイケル戦もいい試合ができるといい。」
好調のジェームス・ウェードはルーク・ハンフリーズの６本のマッチとなるダーツを生き残り２－５ダウンから反撃で日曜最終日出場を決めた。
両者とも１１ダーツで序盤を過ごしたがニューベリーの若手は１４９チェックアウトで勝利まであと１レッグと迫った。しかしウェードは懸命にしがみ付き最終レッグをものにした。
ウェードは三回戦でナーザン・アスピナルと対戦する。このUKオープンチャンピオンは６－３で生涯初めてジョニー・クレイトンに勝利した。
世界No.２のロブ・クロスはアベレージ１０２越えでクリス・ドービーに素晴らしい６－４での勝利。ドービーも０－２ダウンから反撃し一旦レベルへ戻したものの２０１８年のワールドチャンピオンは強すぎるところを見せ１１ダーツで締めくくっていた。
「めちゃくちゃな試合だった。」とクロス、「アベレージが１０２にも達したのに全く実感がない。いい事だと思う。」
クロスの三回戦での相手はジョー・カレンだ。彼は１レッグを落としたのみでジェリー・ヘンドリクスに６－１で勝利。最終レッグは１２６をインブルフィニッシュしていた。
グランドスラムオブダーツチャンピオンのガーウィン・プライスは１－３、２－４ダウンから立ち直り最終レッグでスティーブ・ビートンを破った。ビートンは金曜一回戦で見せた９ダーツのようなお手柄を続けられなかった。
ビートンは序盤に２度の１０３チェックアウトから１６７チェックアウトを見せ全くダブルのミスなく５－４リードとしたが、プライスも１２ダーツで追いつき最後は１１９チェックアウトで三回戦進出を決めた。
プライスは次にジェイミー・ヒューズと対戦する。ヒューズはサイモン・ウィットロックと対戦、３－４ダウンから３レッグ連続でたぐり寄せる強い勝利だった。最終アベレージは９９越えだった。
元ジャーマンダーツオープン優勝のピーター・ライトはスティーブ・レノンへの勝率１００％を維持、ほぼ１０２のアベレージでこのアイルランドのエースを６－２で退けた。
ライトは三回戦でデーブ・チズナルと対戦する。このセントヘレンズのプレーヤーはテッド・エベッツに０－２ダウンから６－３で勝利した。
２０１８年ダッチダーツチャンピオンシップ優勝のイアン・ホワイトは２つ目のヨーロピアンツアータイトルを目指し発進、素晴らしいスタイルでジェフリー・デ・ズワーンを６－３で下した。
この若手オランダ人は１０８チェックアウトを見せたものの十分でなく、ホワイトは２レッグ連続の１２ダーツなどアベレージ１０１で勝利を決めた。
ホワイトは次にダレン・ウェブスターと対戦する。ウェブスターはビンセント・バン・デ・メーアに６－３で勝利、序盤から大した反撃もなく３レッグを連取し主導権を取っていた。
メンサー・スルホビックはミッキー・マンセルと激戦の末、最終レッグで強いところをみせた。このオーストリア人は三回戦でダリル・ガーニーと対戦する。
今年のジャーマンダーツチャンピオンシップ優勝のガーニーはオープニングから４レッグを連取、デービッド・パレットを６－２で下した。最終レッグは１２１チェックアウトをインブルで決めていた。
ジャーマンダーツオープンは日曜に完結、午後セッションに三回戦、夕刻セッションに準々決勝、準決勝、決勝が行われる。
試合の模様はvidoe.pdc.tvで全世界へライブ放映される。
